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森山威男グループファンの掲示板

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[6971]   awkward [URL]      2022/01/04(火) 04:50
 Pit Inn NEW YEAR SPECIAL 2022
[返信] [引用]
 


Pit Inn NEW YEAR SPECIAL 2022は下記から配信視聴が可能です。
また1ヶ月間のアーカイブが残りますので繰り返しお楽しみください。

2022年1月2日(日)
川嶋 哲郎(ts),田中 信正(pf),水谷 浩章(b),森山 威男(ds)
https://streaming.pit-inn.com/contents/1075

2022年1月3日(月)
中山 拓海(as),山田 丈造(tp),井上 銘(gt),魚返 明未(pf),冨樫マコト(b),森山 威男(ds)
https://streaming.pit-inn.com/contents/1077

2022年1月4日(火)
伊藤 志宏(pf),石若 駿(ds),松下マサナオ(ds),森山 威男(ds)
https://streaming.pit-inn.com/contents/1078

 
[6978]   awkward [URL]      2022/01/27(木) 23:54
 Re:Pit Inn NEW YEAR SPECIAL 2022
[引用]
 


配信期間、あと1週間ほどです。
お見逃しなく!






[6977]   awkward [URL]      2022/01/25(火) 22:27
 無題
[返信] [引用]
 


bandcamp から『ミトコンドリア / 坂田明&森山威男』がデジタルアルバムで発売されました。

https://akirasakata.bandcamp.com/album/mitochondria?fbclid=IwAR0qUVQ4EhXxphKct99RQRFGwgCUTUvO5am7ZAkz-aoPUGMioYaSzHjNVgE

1986年の録音です。





[6968]   管理人      2022/01/03(月) 11:51
 2022年1月2日 新宿ピットイン森山威男3DAYS初日その1
[返信] [引用]
 


川嶋哲郎(fl,ts)田中信正(p)水谷浩章(b) MCは許可を得て録音から書き起こしました。

ラブリーのレポートを書き上げてFacebookと掲示板に送信、ピットインへは開場15分くらい前に到着。
18:02スタート。ドラムを叩きはじめるも一瞬手が止まる。ナニ叩こうとしてたの?で、ドカン、パカンとドラムをちょっと鳴らしてからアフロリズムを始めForest Modeがスタート。川嶋さん久しぶりかも。この編成はあんまりなかったんじゃないかな〜。ん?水谷さんのベースの音がすこしボヨボヨとして聞こえる感じ。川嶋さんちょっとふっくらした?ソロを吹きまくる川嶋さんを見上げながら快調に叩きまくる森山さん。キュキュキュキュー、にドガガガガと呼応し楽しそうな森山さん。後ろからあおる煽る。水谷さんもがんばって弦を強く弾く、最初の音の違和感はなくなった。ノブ君がバッキングで後押し。森山さんにこにこと笑っておちゃらけドラムを叩く。川嶋さんがソロを終えて上手に退くが、撮影中のカメラに近づいてしまい位置を算段して下手の出入り口側に落ち着く。ノブ君ソロ、水谷さんがピアノの音の返しを音響さんに上げるように手真似で指示、通ったのかな?森山さん快調。水谷さんがニコッと笑う。さあ来たぞ狂気のピアノ。何かメロディパターンを出しているが、いや暑くないかこのコートを着ての弾きまくり、ガンガンガンガン!頑張って退くまくるが森山さんはそれを打ちのめすくらいの勢い。水谷さんが大きく手を振るのと、ノブ君の高音へのグリッサンド、森山さんがロールを回す動きがぴったり合ってノブ君のソロが終わる。ソロが終わるとノブ君自分の手袋?腕抜き?を取ってクンクンとその匂いを嗅ぐ、また挙動不審者になってる、隣のクリコちゃんと顔を見合わせて笑う。ドラムソロすばらしい、おちゃらけ入れる余裕、小さな音から大きな音までのダイナミズム、そしてアフロリズムに戻り、川嶋さんが力強くテーマを吹く。

森「えー。今日来る途中で転びました。生まれて初めてじゃないかなぁ?若い優しいお兄さんが『大丈夫ですか?』って声をかけてくれたんです。上り階段だからよかったんですけどね、危うく顔を打ちそうになって。・・・みんな転ぶんでしょ?だいたい75過ぎると1回くらいは転ぶに違いないんです。私もまさか転ぶとは思わなかったですけどね、もう照れ隠しも何も必要ないので転んで当たり前だと思っています。これからは1ヶ月に1回は転ぶことにします。年が明けるともう77才になるんですけど、そろそろ車の運転が怪しくなってきました。カーブで、目が悪くなったんでしょうか。左に曲がるのが近いところのはずなのに、なんか3回くらいこすりました。ひどいこすり方でね、『負けてなるもんか』って無理矢理曲がったらシャーシっていうんですか、骨組みの所まで曲がっちゃったんですが。買ったばかりなのに、もう中古でも売れないかも知れません。ええ、まぁどんな話をしたって面白いことは何もないんです。なんか面白い話はないですかね。あ、メンバーが面白いから紹介しましょう。テナーサックス川嶋哲郎」拍手「ベース水谷浩章」拍手「ピアノ田中信正」拍手。森「みなさんよくご無事で欠けることなく。ライブもなさってるんでしょ?水谷さん行動半径広いですよね。関東東部から関西まで。楽器あるから車で移動でしょ?今日も車で?お住まいは東京もあったり信州もあったり。川嶋さんも2軒くらいうちをお持ちなんですか?家を新しくしたとか」川「だいぶ前です、7-8年前」森「田中さんは住所も何も変わりなく」ノブ「はい」森「衣装もそのままで、キティちゃんから変わらず。キティちゃんファンになって長いですよね。良いですよね、似合うから。私なんかそんな格好してごらんよ、刑に服した方が良いくらいで、街を歩かせてもらえないよ。さあ、一曲目はForest Mode でした。曲目を紹介しても良いことはないですよ。覚えてもらっても皆さん演奏なさることはないでしょうから」してますけど・・・森「私なんか生涯8曲くらいで通してますから。何年経っても同じ曲です。次の曲はCentral Park East。名古屋のセントラルパークの東。これも佐藤芳明の曲です。老舗のライブハウスjazz inn Lovelyの事を言ってるんですよね。お願いいたします」

