昨日朝に事務所を開けようと向かうと事務所前の道路の白線の上に雀がうずくまって動こうとしない。良く良く見るとくちばしがまだ黄色い雛のようである。この時期は昨年も雛が事務所の中に飛び込んできた。その時はひとしきり部屋の中を飛び回って少し落ち着いたところを両手でそっと捕まえ表の植木を置いているテーブルの上に放してやった。さすがに雀も放心状態なのか、すぐには飛び立たず小さな体で思いっきり呼吸しているのがわかる。しばらく見つめているといきなり飛び去っていった。しかし今回の彼(彼女)?は見るからに幼そうで満足に飛ぶことは無理な様子。どうも巣から落ちたようである。どうしたものかと迷ったが道路の上ではすぐにでも車に轢かれてしまうことは明白な為、とりあえず小さなパッキンにでも入れて事務所前で保護して様子を見ようと、パッキンを片手にそっと彼(彼女)に手を出すと、精一杯の羽ばたきで3mほど飛び、お隣の木材やさんの倉庫に飛び込んだ。どうもその距離が精一杯のようであるが蓋の開いたパッキンでは飛び出てしまうのでまずい。そっと両手で包み込むようにして捕まえ、とりあえずは壁に立てかけた木材の上にとまらせてみるとおとなしくとまっているのでそのままで様子を見ることに。50過ぎの男2人でどうしたものかと考えている間、頭の上の電線では親らしい雀がしきりに鳴いている。 そこから僕は仕事があり出かけてしまったのだが、その間に梯子をかけて屋根の上などに巣がないか探されたらしいが見つからなかったとの事。 で、その後幼い雀はどうなったのかとゆうと写真のように立派な鳥かごに入れられ餌と水にありついてばたばたと羽ばたいたり鳴いたりするまでに元気になっている。そして驚くことに鳥かごの上にある電線に親がいつも待機しており、鳥かごまで餌を運んできている。 わが町の心優しい人たちと愛情いっぱいの雀の親子になんだかとてもいい気分。 早く自力で籠から出て飛び立てる日を楽しみにまとう。 |