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[6894]   管理人      2021/01/03(日) 12:32
 2021年新春ピットイン初日1部その1
 


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(メモからの書き起こしです、MCはニュアンスが違ったり文が足らない可能性もありますがご了承下さい)

ライブレポートを書くのも久しぶり。ピットインは1年ぶりだ・・・。
18:09スタート。タムの連打のソロから始まる、Forest Mode。例年ならここにホーンセクションが並ぶんだけどなあ・・・。ノブ君のマスクにはやっぱりキティちゃん、しまったお揃いのマフラーを持ってるからしてこようと思ってたのに忘れた。ノブ君の左手のクラスター和音、って書こうとしてう〜ん、今のご時世じゃ縁起でもないか。ノブ君の出す音のタイミングと森山さんのショットのタイミングがバッチリ、と思ったが今度は交互にサウンドが行き交う。バックは青と紫のライティング。パワフルなドラミングのソロ、なんて書いたら陳腐すぎるな、ボキャブラリーのなさよ。低音と高音を交互に鳴らしまくってバスドラムの連打、バシ!でテーマに戻る。終わりのテーマは1回ね。

天を仰いでからはぁはぁ、と息をする森山さん。
「ようこそおいで下さいました、ありがとうございました」と言った後の言葉が続かず「はぁ、はぁ」が止まらない。「ずっと家にいると体もですけど精神が病んできますよね。やる気というものがなくなってしまって。うちは夕食が早くて6時くらいなんですけど、その頃の時間はララっていう犬が床で寝ていて、妻も夕食の支度が終わって食べる頃になると半分寝たみたいになっていて、眠いんだったら寝かせておいてやろうと思って寝かせているんですが、そのうち床暖房の上に横になっているので犬も一緒にガス中毒死しているみたいで」後ろから「ひどい〜」という声が聞こえる。「私も一緒に横になっているんです。今回は東京駅から品川、山手線で新宿まで来て。新宿駅からピットインっていうのは微妙な距離で、タクシーに乗るには近いし、歩くにはちょっと遠いし、で地下鉄があるなって上手く乗れたんです。で、降りて外へ出たら見たことのない世界で。あっちの出口へ出て伊勢丹方面って行けば良いのかしら、ってマネージャーに電話して助けを求めてさんざ苦労してホテルについて、いざピットインに行こうとしたら、確か目の前にピットインがあるはずなのにまた分からなくなってしまって、ホント怖いわ。新宿が変わったのか私が変わったのか、まだ夢の続きを見ているみたいです。ここに着いてもまだ夢を見ているみたいで、「あれ、(他の)メンバーは?」なんて思ってしまいました。お客さんもありがとうございます。危険を顧みずいらしてくださって。今回は田中さんに無理を言って伊藤志宏さんと曲を分けあってもらいました。1曲目は佐藤芳明の「Forest Mode」でした。2曲目は昔藝大を受けようとしたころに先生にドラムを習いに行ってたんですが、どうも藝大受験にはピアノも弾けなきゃいけないっていうんでピアノの先生にも習いだして。ピアノがないものですから高校の講堂の鍵を借りて夜一人で練習していると、月の光がさあっと差してきて、いいなあって思ったことを思い出します。月光を練習しても最初の「タララ、タララ」ってところしか弾けないんです。思いは田中さんが弾いてくれます」