 
[6969]   管理人      2022/01/03(月) 11:52
 新宿ピットイン森山威男3DAYS初日 1部の2
[引用]
 


テーマのタイミングを水谷さんと顔を合わせながら目で測る森山さん。テーマが終わると水谷さんのソロ、そして川嶋さんのソロへ。パウワウワウバウワウワウ、と繰り出しマイクをベルに突っ込んでボボボボボ!と音を出す。バックは青と紫のライト。ノブ君に向かってソロを終える。下手のドア脇に立ってリードを直す川嶋さん。ノブ君ソロ、いやぁマフラー暑くないんかい?森山さんが細かい音列で刺激する。ノブ君ソロ、水を得た魚のよう。やっぱりベースがいた方が弾きやすいかな。ノブ君ウサギのダンスか?笑えるフレーズ、拍手。ノブ君またもソロを終えると自分の頭をポカポカ叩きだす、やはり隣のクリコちゃんとクスクス笑ってしまう。水谷さんがまた音響さんに注文を出す。森山さんのソロを聴きながらノブ君の表情がおかしくて気が散る〜!激しかったり、でもなんか1本流れているサウンドがある。ざあっっとロールで顔を上げた瞬間水谷さんとノブ君がテーマに戻り川嶋さんが舞台に吹きながら戻る。オクターブ上げることもなくテーマを渋く吹ききる。森山さんが終えて「フウ!」と大きくため息をつく。

森「次は私の好きな曲です。田中さんお願いします」ノブ君なんか言いながらかわいいイントロを弾く。Your Sonかな?キラキラでかわいくて優しくて。水谷さんが弓で小さくつける。あ、「見上げてご覧夜の星を」だ。川嶋さんは抱いたサックスのネックの上に顎をのせて聴き入っている。ブルーのライトに変わった。見上げてご覧夜の星を〜のテーマを吹き始める、なんと渋い。サビのところでノブ君に振った?水谷さんが弾き始めるけど、ゴメンと言って「僕らのように〜」を吹き続ける。次のソロはノブ君から。ノブリン、このかわいいソロと激しさと、弾き分け方が半端ない。森山さんのブラシ、水谷さんと目を合わせてサビから戻る・・・これリハーサルしてないんだろうか?次のコーラス頭へ。だんだんソロがヒートアップしていく。スウィングっぽくなってきた、こんなに同じ曲の中で雰囲気が変えられるんだね。水谷さんソロへ振る、テーマに戻る。さあエンディングのサックスカデンツァ楽しみ、来たぞ来たぞ〜!


 
[6970]   管理人      2022/01/03(月) 11:53
 新宿ピットイン森山威男3DAYS初日1部の3
[引用]
 


森山さんがマイクを持つ。川嶋さんが譜面台を出す、いつもは譜面をあまり見ない川嶋さんだけど・・・パタパタとタンポを動かして音をさらっているみたいだ。なんの曲かな。
森「・・もう何年経ったでしょう。23才でしたね。4Beatも叩けないし、かといって今みたいなフリーってスタイルも叩けないし。山下洋輔と『枯葉やろうよ』って4小節くらいすると枯葉だかなんだか分かんなくなってきちゃう。かといってそのまま続けていてああいうスタイルになって行ったんでしょう。やる方もやる方ですけど、そういうものを面白がって聴く方も聴く方ですよね、もちろん曲名だって何もないんですよ、ただやるだけですから。私も作りました曲を。だって簡単ですもん。ダッていったらガッて始まる、これが『さて』、ドンといったらガッと入るのが『どれ』っていうんです。『さて』だか『どれ』だか分からなくなったこともありましたが、トコトンっていったらドンだから、間違うことはないんです。それをイヤになるまで続けるんですから。どれくらいやったか分かりませんが、一曲45分くらい続けてましたかね。坂田明とやるようになってまた長いんですよ。これには参っちゃってね。何がって、長いからやるのがイヤってわけじゃないんですよ。自分のソロをやるまで待ってなきゃいけないから、早く止めろ、俺のソロをやりたいって、そういうやりたいジレンマ。坂田明も負けてなるもんかって足をバタバタやって吹くんですけど、まるで調子を付けてるみたいに。『そんなに足をバタバタするんじゃない』って言ったら、『公園で練習していると蚊が来るから』っていうんですよ(笑)。それぞれの理由があるもんですね。あのころは大阪にも私達のわけの分からんジャズを応援してくれる人がいまして、インタープレイハチっていうんですけど、関西テレビの8チャンネルで、その下のハチって言うお店があって、小さな店だから何人くらい入ったでしょうね、多分30人から40人くらいで一杯になるんですけど、そこへ毎月行ってましたね。律儀なことに山下洋輔は今でも行ってるらしいですね。有馬温泉に行ってすごく豪遊させてもらいました。そのころですかね、行きの新幹線のなかで作曲したんですけどね、ハチって曲を。作曲したって言うと『すごいですね』って言われるんですけど、ただタタタタ、タタタタタ、タタタタタタって4,5,6って音を並べただけだったんですけど、それが良かったんですよ。音程は山下洋輔が付けたんですけど(笑)。ちゃんと作曲森山威男って書いてありますもん、アレンジ山下洋輔って。私の曲なんですよ、そんなのをやってみようかなっ!」

