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[6870]   管理人      2019/09/20(金) 12:06
 新宿ピットイン初日1部 A
 


マリンバのカデンツァ。この曲でメロディー叩きながらテンポ踏んでるけど、こんな拍なの?うわ、カウントできないや〜!あ、ロックのリズムだけど、めっちゃ遅くない?これ成立するの?瞳ちゃんも笑ってる、今までと別の曲になってないか?でも今までの森山さんのロックリズムパターン聴いた中では一番ロックっぽいかも。昔ポンタさんに「ロック下手ですよ〜」って叫ばれてたもんね。ファイアーさんがどう出るのか見てたら、森山さんが急にフリーになる。佐藤君大笑い。ファイアーさんと森山さんのデュオ、佐藤君と川嶋さんがフロントに立ってるけど川嶋さん目が笑ってる。テンポを回復してからまたロックリズム入れるから佐藤君大笑い。川嶋さんソロでノブ君バッキングガンガン。瞳ちゃんも叩きまくる、川嶋さんサックス振り上げ吠える。リズムリフが入りみんなが集まってくる。あらあら、何という終わり方。川嶋さんも笑ってる。
「芸大受験の時はこんなにうるさくなかったでしょうね」「一人でしたから」森山さんの芸大受験の頃の話になる。「スタートが遅かったんですよ、元々高校1年生でブラスバンドでスネアを叩いていたら、先生が見ていても上手くなって行ったんでしょうね、芸大のピアノ科を出た女性の先生だったんですけど、芸大を受けてみない?って高校二年生になって先生のところへ連れて行ってくれたんですよ。今から間に合うかどうかってところだったんですけど、父親に相談したら『お前がやりたければやれば?でもお前が思っているようなドラマーにはなれんだろうがな』と言われたんですけど、半分遊びで東京へ行けるってしめしめと思って、結局間に合わずに一年は浪人したんですけど。次の年にまぐれ当たりで受かったんですけど。クラシックが好きならオーケストラも楽しかったんでしょうけど元々ドラムセットが叩きたかったのでオーケストラでも場違いのようで失敗の連続で。有名な話は何度かしましたけど(本番中に客席から駆け上がったとか、打ち合わせシンバルをバシーンとやったら革紐が切れて最上段からシンバルが転げ落ちた話とか)、小さなのはいろいろありましてね、本番中に寝ちゃったとか。どうしてシンバルが鳴らないんだろうとみんなが振り向いたら寝てたとか」笑い。「譜面台の上に週刊誌を置いて読んでるんだから。3年生の時に芸大やめたんです(やめてません)。早稲田とか国立に行ってドラム一曲叩かせてください、って頭を下げて叩かせてもらってたんです。4年生くらいになると同級生は3人んだったんですけど1人はN響、一人は都交響楽団ってエリートの道を行って。22歳の頃でしょうかね、泣いて暮らしていました。お酒も飲まないのに泣き上戸みたいになってね、涙が止まらないんです。山下洋輔に噛み付いたのが運の尽き、向こうも普通のジャズがやりたかったんじゃないからぴったり合って、本来のジャズはできないし、クラシックにも戻れないってところで。練習やっている時におじいちゃんのところでかかっていた演歌とか浪曲が頭の中に浮かぶんです。今叩いていてもジャズじゃなくて、無理やりジャズっぽく叩こうとすると誰それ風になってしまうと困りながら74才まできてしまいました。父親が80才になった頃に『お父ちゃんはどうも歯科医に向いてなかったみたいだ』って相談されたんですけど、私は娘に『どうもドラムにあってなかったんじゃないか』って相談しようかと思ってます。今でもドラムソロってなると、小さい頃好きでおじいちゃんに作ってもらった薪で作ったスティックで、スタープレーヤーになった気分で石の上でも廊下でも叩いていたあの時代を思い出します。その時代は古い昔の東海林太郎とかの演歌や浪曲のフレーズしかないし。どうしても最後までジャズをやらないで押し通そうと思います」


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