月光。さすがノブ君美しくうっとりとさせるピアノ。滑らかに「月光」から「月の沙漠」へ、ライトに照らされてノブ君のおでこが光るが満月というほどまでにはいかない。ライトに照らされて一番目立ってるのがノブ君のキティ靴。ブラシでなかばソロのように叩きまくる森山さん。砂漠からキーが変わっていやぁ、そこを流れるコンセプトは月の沙漠っぽいけど何が何やらのソロ。「金と銀との蔵載せて」パワフルなブラシソロ、この大音量をそっと締めくくるダイナミズムがたまらない。叩き終えてシーンとなったところへ月光に戻る。そしてエンディングはマレットで叩くシンバル、シズルが小さく鳴り響く。さすがだねぇ!
「田中さんがジャズをやりたいと思ったきっかけはなんですか、聴いていたジャズの曲とか」ノブ「ジミースミスのザキャットですね、エレクトーンをやってたので」「ああ」と森山さんがザキャットの一節を歌う。森「今オルガンやる人はあんまり多くないんじゃないですかね。田中さんはエレクトーンはもうやっていないんですか?」ノブ「全然やっていないですね」森「やっぱりピアノとエレクトーンは全然違いますか」ノブ「アコースティックなところが・・・」森「足がヒマじゃないですか?」ノブ「わはは」と笑う。森「田中さんはだからこういう靴を履くんですか、いいですね、私が履いてたらひっぱたかれますよ、良いですね田中さんは、背が高くて細くて顔が小さい。私たちの時代は顔が大きくて。山下洋輔に『森山は良いなぁ、顔が大きくて』って、何にも褒められたわけじゃない。田中さんは無駄がないですね、隙がない。頭も」と坊主頭を見ながら。「髪の毛も長いこともあったんでしょ?」ノブ「はい、最初のころは」森「もうどれくらいになりますかね」ノブ「20年くらい?」森「まだ私が20いくつくらいの時でした」笑い。森「田中さんも若かったですねえ。私がドラムを叩きたかったばかりに藝大に入ったんですがジャズもクラシックも知らずにいて、退学届を出しに行った頃に山下洋輔に会ったんです。山下も2年間入院して、4beatでもなくでたらめをやろうというところがぴったり合ったんですね。ピットインでやり始めても最初いた2,3人のお客がすぐ帰ってしまって二人だけでやり続けるって、でも楽しかったなぁ。ジャズを知らなかったんですがコルトレーンですか、My Favorite Thingsを加古隆がこれを聴いてみろって聴かせてくれたんですが、なんてうるさい音楽だろうとその時は思ったんですが、それくらいジャズを知らなかったんです、今はうるさくもなんともないですけど。ではMy Favorite Thingsを」


 
[6895]   管理人      2021/01/03(日) 12:33
 Re:2021年新春ピットイン初日1部その2
 


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イントロから。デュオとは思えない濃密さ。ノブ君の音が本当にキラキラしていてなんと形容しようかと思っているうちに時間が経ってしまって。おお、二人の出すパターンがぴったり一致。本当に20年一緒にやってきているだけあって、だんだん盛り上がってきて、すっと森山さんを見てソロがドラムへ変わる。タイトなロールが流れるように繰り出され、変化に富んだドラミングが続く。う〜ん、聴き入ってしまうなぁ。ばっちりの息でエンディングへ。

「はあ、はあ」と息をしていると後ろから「すばらしい!」とかけ声がかかる。
「山下洋輔と出会ったのはうれしかったですよ。面と向かっての褒め言葉じゃないんだけど『森山がやっていることは何でも良いことだ』って言ってくれてたんです。昔々PAなんてなくてね、アップライトピアノにマイク一本突っ込むくらいの音響しかなくてね。『ドラムの音が大きすぎてピアノが聞こえない』ってお客さんから文句が出たら、『ピアノは聞こえなくていいんだよ、ドラムはもともと大きい音に決まってるんだから』って全然動じない。あのころはドラムを持ち歩いていましたからね、演奏が終わると飲みたいばっかりで2人であっという間に片付けて、山手線で二人で運ぶんですよ、『ちょっと待って』なんて電車なんか止めちゃってね、そんな時代を過ぎて終わってからジャズってでたらめをやるんじゃなかったってやっと分かったんです。板橋とやるようになってから4beatができるようになったんですが、田中とやるようになってまた4beatでもなんでもなくてもいいんだって思うようになったんです(笑)。何かやりたい曲があったらってお聞きしたんですけど、民謡とか演歌とか?ちあきなおみとか?似合いそうじゃないですか。山下洋輔とは別れるときが来るって思っていたんです。そういう時が来たら歌いながらできるような曲をやりたいなあって思った曲がHush-a-byeだったんです。田中さんのHush-a-byeがね、私の住んでいる岐阜県可児市でもう20年続いているコンサートがあるんですが、Hush-a-byeの変奏曲をたった一人でやってもらったんですよ、『田中さんやってください』ってお願いしてね。それがね、素晴らしかったんですよ、お願いします」ノブ「いや今日はできないですよ」森「いやできるできる」ノブ「できないです」森「ヒトのことだから、いやできる!危なくなったら私はいるから」ノブ「ホント?」森「任せておいて!」なんか怪しいなぁ・・・森「その前にそのマスクに着いてるのは何ですか?」ノブ「キティちゃんとミッフィー、お正月だからだるまさん」森「おしゃれだなぁ、松茸とかは着けないんですか?」何で松茸?

