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Name: カオル ..p28172-ipngn701hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
Date: 2013/04/15(月) 00:00
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Title: ハリネズミの心理
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初めまして。カオルと申します。 ハリネズミを2匹飼い始めて1年と半年になります。
ペットの飼育は初心者で、色々悩みながらハリネズミを飼育をしています。 ハリネズミは扱いがとても大変で、私と同じように、悩んでいる人が多いと思いましたので、この場を借りて、1つの方法を紹介させていただきます。 私は獣医師やペットショップの店員でもない一般市民ですので これが絶対的な正解だとは全く思っておりません。 1つの考え方の参考になれば幸いです。
------------------------ まず、ハリネズミはとても臆病です。 それは、ハリネズミの目が正面ではなく、ほぼ左右についていること、体を守る針があることから、分かります。
臆病なハリネズミを扱うときの基本は「声をかけない」です。 人間は言葉を持っているので声をかけてしまいますが、これは逆効果で、ハリネズミはビックリして興奮してしまいます。 「なんだ!?大きな音が近づいてくる!怖い!怖い!」という状態です。 興奮したハリネズミは手に負えません。興奮させては駄目です。 人間も怯えている人に声をかけるとパニックになって手が終えなくなります。 肝試しのときに、怯えている人に対して、不意に声をかけるのとどうなるか?と同じです。
【臆病なハリネズミに挨拶をする】 基本は「声をかけない」ですが、もう1つ、「触らない」ことも重要です。 ハリネズミに自分を紹介するには、まず鼻を使わせます。その次に目で最後に耳です。 大抵動物はまず鼻で状況を確認します。 「触れない」で、どうやって鼻を使わせるの?と思うと思います。 挨拶するとき、人間がハリネズミを触ることはNGですが、ハリネズミが人間に触る分はOKです。 つまり、ハリネズミから人間に興味を持たせることが大切なのです。 人間も嫌な人が近づけば逃げますが、興味があるものには近づき好意を持ちます。
以下は挨拶の基本です。
・まず、ハリネズミのゲージに静かに近づきます。 静かにが重要です。 ハリネズミがどこかに隠れている場合は、姿が見えるようにします。
・握りこぶしをつくり、ハリネズミの近くに置きます。 握りこぶしの理由は、指だと噛まれる可能性があるからです。 ハリネズミは気配に怯えて、体を丸めることもあります。 それでも、慌てず落ち着いてじっとします。
・しばらくすると、ハリネズミは握りこぶしを嗅ぎに来ます。 鼻をヒクヒクさせるので鼻を使っていることはすぐに分かるはずです。 ペロペロと舐めることもありますが、舐められたら少し握りこぶしを動かして舐めさせるのをやめさせます。 やめさせる理由は、それが「噛む」という行動に繋がるからです。 舐めるのは、食べれるものか?を確認しているのです。 ここは主張をして、食べ物ではないことを伝えます。 鼻を押すように、動かすと効果的です。(押しすぎないように) 腕を動かすと怯えて、体を丸めますが、慌てず動かずじっと我慢します。 時に針が指に刺さるかも知れませんが、ビクつかずに我慢します。 針が深く刺さるようならば、少し逃げても大丈夫です。
・しばらく、怯えたり、嗅いだりが続きます。 ハリネズミが嗅ぎ終えるまで、30分でも1時間でも待つ気持ちで我慢します。 実際には、5分とか10分で終わるはずです。 ハリネズミが、握りこぶしから離れて、移動し始めたら挨拶完了です。
上記で1番大切なのは、「穏やか」でいることです。 人間がビクビクしていると、ハリネズミはそれを「攻撃される」と感じ取ります。 そして、怯えて、防御のために攻撃体勢を取ります。 ハリネズミにとって「不安」や「恐怖」は攻撃と同じなのです。
もし、ハリネズミが舌打ちのような声を出して、体をバウンドさせて攻撃態勢をしたら、 手に負えないので、落ち着くまでその場を離れるか、その日はあきらめることが賢明です。
挨拶が済んだら、そっと持ち上げることも、簡単です。 (嫌がるかもしれませんが、挨拶もなしに抱き上げるよりマシなはずです。) もしくは、おやつをあげて、ハリネズミの穏やかな状態を褒めてあげます。 そばを離れてそっとしてあげるのも、褒めると同じです。
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Name: カオル ..p28172-ipngn701hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
Date: 2013/04/15(月) 00:01
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Title: Re:ハリネズミの心理(続き)
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【ハリネズミに滑車が必要かどうか?】 固体にもよりますが、私は必要だと思っております。 動物には運動が必要です。 運動不足な動物はストレスを溜め込んでいるので攻撃的です。 この攻撃は不安からではなく欲求不満からです。 なので、破壊行動をとることもあります。 何でも噛んだりするのはストレスがたまっているからです。 これは犬猫ウサギなどでも同じです。 滑車が必要じゃないのは、それだけ別の運動をすることができているからか、 よっぽど、その固体は運動が嫌いなだけです。 固体により運動量は違います。 ただ、滑車は糞尿まみれになることが多いので、人間のストレスになるようであれば、やめたほうがいいとおもいます。 人間が「穏やか」でなければ、ハリネズミは幸せにはなれません。