タカタカ!とやったと思ったら即フリー。ドシャメシャの音で始まる、サックスがボボボボボ!ああ、この叩き方、森山さん楽しそう。リズムパターンを出す、ノブ君と目を見合わせてタカタカッタカタカッ!川嶋さんも合わせて吹くがまだソロをやめずに吹き続ける、ウキュキュキュキュ!ケーコタン、のフレーズが出る、あれっと思ったところからテーマのモチーフ、うひゃあすごい、どんどん完成されていく。ノブ君と森山さんのデュオ、水谷さんは手を止めて肩で息をする。ワシワシとピアノを弾くノブ君、時折森山さんを見ながら一心不乱に鍵盤を叩きまくる。森山さん細かくシンバルを叩きながらどんどんヒートアップ、ありゃケーコタンからハチ、このパターンで行くのかね?いったん手を止めるもノブ君ピアノをまだ弾き、森山さんのソロに渡す。ひゃぁあ、耳が痛くなるような渾身のパラディドル。ぱっと顔を上げてそしてテーマのハチへ。全員でバシ!とテーマを終わり、森山さんスティックで拍手をする。拍手拍手。森「ありがとうございます、しばらく休憩します!」


 
[6975]   YAM      2022/01/04(火) 20:44
 Re:2022年1月2日 新宿ピットイン森山威男3DAYS初日その1
[引用]
 


森山さんの楽しいトークが、多くて書き起こしが大変でしたね。でも、聞けなかった森山ファンには、楽しいです。





[6959]   管理人      2022/01/02(日) 16:25
 2021年12月29日 Jazz inn Lovely 佐藤田中森山トリオ1部その1
[返信] [引用]
 


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今日はちゃんと並んで一番に待っててくれたカスミちゃん、京都のコレエダ先生と一緒に串ラブへ一番乗り、串カツや牛スジ煮込みと生ビール。お腹いっぱいになったところで会場のラブリー18時入場、今日は満席Sold Out。

先日のAgehaでのKYOTO JAZZ SEXTETに森山さんが出演なさったときのDJ沖野修也さんが、今日の名古屋でのクラブイベントがあって、偶然のタイミングとはいえその前にLovelyに立ち寄られた。昨日ここにご一緒した整形外科のS先生(実はご自分もDJをなさる)が沖野さんにご連絡くださった。実はこんど、あの時のリハーサルがCDになって出版されるということと、夏に大きなイベントがあるそうで、そんなお話しを伺った。「あのときあの場所(Ageha)にいた、ってことはすごいことですよ!」と。

19時29分に登場、佐藤君は前に出るのかと思っていたらいつもはベーシストが立つ位置、すごく奥でびっくり。誰が出すともなく、すごくなめらかに始まる、なんの曲かな?「あした浜辺を〜」とノブ君が弾き始める。「貝の色も〜」でゆったりめの1コーラスが終わり、いつもだとインテンポになる最初の音2音をノブ君が弾くのだけれど、今日は佐藤君が。アコーディオンのソロがヒートアップしてくるとノブ君の左手がベースラインを奏でる。あー幸せ。さて佐藤君森山さんを見てつけていく、楽しいわ〜。ノブ君ソロへ、ノブ君のヒートアップと一緒に佐藤君もバッキングが大きくなっていく。森山さんがドーンパーン、ドンドンパーンと叩き佐藤君が「ん?」という顔で森山さんを見る。ドラムソロを見ながら佐藤君とノブ君が笑い合って合図しあう。森山さんが止まるとノブ君がテーマを弾き始める。エンディングに向けてフェードアウト、いつもならドカーン!で終わるんだけど?

拍手、森「ピアノ田中信正。アコーディオン佐藤芳明。皆さんともですが、この二人とも久しぶりです」佐藤さんとはこの前岡崎があったじゃないですか。森「ちょっと顔が変わったんじゃないですか、ちょっと悪どくなったんじゃ。何か悪どいことなさってるんじゃないですか?」佐藤君がシーッ、ってポーズをしてウケる。森「決して口外するなということです。田中さんは純情一筋ですね、キティちゃんに入れあげてる。佐藤さんは何かないんですか、ファッションにこだわるとか」佐「何もないです」森「何もないですよね、どうしたんですかそのGパン」佐「お金がなくて」森「ああいうの高いんですって、よく知らないけど。わざとそう切ったりするんでしょ?僕も買ってきたGパンがあるんですけど、ここんとこボロボロになってて、それでひどいGパンだなって直すところに持って行って、Gパンの生地でやるとよくないからって昔の木綿の絣みたいな、ああいうのでやりましょうってやってもらったんですけどあちこちなってきちゃって。そういうものなんですって、直さなくていいんですって。でもおしりなんて困るよね、パンツ丸出しなんて」佐「大事なところは大丈夫なんです」森「どこが大事だか自分でも分からなくなってる。買ったときはきれいなんですよ、で、わざと薄くなって切れるように作ってあるらしいですね。そんなこと最初に言ってくれれば買わないですんだのに。ああ、話がとんでもない方向に行ってしまいました。着るものにこだわるのはつまり田中さんだけってことでしたね。マスクもキティちゃんですか?」ノブ「そうですね」森「そういうの売ってるんですか」ノブ「これ作ってもらったんです」森「作ってもらう!へぇ〜。そういうのは自分がやっていると楽しめないじゃないですか、自分で見えないから。鏡見てにっこり笑うんでしょう」(笑)森「いいねえ、体型がねえ、鏡に映して見映えがするから。僕なんてショーウィンドウで見ていいなぁと思って店に入って『ちょっと着させてもらえますか』なんて言ったりすると着た途端に顔ばっかり大きくてみっともなくて足が短くてどうしようもない。昔坂田明とヨーロッパに演奏旅行に行ったときに二人で歩いていて、えらい背の低い動物みたいなのがいるなぁって後ろを振り向いても何もいないんですよ。いつも見ている人は背が高いから、自分の姿を鏡に映すとびっくりしましたよ。ええええ、そんなことで田中さんの紹介は終わりました。次は佐藤さんのことを紹介するように考えながら演奏しようかな。ということは次の曲はあんまり難しい曲にすると考えている時間がないので、何か簡単なのお願いします。最初の曲はちなみに浜辺の唄でしたよね、私が好きなんです小学校唱歌がね、浜辺の唄とか浜千鳥とか花嫁人形とか。十五夜お月さんとか、歌ってはいましたけど。次の曲はなんでしょうか?」「My Favorite Things」森「難しい曲だねえ!」