ソロでのイントロからHush-a-bye。いやぁ、好き放題なカデンツァ、森山さんは頭を下げて聴いている、うん、手足が休められて良いねぇ。なんだこれ、この曲?このモチーフは。ハッシャバイじゃ全然ない・・・。こんな発想が飛びまくるのリズムも曲想もよくできるな。和のサウンドか、こりゃ民謡か?暑そうだと思ってたらついにマフラーも取ったけど、弾きまくるサウンドに左耳だけに引っかかったマスクが邪魔そうでおかしい、坊主頭に光る頭、耳からプラプラしてるマスク・・・狂気の才能だね、紙一重?顔を見合わせてハッシャバイのテーマから森山さんが入る。やっぱりベースがいないとちょっと寂しいかな。ラグタイム風にピアノがなると森山さんも合わせる。ドラムソロに。森山さんの方を見てにっこりするノブ君。ドラムソロからテーマに戻りのタイミングが一瞬合わなかった感じだったがエンディングへ。拍手拍手。ノブ君が立ちあがるとトレーナーにも大きくキティちゃん、ガクッ。森山さんが「休憩時間にじゃんけんやりましょう」ノブ君勝ち残ったけど「失格」って言われてドラムを習っているという女性が勝ち抜いてゲット。森「しばらく休憩して次は伊藤志宏さんに登場してもらいます」で休憩。


 
[6896]   管理人      2021/01/03(日) 16:02
 2021年新春ピットイン初日2部その1
 


19:10 「ピアノ 伊藤志宏さんです」伊藤さん中央でピアノの椅子のダイアルを回して座面をすごい勢いで下げる下げる。「伊藤さんとはまだ知り合ったばかりなんです。ポンタがドラムだけ4人の共演をやりたいっていうんで、旋律がほしいって言ったらポンタが良い人がいるんですけどって。伊藤さんにはいい迷惑じゃなかったですかね。石若(駿)と、ポンタと、松下マサナオと4人の真ん中でピアノを置いて、最後はみんなでわ〜っとやって、よくそういうのを引き受けてやるなあって」客席から「ほお〜っ」驚いたような声が上がる。伊「俺は好きですよああいうの」森「もっぱらスケジュール見るとジャズばかりでもないんですね、ホントに色々やってますね。私が4曲出したうちの1曲を選んでくださって、『浜辺の唄』なんですけど、この曲もご存じなかったんじゃないですか」伊「大人になってからですかね」森「前は田中信正とよくやってたんで、田中信正から取っちゃったみたいですね」志宏さん客席後ろを見て「ゴメンね」

ああ、きれいだなぁ。ストレートにテーマが伝わってくる。リズミカルなソロ、三連符に森山さんの三連がぴったり合う。森山さんは伊藤さんを見据えて楽しそうに叩きまくる。ロールを回してタカタドン!倍テンに。志宏さんは左手でラインを弾きながらテーマを崩して、いやきれいに流れるようによくまとめてる。そこから爆走となる。左手はラインをキープしているかな、森山さん右手が大きくシンバル左から右に、力強いバスドラム。顔を見合わせタイミングを見計らってタカタドン、バシーン!エンディングはバスドラとタムでバシ!と止める。