【その他の行動に対するしつけ】 手の中で、ハリネズミがじっとしていて、穏やかにさせるには、「毅然」とした態度が必要です。 ハリネズミが暴れだしたら、その暴れ具合にあわせて、ハリネズミを注意します。 ・フィンガースナップ。 ・「め!」と一言いう。 「だめ!だめ!だめだってば〜!」とか、話しかけてはダメです。 一言で、終わりにします。「話しかける」は興奮の材料になるからです。 なるべく音になる声にします。「こら!」や舌打ちでも、音なら何でもOKです。 ・鼻を小突く。
なるべく、ハリネズミが言うことを聞くまで、諦めてはいけません。 暴れている状態で諦めると、ハリネズミは暴れれば開放されると認識します。 そうすると、手で持ち上げるたびに暴れるようになります。 ハリネズミが穏やかな状態になったら、手から下ろしてあげます。 これは愛情です。 すると、ハリネズミは、穏やかになれば、手から下ろしてもらえると理解します。 初めは、穏やかになったら、すぐに下ろしてあげます。 徐々にその時間を長くします。
効果的なのは、暴れる前に、注意することです。 前足を移動させようしたら、注意します。
しつけがし易いかは、固体の性格によるので、無理は禁物です。 イライラしながら、しつけるのは、しつけではなく懲罰なのでダメです。 イライラは人間の攻撃性が表に出ている状態なので、ハリネズミも攻撃的になります。
------------------ 色々書きましたが、なるべく、ハリネズミを観察して、ハリネズミが何を考えているかを察してあげるのが、一番の近道だと思っております。 つまり、人間の言葉ではなく、ハリネズミの言葉で、ハリネズミに接してあげることが、ハリネズミと仲良くなれる方法だと思っております。
ハリネズミの感情を読み取るには、鼻の動かし方、耳の位置、目の大きさ、針の逆立ち方が重要です。 顔を上げて鼻を動かしているときは、好奇心が働いています。 耳が立っているときは警戒中です。後ろに倒れているときは、穏やかなときです。(分かりにくいですが) 目が大きく見開いているときは、不安なときです。 針が逆立っているときはパニック状態です。逆立ちが大きくなればなるほどパニックになってます。 -------------------
以上
長々しく書きましたが、まだまだ、私も勉強中です。 上から視線の物言いですが、ご閲覧いただきありがとうございました。
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Name: あすか(*☻-☻*) ..sp1-66-98-218.msc.spmode.ne.jp (iPad)
Date: 2017/01/16(月) 01:33
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Title: Re:ハリネズミの心理(続き)
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> 【ハリネズミに滑車が必要かどうか?】 > 固体にもよりますが、私は必要だと思っております。 > 動物には運動が必要です。 > 運動不足な動物はストレスを溜め込んでいるので攻撃的です。 > この攻撃は不安からではなく欲求不満からです。 > なので、破壊行動をとることもあります。 > 何でも噛んだりするのはストレスがたまっているからです。 > これは犬猫ウサギなどでも同じです。 > 滑車が必要じゃないのは、それだけ別の運動をすることができているからか、 > よっぽど、その固体は運動が嫌いなだけです。 > 固体により運動量は違います。 > ただ、滑車は糞尿まみれになることが多いので、人間のストレスになるようであれば、やめたほうがいいとおもいます。 > 人間が「穏やか」でなければ、ハリネズミは幸せにはなれません。 > > > 【その他の行動に対するしつけ】 > 手の中で、ハリネズミがじっとしていて、穏やかにさせるには、「毅然」とした態度が必要です。 > ハリネズミが暴れだしたら、その暴れ具合にあわせて、ハリネズミを注意します。 > ・フィンガースナップ。 > ・「め!」と一言いう。 > 「だめ!だめ!だめだってば〜!」とか、話しかけてはダメです。 > 一言で、終わりにします。「話しかける」は興奮の材料になるからです。 > なるべく音になる声にします。「こら!」や舌打ちでも、音なら何でもOKです。 > ・鼻を小突く。 > > なるべく、ハリネズミが言うことを聞くまで、諦めてはいけません。 > 暴れている状態で諦めると、ハリネズミは暴れれば開放されると認識します。 > そうすると、手で持ち上げるたびに暴れるようになります。 > ハリネズミが穏やかな状態になったら、手から下ろしてあげます。 > これは愛情です。 > すると、ハリネズミは、穏やかになれば、手から下ろしてもらえると理解します。 > 初めは、穏やかになったら、すぐに下ろしてあげます。 > 徐々にその時間を長くします。 > > > 効果的なのは、暴れる前に、注意することです。 > 前足を移動させようしたら、注意します。 > > > しつけがし易いかは、固体の性格によるので、無理は禁物です。 > イライラしながら、しつけるのは、しつけではなく懲罰なのでダメです。 > イライラは人間の攻撃性が表に出ている状態なので、ハリネズミも攻撃的になります。 > > ------------------ > 色々書きましたが、なるべく、ハリネズミを観察して、ハリネズミが何を考えているかを察してあげるのが、一番の近道だと思っております。 > つまり、人間の言葉ではなく、ハリネズミの言葉で、ハリネズミに接してあげることが、ハリネズミと仲良くなれる方法だと思っております。 > > > ハリネズミの感情を読み取るには、鼻の動かし方、耳の位置、目の大きさ、針の逆立ち方が重要です。 > 顔を上げて鼻を動かしているときは、好奇心が働いています。 > 耳が立っているときは警戒中です。後ろに倒れているときは、穏やかなときです。(分かりにくいですが) > 目が大きく見開いているときは、不安なときです。 > 針が逆立っているときはパニック状態です。逆立ちが大きくなればなるほどパニックになってます。 > ------------------- > > 以上 > > 長々しく書きましたが、まだまだ、私も勉強中です。 > 上から視線の物言いですが、ご閲覧いただきありがとうございました。
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