 
[6960]   管理人      2022/01/02(日) 16:26
 佐藤田中森山トリオ1部その2
[引用]
 


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佐藤君がテーマを弾き始める。もちろん昨日も良かったけどまた雰囲気が違って楽しい。このサウンドはアコーディオンにしか出せないからなあ、ベース音を延ばしながら和音もソロもって、しかし頭の中味はどうなっているんだろうか。ノブ君ソロのバッキング、佐藤君のこの真剣なまなざしが好き。ああ、えらく奥に立ってるなぁと思ったんだけどピアノとドラムの両方を一度に見られないか。ベーシストのポジショニングだ、要の位置にいて両方をコントロールするんだね。ソロをノブ君は短めに終えドラムソロへ。ひぇー、プレスしながらのロールがド迫力!けど森山さんが意図した通りに動ける二人もすごい。とてもとても反応が早くお互いの思惑がツーカーで感じ取れているんだね。あれ、インタールードじゃなくてテーマが続くんだ。最後のおちゃらけのドラムと表情、拍手の前に吹き出しそうになるところだった。

森「佐藤さんは自粛していないですね、ジャズに限らずどこにでも出てるでしょ」佐「そういう仕事なんで」森「節操がなさ過ぎるよ、ジャズの人だけじゃなくてね、ほらガレージシャンソンショーに出てるでしょ、音楽だけじゃなくて半分芝居がかってる」佐「はい」森「それからクラシックの人ともやってるし」佐「はい、そうですね」森「なんか劇にも出てるんでしょ?」佐「なんで僕のことそんなによく知ってるんですか」森「だってみんな報告が来るもん」佐「そうですか(笑)」森「何か台詞があるんですか?芝居に出るときは」佐「えっと、ないです」森「なんか言わせてくれないんですか、それともそういう役なんですか」佐「いちおうアコーディオンを弾くことが仕事なんで」森「芝居だけをやるんじゃなくて中でアコーディオンを弾くのが役なんですね、なるほど〜。アコーディオンを置いて出る気はないんですか」佐「ないです、今んところないです」森「ちょっと練習してみる?」佐「い、今ですか?」森「うん」佐「今ですか?あとにしませんか」森「私こう見えても中学生の時芝居やってて」佐「何年前ですか」森「芝居もって回ったんですよ、甲府放送劇団にも入って」佐「え?ホントですか?どんな劇団ですか」森「そういうことできなきゃダメだよ、だってこうやってるだけだもん」と蛇腹を押し引きするポーズをする。ノブ君にも場内にも大受け。なぜかパン!とスネアを叩く。森「いじられるのもキライじゃないけど、いじるのは楽しいですね。佐藤さんの場合も田中さんの場合も傷つかないでしょ?」なんて失礼なことおっしゃってるんだか。森「何言われても喜んでるじゃないですか」佐「ああ見えても傷ついてるんですよ」森「ええっ!そういえば終わってから泣いてたって言ってたね。もしそんなことホントだったら私眠れなくなっちゃう・・・傷ついちゃう、ドラム人生そこで終わっちゃう」佐「ホントですか〜?」もうトリオ漫才みたいになってて涙が出てくるくらいおかしい。森「そうかぁ、いいなぁ傷つかない人は。人には言われることはあっても、人を傷付けるようなことは言わないんですね、基本」佐「基本」森「佐藤さんから言われたことないもん。攻撃されるような険しい言葉は」佐「ハイ」森「ということは学ばなかったんですね、険しい言葉を。人は学ぶんですよ」佐「森山さん僕をワルモノにしたいんですか」森「いやぁ、いろんな事を知りたいんですよ。自分と違う人のこと。だいたいこんな大きいものをこうやろうという(蛇腹を引く真似)いう気が知れないんですよ」佐「傷つくなぁ・・・(笑)」森「音を出るところを全部とっちゃって、引っぱるところだけやってごらんよ、どれぐらいの時間続けられるか」佐「そんなこと言ったら森山さんだって音が出なかったらどれだけやってられるか」森「私は練習でいくらでもやってます音の出ないのでも」ホントに練習やってるの?佐「僕だってやってますよ練習、なんの話ですか今日は」森「なんかほら、二人ともあまりおしゃべりにならないから機会を与えてやろうと思って」佐「田中先輩は寡黙ですけど僕はしゃべれと言われたらしゃべりますよ」森「そうですよね、そんな感じですよね。顔がにやけてるからもうちょっと厳しい顔でこっちを見ないと。厳しい目、はいっ」どうしたらいいんだろうって感じ(笑)森「田中さん厳しい目!」ノブ君が森山さんの方を睨むが「かわいい〜」って声が上がる。森「はい、いろいろやっていただいてありがとうございます。今日はこれで心置きなく帰れます」佐「もうちょっと演奏しましょうよ」森「次の曲は私のもしかして好きな曲じゃないですか?」佐「そうですよ」森「ああ、思い出すなあ〜若い独身の頃、見上げてごらん夜の星を、って歩いたこと」