森「伊藤さんのことまだよく知らないんでお聞きするんですけど、音楽の専門学校とか大学とか出てらっしゃるんですか」伊「いや、俺は出てないですね」森「それはすばらしい。ピアノは小さい頃からやってらしたんですか」伊「5才くらいからですね」森「ジャズに興味を持ったのはどんなきっかけですか」伊「セロニアスモンクですね、街でかかってて気になって」森「根っからのジャズミュージシャンですね」伊「19才くらいの頃ですかね」森「ライブとかはご覧になって」伊「井上淑彦さんとかよく聴きに行ってました」森「ハンサム系がお好きなんですか」伊「ドルフィーに聴きに行ったりしてました」森「あの時代は坂井紅介ってベースが」伊「今自分のバンドで弾いていただいています」森「ご自分のバンドではどんな曲をやってらっしゃるんですか」伊「自分の曲が中心ですかね」森「坂井さんはこちらから何もいわなくても魔法を使ったみたいににっこり笑ってとてつもないことをやってくれるんですよね。山下トリオに憧れて始めたって、なんでベースやるんでしょうね。自分が入ること考えてたのかな。井上淑彦の曲っていうのがまた良くてね。一杯やってたんですがその頃は森山威男グループというより井上淑彦グループでしたよ。演奏方法も考えてくれてたんです。井上の曲が評判になって、CDの版権を買ってイギリスでもCDが出てるんですね」伊「亡くなる2年前くらいにツアーに一緒に行っていただいて、大変お世話になりました」森「優しい男でしたね。酒が強くてね、亡くなるどれくらい前でしたかね、新宿で静かなところで一緒に呑んでたら、バーボン1本空けちゃったんですよ、到底かないやしない」伊「逃げて帰ったことありますよ、『今日は帰してくれ』って」ホントに優しくて、お酒の強い人だったなぁ・・・
森「今日は『椰子の実』をやりたかったんですけど」伊「メロディーが難しくて」森「できるって」伊「昨日弾いてみたけど無理でした」森「今度やってください」なんだ、淑ちゃんの曲をやるんじゃないんだ・・・。
森「山下洋輔は言葉が先だっていうんですね、今でも唄がやはりないとね、イメージの出しようがない。昔(ステージで一緒に)演奏している人から(やっている最中に)『やめろ!』って言われたりしてね。かわいそうでしょう?」伊「なんでですか」森「やっててうるさいから」伊「わはははは」森「昔富樫雅彦や佐藤允彦がやってるところに行って1曲やらせてください、なんて無謀なことしてましたね。 Softly (as in a morning sunrise)がカッコイイ曲だなって。今日はそれをやってもらおうと思います」

鍵盤を弾きながら弦を抑えて不思議なサウンドを出す。左手のランニングベースを弾きながら右手はこんなに速く動いているのにいろんなパターンが出てくるなぁ、おもしろ〜い!ピアノの鍵盤左右だけじゃなく、中まで縦横無尽だわ。ドラムソロになった森山さんを楽しそうな顔をして見つめる志宏さんの目がかわいい。リズムパターン、あ、このパターン誰のアルバムのだったっけ・・・を出し始めた志宏さんのピアノに合わせて森山さんがつけ、テーマに戻る。


 
[6897]   管理人      2021/01/03(日) 16:05
 2021年新春ピットイン初日2部その
 


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森「伊藤さんは佐藤芳明とかとかもいっしょにやってるんですね」伊「そうそう、無駄な変拍子とかあって」森「お客さん聴きに来るんですか」ひどいな〜!伊「それが聴きに来るんですよね」森「なぜ危険を冒して現場へ行くのかって思うんですけどね。TVの方が音も良いし、スポーツ観戦でも良く分かるのに、遠くで見ていても現場のほうがいいんですかね。現場にいても試合の成り行きが変わるわけでもないと思うんですよ」伊「ここに勝ち負けは発生するんですか」森「ジャズは勝ち負けだと思ってましたから」伊「有名な噂ですね」森「何か相手がやろうとすれば(ドラムで)黙らせてやろうと思って。良い時代を過ごしました。・・・伊藤さんは自分のオリジナリティをいっしょにやって下さる方がいらっしゃるんですね。いろんなジャンルの方が。我々もその日会ってリハーサルをやるじゃないですか。でも本番になると忘れちゃう。リハーサルをやるというよりは一緒に過ごす時間を作ろうって思っているんですよ。やっぱり現場でないとだめですね。私はプロ野球もサッカーも1度しか見に行ったことはないんですが、ボールを持っている人じゃない人を見てるんですよ。やっぱりその場にいないと分からないことがありますからね。よし、ここで伊藤さんのオリジナリティを見せてもらいましょう」

