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[7012]   管理人      2022/07/13(水) 00:31
 早稲田大学大隈講堂「山下洋輔トリオ再乱入ライブ」
 


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管理人塩之谷の投稿です。2022.7.12のライブレポート。色々後で修正する点があるかもしれません。何か間違いにお気づきになった方はご指摘くださいませ。
早稲田大学大隈講堂での「山下洋輔トリオ再乱入ライブ」、本当にいっぱいの人だ。いつもの追っかけ3人組でそれぞれ3枚ずつ申し込んだけど一人しか当たらなかった。プレミアムグッズ付きの高額チケットも外れ、倍率は何倍だったんだろう。定員を調べたら1123人だって。かなり後ろの席だけど入れただけラッキーと思わなきゃ・・・。
一部には早稲田モダンジャズ研究会の若手のライブ演奏。なかなか聴かせるクインテットだった。司会の坂本美雨さん、村上春樹さん、小説家の小川哲さん、編集者の都築響一さん、サックス奏者の菊地成孔さんたちのトークがあり、客席にいらっしゃる田原総一朗さんのご紹介。
山下トリオは20:10 に下手から森山さんを先頭に登場。森山さんが背筋をまっすぐ伸ばして歩いて来られるのを見るだけで私たち追っかけ3人組はうれしい!本当に大変な時を知っているから・・・。セッティングは左側に山下さんのピアノ、中央に中村さん、右に森山さんのドラム。
曲はなんだろう、中村誠一さんからのソロ、山下さん前回のalaでの松下先生プロデュースライブの時よりお元気そうでホッとした。ケーコタン!のリフ合わせ、森山さんのソロがすごい。決めもバッチリ、中村さんが戻る。そしてドラムソロへ。腕の動きにほれぼれするわ。しなやかでスピーディー。大拍手が起きる。バックのライティングは風雲急を告げるような動きがある所に、バックに急に赤いスポットが不気味に動く。タカドンドンパーン!で一曲目が終わる。
山下さんがマイクを持って立つ、「初めの頃に戻って演奏することができました、皆さんのおかげです。森山威男。中村誠一です。この曲はダンシング古事記というライブの録音の中に入っている『テーマ』という曲です。次の曲は中村誠一の作った曲で『木喰』。この曲を作った時のこと覚えてる?」「覚えてますよ、山下さんの家のリビングで作った」「山尾三省さんに刺激されて木喰上人の踊りに彼が横笛でひょっと作ったんですよ。50年前の最初のLPに入っています。その次の曲は『ミナのセカンドテーマ』、ダンシング古事記の中に入っています。木喰に続けて演奏します」
ゆったりしたテンポのソプラノでのテーマ。滑らかな曲調だが、バックはずっと森山さんがドラムが叩きまくり。バックは暗く、下から上に向かって逆三角形(末広がり)にやや黄色めの白っぽいライティングが5本並んでいる。中村さんがソロを終えて舞台の下手へ。山下さんと森山さんのDuoになる。山下さんのソロ、いやよくまあ、というかやはり、というか淀みなく繰り出される。そこに森山さんが仕掛けていく、ぴったり息が合うね!中村さんがソプラノで戻ってきて吹きまくる。しかし、客席は真っ暗、メモを取っている手元は全く見えず。ものすごく字が書きにくい。どれくらいの行間が取れているのか?後で読み直して読めるシロモノなんだろうか?タカンドンパンパンパーン!でテーマに戻る。いやぁ、聴きごたえありますわぁ。
山下さんがマイクを持って「みんなそれぞれいつものスタイルで・・・」とか喋っていらっしゃるけれど、あまりの拍手のすごさの大音量で耳が割れそうなのとで全くお声が聞こえない・・・
「早稲田の4号館に村上春樹ライブラリーができた、同じところで50年前にやったライブの再現です。田原総一朗さんが客席にいらしていて。全てはあの人のせいですからね。やはり50年前の作曲ですが、2枚めのLPに入っている『ミナのセカンドテーマ』です」
バックが真っ白なライトとレインボーカラーのミックスに変わり、不穏に動く。しかし本当に森山さんはすごい。ドラミングは流れるようなのにパワフルで途切れることがない。秋の可児の「森山威男ジャズナイト」のパンフレットがが今日は折り込みになっているが、申し込みが急増するのではないかしらん。中村さんのソロが終わったけど拍手がないぞ?テーマのフェイクっぽいピアノメロディー、森山さんは少し抑えめのブラシでプレスしながら(しかしこれがすごく力が逆に要るらしい)バッキングをつける。少しボリュームを抑え気味にしたデュオ、森山さんの動きは流れるようだ。山下森山の二人が目と目を見交わしてもっとトーンを下げたところに中村さんが入る。そしてドラムソロへ。見事だ。バックが燃え上がるような赤に変わる。大拍手が起きる。終わりのテーマはマレットで暴れまくる。シンバルとタムの連打、わあ、かっこいい〜!終えて大歓声!!
「ありがとうございます。50年ぶりに3人でやりました」ん?え〜っと、日比谷野音でやりませんでしたっけねぇ・・・。ごめんなさい、これもちゃんと聞き取れていないかもしれないので後日訂正が入るかもです。
「次の曲がこのセットの最後の曲になります、グガン」バックがオレンジに、ライトが前から当たって山下さんがピアノと大きく映し出される。今度は森山さんが。山下さんと交代でライトが当たってバックに影が。森山さんがブレイクして山下ソロを誘う。そして「ダン!」と切って二人の掛け合いのソロへ。トップシンバルガンガンの大音量なのに美しく響く。中村さんのフレーズに森山さんがリズムを合わせる。今度はステージから夕陽のようにライトが当たる。ケーコタン、ケーコタン、ケーーーコターーーン!静かになったと思ったらここからドラムソロ。スティックの動きが美しい、グガングガンタパトトン、グガンタパトトン、そしてテーマ、エンディングへ!キュウウウ! 
「ドラムスは森山威男です!」拍手!!「中村誠一 onサキソフォン。山下洋輔です。ありがとうございました」で3人が舞台から去っていく。
この後、田原総一郎さんのスピーチ。アップしたいですが、手元にあるメモ書きだけでは心許ないので・・・一旦ここにて終了。
 
[7014]   管理人      2022/07/13(水) 00:36
 事実関係が
 


山下トリオに関して不勉強なので、ちょいと内容が足らないかも。
配信聞いてた方は「ん?」と思われてたり。

でも皆さん本当にすごかったですよ!

 
[7015]   hori      2022/07/17(日) 22:18
 Re:事実関係が
 


管理人さん、詳細なレポートありがとうございます。
>事実関係
については、管理人さんご指摘どおり、日比谷野音以来ですね。
行きたいなと思いつつ、コロナ事情で断念でした。
ネットに色々感想がアップされてるようですが、こんなに詳細なのはここだけ。さすが森山サイトであります。


 
[7016]   管理人      2022/07/18(月) 12:33
 horiさん
 


堀さんがお墨付きくださるのならホンモノです〜よかった!
今日は可児市で森山田中デュオ聴いてきます〜♪



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