 
[6961]   管理人      2022/01/02(日) 16:27
 佐藤田中森山トリオ1部その3
[引用]
 


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テーマからサビへ、ノブ君を見て目を見開く佐藤君、この表情の豊かさは役者さんに充分なれると思うぞ。真っ当なソロ。2夜とも聞けてよかった、うん、この変化。森山さんはどんなときでも森山さんだ。ノブ君のベースラインとバッキングが素敵。昨日で初森山ライブから40年、人生2/3は森山さんだ〜!ノブ君ソロへ。ノブ君の奏でるかわいいサウンド、短音繰り返しトトトトにブラシのスネアですぐさまタタタタとつける森山さん、よく聴いてよく反応している、すばらしい〜!テーマのサビ、森山さんのつけるブラシの迫力、ドラムソロみたいなテーマのバッキング、佐藤君の目力がすごい!

森「山下洋輔トリオで60年前、いや55年位くらい前ですかね。月一回大阪のライブハウスがむちゃくちゃバンドを呼んでくれて月一回行ってました。ライブハウスの方もお金かかって大変だったでしょうね、たった3人ですけど新幹線で往復して泊まりもあって、宴会があってですから。昨日も話したんですけど一番大きい宴会は有馬温泉で、ワイワイやりました。初めて芸者さんっていうのをみたんですけどね」佐「今日はないんですか」森「あのへんにいらしてるんじゃないですかね、ゲイシャさんっていうお名前なんですけどね(笑)その頃はあらぬ方へ話しがいって、関西テレビの11PMなんて番組に出てね、リンボーダンスをやりましょうってこんな高さの棒をくぐったりしてました。およそ何でも仕事が来ればやってました。東北へ行ったときには会場がなくて、ナイトクラブっていうんですかね、上にミラーボールが回っててね。お客さんが二人くらいしかいなくて変な感じのところで3人でやってました。そんなような旅をよくしていました。大したものだと思ったのはドラムが全部で6点だったんですけど、バスドラムとトムトムとこれしかなかったですから。三点とスネアとシンバルと道具箱とそれだけ持って都内でもどこでも電車移動と歩きですから。渋谷のオスカーとか、池袋の名前を忘れましたが、どこも駅から歩いて20分くらいかかる。新宿ピットインはまあ近かったんですけど新宿駅から。それでも山下洋輔と2人で六点を抱えて電車に乗るのは大変でしたよ。一編にはこんな大きくて重いの持てませんから。二つ持って運んで一人のところへ持って行って次の所へ移動して、誰かに持っていかれるといけないんであまり遠くまで行けませんから、なんて言うんですか、尺取り虫みたいに移動してました。電車の中が大変でした。閉まるドアを止めておいてすいませんっていいながらどんどん積み込むんですけど。今そんなことやってる人いないでしょうね、うん。なつかしくも苦しい時代でした。1000円もらえれば良い方で、200円とか250円とか電車賃くらいもらって喜んでましたね。よくそれで生活できてたですよね、結婚してたんですから。誰かが稼いでたんでしょうね(笑)。5円玉を訳あったことありましたよ。5円玉を貯めてたんですよ、糸を通してね。いよいよお金がなくなってその5円玉を二人で分けたんです。僕はもらったお金で暑い日だったんで喫茶店でアイスコーヒーを飲んで、もう一人の方はそのお金で八百屋さんに行って安い野菜を買って夕飯の支度をしてました。まあ、きっと楽しんでやってたんでしょうね。そりゃそうでしょう、好きな人と一緒にいるんだから」佐「知りませんよ」森「田中さんはそういう経験ないんですか、ねぇ。あまり聞いたことないですね。じゃあ一人でお買い物行ったりするんですか。似合うかも知れないね。さあ、そうこう言ってる間に終わりました」いや終わってないです。森「あと一曲ね。なんでそうけしかけるの私に」佐「これは森山さんの曲なんですよね?」森「ナニ言ってるの、私は作曲で身を立てようと思ったくらいなんだから」笑いと拍手。佐「森山さんの名曲の」森「それを言おうと思ったんですよ、大阪の店に行くときに、インタープレイハチっていう店なんですけど、関西テレビ8チャンネルからとってハチっていう名前で。そこへ行くときに新幹線の中でつくって。もちろん音程は山下洋輔につけてもらったんですけど」佐「ちょっと待ってください、音程は人につけてもらったんですか?」森「リズムの方が難しいんですよ、音程なんてどうでもいいんです」佐藤君目を剥く。森「五線紙に白ゴマと黒ゴマを撒いて、止まったところに丸を書けばいいんです。習ったんですよ藝大で」佐「弾く方の身にもなって下さいよ、どうやって弾くんですか」森「やればできるんです」もう、おかしいったら!