ひとりイントロ?湧いてくる泉のような、わぁかわいい。希望が湧いてくるような、心の底から優しくなれるようなきれいな旋律が。志宏さんのオリジナル曲なんだろうか。ちょっと今度は不安な気持ちにさせるような。これだけ曲想がどんどん変わっていくとは、ワクワクドキドキ。森山さんがブラシで参戦。おやOver the rainbowへ。昔森山さんのCDがあったなぁと思い出した。志宏さん自由自在。どんな状況でも書けちゃうじゃないだろうか?どんなシーンでも弾けちゃうんじゃないだろうか?ピアノっていう楽器の底深さを改めて感じた、才能だな〜!

「伊藤さんは今月も来月も演奏していない日はないくらいじゃないですか?」いやほんとびっくり、1月のスケジュール見ると31日間のうち26日演奏してる!聴きたいのがいっぱいあるわ〜!
https://www.shikoupf.com/schedule/
伊「この時期にツアーはいってますからね。またドラム4人もやりたいです」森「ポンタがその気になればですね。怖がって家から出ないらしいですし。今年1年がんばればまたやれるときが来ます」

アフロリズム、Blue Bossa。流暢な言葉を聞いているかのように進んでいく。私の座席から見ると、左側で叩いている森山さんの左腕が伊藤さんのピアノの側面に写って、志宏さんの右腕がまるでシンバルを叩いているように見える。また二人の動きがバッチリ合うからちょうど合成画面みたいになって面白くって。志宏さんのソロはまた多彩、全く隙もないし飽きるということもない。森山さんの渾身のドラムソロ、すごい〜!しかし去年ほとんど叩いてないはずなんだけど、衰えというものを全く感じさせないこの凄さ!おっ、ソロ終わるかと思ったらバカン!とうまくテーマに戻った。拍手拍手。場内明るくなって志宏さんが退場していく。あれ、アンコールは?と思ったらじゃんけん大会になり、スティックのプレゼント。これで終わりじゃちょっと寂しいな、というところで「伊藤志宏さ〜ん、田中信正さ〜ん」と呼び入れる。

サンライズが連弾でスタートする。ノブ君が持ってきた譜面をピアノの中に入れるが、志宏さんに「ボロボロじゃ〜ん」って笑われてる、いやホントに海賊の宝の地図みたいな状態で。まずノブ君が低音の方に位置して「レ・ド・ラ・ソ・ファソ」を弾く、二人でソロを交代、おもしろ〜い!8小節、4小節とめまぐるしく変わる、弾きまくる、場内にも大受け、才能の塊が二人で思う存分の表現を繰り出している。なんかしみじみ。森山さんのソロも勢い衰えず、もう堪能しました!

森「2月に田中さんと演奏してから全部演奏がキャンセルになって、その後ポンタの代わりに札幌でやって、あとalaで(12月)田中さんとやって・・・年末の名古屋LOVELYも今日もどっちかやってどっちかやらないってわけにもいかないので、どっちもやめようかと思ったんですがやっぱりやってみると良いもんですね」パチパチパチ。「やっぱりやってよかったと思いました」ステージにはノブ君が残っている、もしや!

Goodbyeが始まる。きれいに澄んだ音のイントロから深い低音の和音。一瞬の静寂の後テーマに。テーマの1コーラスだけだけど切ないよ・・・森「ありがとうございました!また生きていればお目にかかれると思います」ノブ君立ったまま煙管とボロボロの地図、じゃなかった譜面を持って拍手、そんなの持って拍手するから余計ボロボロになるんじゃ?もう譜面なんか要らないはずの曲なのでは、とあとで訊いたら何年分もの思いやパワーが詰まってるんだって!
ああ、明日も楽しみだ。




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