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昨年暮れから、ある友人より彼の新事業の為の制服であるエプロンの制作依頼を受けている。最初彼が僕の事務所に来られ制服でエプロンを作りたいとお話しされた時は正直、世の中には価格的にピンからキリまでのエプロンがあり、洋服がメインの仕事をしている我が家でゼロから作ると、どうしても値段が高くつくので市販で買うことを進めたのだが、彼の既存の仕事をベースにしたうえでの新たな事業戦略への想いや、こだわりをお聞きする間に我が家にできることであれば協力させていただこうとゆうことになり出来上がったのが↑の写真のオーガニックコットン帆布100%のエプロン。これから少しの改善を加えいよいよ本番の制作にと取りかかることになった。正直我が家の今の本業からすると少しはずれた仕事なんだけどなぜだか楽しい! 若い時から服が好きだったせいもあり学校を卒業してからすぐに繊維業界に入り30代前半に独立して20数年ずっとこの仕事にかかわってきた。独立した前半は量産の洋服にかかわってきたのはもちろんだがそれとは別にイベントのぬいぐるみやCMの衣装や某歌劇団の舞台衣装、ウエディングなど一点物の制作にかかわり、夫婦でああでもないこうでもないと制作自体を楽しむような仕事も数多くしていた。ところがいつの間にかここ最近は原価がいくらだの,利益をより多くとるにはどうすれば良いか、だのと生臭いことばかりに追われ独立当初の楽しみながら物を作る仕事をすることはなくなっていた。 今回のエプロンはそんな楽しみながら仕事をする大事さを思い起こさせてくれた。もちろん友人の方にとっては楽しみながらとゆうよりも、将来に向けての大事なステップであり、とても大事な視覚で訴えることのできる大きな武器になるだろう制服だと思うので、手を抜くつもりもなく、真剣に取り組んでいるがとても楽しい。 不況、不況といわれる今、我が家もそれなりに影響は受けているがそんな今だからこそ、初心に戻り忘れかけていた楽しみながら物を作る仕事をしてゆきたいものだと感じさせてくれた友人に感謝するとともに彼の仕事に対してのまじめさ真剣さがいい方向に花開いてくれることを心から祈ります。微力ながらできることはさせていただこうと思います。ありがとう。
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