 
[6962]   管理人      2022/01/02(日) 16:29
 佐藤田中森山トリオ1部その4
[引用]
 


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タカタカッ、タカタカッ!ドシャ!テーマからフリー、いやこのサウンド、すごい!さすが!森山さんの顔が生き生きしてきた。インタープレイハチと8チャンネルが関係あったとは知らなんだ。ノブ君ソロ、森山さんの方を見ながら鍵盤を叩きまくり、佐藤君が盛り上げる。アコーディオンソロ、攻める佐藤君。アコーディオンという楽器でここまで攻撃的になれるもんか!お互いを見ながら、ガシャと蛇腹を押す、タイミングを見計らって森山さんが合わせる、ドラムソロへ。フリーに叩きまくり、タカタカ!でテーマに戻る、3人でフリーの大音量、バラバラに聞こえて、でもぴったり!

沖野さんが森山さんと内緒話。なんか楽しい計画かな?


 
[6963]   管理人      2022/01/02(日) 16:30
 佐藤田中森山トリオ2部その1
[引用]
 


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20:47 2部スタート。最初にMCからスタート。「忘れちゃうといけないので・・・2月5日alaでジャズナイトをやります。まだソールドアウトにはなってません。DJの沖野さんっていう方がプロデュースしてくださってAgehaってところでやったんですけど、それが4月にCDになるそうです」正しくはリハーサルの録音らしいですけど、楽しみです♪

いきなりアフロリズムがどかーんと炸裂。さすがのForest Mode、佐藤君の作曲だけある。余裕のドラミング。サンライズのメロディーが入ったりしてとっても楽しいわ、このサウンド。どうやって攻めていこうかと虎視眈々と狙いつつガンガン弾きまくる佐藤君。森山さんの叩きっぷりはとても安定感がある。佐藤君のモチーフにノブ君がぴったり付ける。ノブ君のソロサウンド、佐藤君がきっちりつけ、そこに森山さんもちゃんと反応してリズムパターンを出す、この3者のスパークがとても楽しい。来たぞきたぞ〜森山さんがヒートアップすると佐藤君とノブ君が二人でちゃんと反応していく、ドカンガシャン、バンバンバン、ドガガガガ!グリッサンドバリバリ、ドラムソロへ移る。なんというなんという強烈なドラミング!一瞬のタメをつくってテーマに戻る、エンディングにはタカタドン、パーン!最後の一撃前に大きく腕を振り上げ、下ろした瞬間に大きな拍手。

「はぁ、はぁ、はぁ。もうそろそろできなくなるかなって思ってたんですよ。やめていくのも悲しいし、ちょうどコロナでできなくなって辞めるって言うのがちょうどいいなぁと思ってたんですが、やってみたらできちゃったので、やめるのはやめてやることにしました」拍手。「来年年明けは新宿ピットイン3日間です。去年は(今年?)びびっちゃって、3日間を2日やって帰って来ちゃったんです。今年(来年?)は3日間ですって。(ピットインのチラシを見て)3日目は石若駿と松下マサナオって若いドラムと3ドラムでやるんですよ。どうせジジイが出てきて止めときゃいいのに、叩きのめされるって。頑張って叩くのも惨めなジジイだなぁって思われるし、そのまま負けるのも、そんなら最初からやらなきゃイイのにって。私はジャズは勝ち負けだと思ってますから。いい案を思いついたんですよ、それがこれなんですよ。『最初はみんな下手じゃないか。だんだん上手くなって、いつかはプロになるんだ。今下手だってかまわん!』若いときはがんばって上手い人ともやったんですけど、もう77歳にもなるとそんなことも言っていられなくて、言い訳にならん。成長しない、勢いはない。練習しない、老いがある、衰えがある。どんな言い訳があるんだ?そうだ!『プロ』がいけないんだ。アマチュアが良い、アマチュアになりたい!アマチュアはすごいぞ。間違ったってどうせアマチュアなんだから。来年は私はアマチュアになるんだ!」とピットインのチラシに書いた文章を読み上げる森山さん。

Central Park East. 佐藤さんの曲ですね。マイナーブルースなんだけど、なんかブルース色はあんまり感じないのは何でだろ?ゆるやかなピアノソロ。ノブ君のフレーズにぱっとバッキングを合わせる佐藤君。佐藤君ソロすばらしい、ドガガガガとつける森山さん、佐藤君も反応する。胸がいっぱいだ。3人の演奏の根底に流れる調和感。お互いの才能と音楽が呼応し合っている。ドラムソロ、細かいパラディドルが続くがバスドラが超高速!なんだこれ〜、プレスの圧がすごい!ドラムソロを見ている佐藤君の表情がまたいいわ。レギュラーテンポをキープしながら佐藤君がノブ君に合図してテーマに戻る。


 
[6964]   管理人      2022/01/02(日) 16:32
 佐藤田中森山トリオ2部その3
[引用]
 


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森「これはCentral Park East、佐藤さんの曲ですね、メロディーはどういうところから浮かんでくるんですか?誰か人のを聴いて引っぱってくるんですか?」ノブ君があははと笑う。佐「森山さんにはそういうオーダーをされますね、『ドリカムみたいな曲書いて』って」声色を真似る、大受け。森「ドリカムみたいな曲書いて、って頼んでもなかなかドリカムにならないですよね、コメカミくらいで終わっちゃう。でも、書こうと思って書くんですか?人によっていろいろあるみたいね」佐「現場によっていろいろなんですけど、森山さんの場合はストライクゾーンがあるんですよ。今までの井上さんの曲とか、板橋さんの曲とかやるじゃないですか。で、研究したんですよ。この曲はこうなってこうなってるから森山さんがドカーンと行きやすいんだって。ですから最初の頃にお渡しした曲はストライクゾーンから外れていたので、でだんだんストライクゾーンに目がけて曲を書けるようになったんです」森「すごいねぇ、気持ちの理解ができるんだ。私に好かれるような曲を書くと」佐「森山さんのドラムが生きるような曲を書くんですよ」すばらしい。森「私いつも注文をつけて書いてもらうんですよ。板橋にはレフトアローンみたいな曲書いて、って頼んでそれでグッドバイができたんです。井上もたくさん書いてきたんですが、『一曲はサビだけいただきます』ってサビだけレコーディングしたんですよ」佐「あとはボツ?厳しいですねぇ」森「作曲できない人の典型ですね」さっき作曲で身を立てようとしたっておっしゃってませんでしたっけ?森「自分も演奏者の一人だから、自分が楽しんで叩けないものが入ってくるといやだからやめてもらいたいんですよ」佐「でもきれいなメロディーお好きですもんね」森「だいたいね、一オクターブ上がると泣いちゃうんですよ、オーバーザレインボウとかね、ラーラー、ラーラララーラー」と歌う森山さん、「それだけで泣いちゃう」佐「その話もっと早く聞いておきたかった」ノブ君大笑い。森「残念ながら次のバラードは佐藤さんの駄作ですよ」え?佐「いや、一オクターブ上がりますよ」ノブ君「上がる」森「ホント?」佐「上がったところでわぁって言って下さい」森「じゃあ楽しみにしてます。題が良いんだよね、東の雲って書いて読めます?しののめ、っていうんですよ。東雲っていうのは板橋のサンライズに比較して、その前の日が昇る前の東の空が薄明るくなった状態をいうらしいんですけど、私は山梨県の勝沼に住んでいたときは隣の町が東雲町っていったんで、どうしても東雲消防団を思い出して山の風景が出てこないんですけど。今日は山の風景を思い出して叩きます、東雲」実際東雲小学校の校長先生が東雲消防団についてお書きになった文章がネットにありました!

 
[6965]   管理人      2022/01/02(日) 16:33
 佐藤田中森山トリオ2部その4
[引用]
 


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佐藤君の弾くメロディー、8小節弾いたところでノブ君が入り、森山さんがメロディーを歌う。うん、1オクターブ上がりますね。森山さんが小さくシンバルを鳴らす。1コーラステーマを終え、佐藤君のソロへ。ゆるやかに流れる世界。佐藤君の顔を見てるだけで楽しい。扇の要の立ち位置、すばらしい采配をしている。ピアノソロ、ノブリンの世界だ・・・でもさりげなく佐藤君が支配している。切ないなぁ、いやすばらしい起伏、ドラマチック。森山さんソロへ。佐藤君がゆるやかにテーマを弾き、ノブ君がバッキングを付けている。ブラシソロ、頭の中にはどんな風景が浮かんでいるんだろうか。

森「いよいよ最後の曲です、今日はToo Hot!をやろうと思ったんですがSunriseとどっちが良いでしょう?」と言いつつ超高速ドラミングでToo Hot!が始まる。攻める佐藤君。このドラミング、全然疲れた様子も見せず・・・佐藤君と森山さんのデュオ、キックが出る、抱え込む蛇腹、引き伸ばされる蛇腹。ノブ君が楽しそうに見守る。ドンパン、ドンドンパーン。バトルからテーマに上手く戻ってノブ君ソロへ。不穏な感じを醸し出し、うまく盛り上げていくノブ君、そこに佐藤君参戦、ノブ君に加勢する。二人で森山さんにかかっていく感じ!ドラムソロ、いやこのドラミングのこの微妙なタイミングのずらし方、なんなのー?キェー!パン!でテーマに、戻り方もぴったり! はぁはぁと肩で息をしたあと森「ピアノ田中信正、アコーディオン佐藤芳明でした」

ノブ君から静かにイントロ、Your Sonだね。ああ、切ない。2部は佐藤君の曲で通したね〜♪もう完成された世界だ。胸が一杯。このきれいなテーマのバックでブラシ炸裂。そしてこのテーマの静寂とのダイナミズム。すばらしい、マレットのドラミングでシズルが鳴り響く、エンディングへすうっと音が消えていく。

アンコールでハッシャバイ。ここまでで満足したけどなぁ・・・ノブ君がベースラインを弾く。佐藤君のソロ、森山さん楽しそうに身体を揺らせながら叩く。ノブ君のラグタイム風ソロ、今度は佐藤君がベースラインを弾く。ノブ君の醸し出す細かい音譜がかわいらしい。ドラムソロになるかと思ったら佐藤君が4バースを仕掛ける。2コーラス目に突っ込む、森山さんはおちゃらけドラムで笑いをとる、ノブ君も大笑い。テーマに戻ってエンディングへ。決まった〜!

コロナじゃなかったらいつもは大忘年会なんだけど・・・それでも昔の店長が集合、河合さんも元気そうなお姿を見せておられうれしい。来年は心置きなくみんなで集まれるといいなぁ。


 
[6966]   hori      2022/01/02(日) 20:58
 Re:2021年12月29日 Jazz inn Lovely 佐藤田中森山トリオ1部その1
[引用]
 


新年早々の熱血ライブレポート、ありがとうございます。
年末、名古屋はすごかったんですねえ。
血が騒ぎます。
MCに出てくる大阪のハチ、わたくしは56年前、森山さんの1.5メートルほど前で、バスドラが動かないように置かれた漬物石に脚をかけて、それを押さえていたのです。
むろん「芸者」の出てくる有馬温泉にも同行しましたよ。
いや、懐かしい。
今頃はピットインかな。


 
[6967]   hori      2022/01/02(日) 21:03
 Re:2021年12月29日 Jazz inn Lovely 佐藤田中森山トリオ1部その1
[引用]
 


あ、わたくしは2月5日のalaには参上いたします。
中ほどの席を確保しております。
日帰りになりますが。


 
[6974]   YAM      2022/01/04(火) 20:41
 Re:2021年12月29日 Jazz inn Lovely 佐藤田中森山トリオ1部その1
[引用]
 


変わった組合せですね。初めて?





[6953]   管理人      2022/01/02(日) 16:14
 2021年12月28日 Jazz inn Lovely 森山田中デュオ1部その1
[返信] [引用]
 


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朝6km走ってから仕事納め、午後に9km走ってTotal15kmのランニング。いつもはJazz inn Lovelyの姉妹店串カツLOVELYからLovelyへハシゴするんだけど、以前は17時半開店だったのにコロナ禍以降16時半開店になっていたのを忘れていた。16時40分から並んでくれたKasumiちゃんが待ちの3組目、寒い中立って待つ。凄い人気店、後に20人くらい立っている。底冷えするのでカイロを持って17時45分くらいにやっと入れてカウンターで串カツと味噌おでんに生ビール。やっぱり森山ライブにはセットでなくちゃ♪

 19:40にスタート、座ったと思ったらいきなりのアフロリズム。じわーっと髪の毛が逆立っていく。すばらしいスピード感。ああ、いよいよ私のアタマはダメだなぁ、この曲の名前が出てこない。Forest Mode、だよね?ノブ君マフラーに、毛布みたいな厚い生地のコートを着たまま弾いている、暑くならないのかな?ノブ君マスクを下げる、丸坊主にキティちゃんのシャツ、「変なおじさん」だわよ。森山さんのリムショット炸裂、ああすばらしい。森山さんの腕の動きと手に見とれて、ぼうっとしてしまって手が動かない。二人の演奏じゃ寂しいかなと思ったけど全くそんなことない、この2人の作り出すサウンドは必要かつ充分な世界。

森「しばらくジャズとも名古屋とも遠ざかっておりました、さっきテレビ塔の下に行ったら、風景がまるで変わってしまっていて、迷子になりそうでした。そういう夢を最近よく見るんです。どっちが家なのか分からない、曲がるとあっちが家だって思って曲がるとまた風景が違う。どうしたら良いんだろうと思って目が覚めることがよくあるんですが、何の意味があるんでしょうね?田中さんは夢は良く見る方ですか、ほとんど見ない方ですか?」ノブ「見ます。断片が。悪夢みたいなのもたまに見ることがあります」森「怖いの?殺されそうになるとか」ノブ「みたいの」森「やだねえ。寝る前によくないテレビとか見てるんじゃないの?寝る前はなんかほのぼのとしたものを見るのが良いですね。私は最近は吉幾三ですね。昔は三橋美智也でしたけどね。山下洋輔、吉幾三ですからね。菅原都々子は好きでしたね、小学生くらいだったでしょうか、愛唱歌でしたね、『月がとっても青いから』中学生くらいになって春日八郎とか三橋美智也、別れの一本杉とか出てきたんですけど、ジャズはなかったですねぇ。高校生くらいになって凄いと思ったのはマンボNo.8。『チャッチャチャチャッチャ、チャッチャチャチャッチャ』って」歌って踊る森山さん。「ジャズなんてでてこないんですよ。で、大学に入ってクラシックでしょ?ストラビンスキー春の祭典、やったんですよ。それで大学やめたら山下洋輔ですもん。ジャズなんてどこにもない。自分がジャズができるなんて思ったことない。田中さんのお導きで叩いております」ノブ君「そんな」と笑う。「今の曲はForest Modeでした。田中さんは曲は書かないんですか」ノブ「たまに」森「どんな曲ですか」ノブ「キティちゃんとか」森「キティちゃん!さっき聞いたんですよ、『キティちゃん(ファン)を何年やってるの』って。靴下から下着までぜんぶキティちゃんだって。そんなの売ってるんですか?」ノブ「売ってます」森「キティちゃんばっかり売ってる店があるんですか?」ノブ「サンリオいけばたいてい揃います」森「サンリオピューロランド、あそこは3-4回行きましたよ。あれはパレードが楽しいんですよ」ノブ「あはは、パレード!」森山さんがピューロランドのパレードっていう落差(?)に場内がざわつく。森「サンリオはパレードが見える範囲なんですよね。ディズニーランドはパレードが見えなくなっちゃうから。ピューロランド、なつかしいなぁ。そうですか、今日もしっかりとキティちゃんで固めましたね?Tシャツを見せて下さい」振り返るノブ君、「おお〜」と場内が沸く。森「キティちゃん好きな方いらっしゃいます?」振り返って場内を見るノブ君、手を挙げる人がいなくてノブ「誰もいない・・・・」キティ好きのクリコちゃんが今日は来ていないからなぁ。森「もっと人気のあるものにしなさいよ。来年からは名のある人のデザインにしましょうか。どんな人が好きですか?」ノブ「今はいないです」森「僕は昔三宅一生でしたけどね。このところ名古屋でも見なくなっちゃって、昔はあったんですけどね。売れないんでしょうか。まぁ、僕は洋服とか絵とか、そういうことにはあまり関心がないからねぇ。田中さんはそんなにおしゃれしているのにカツラは被らないんですか」爆笑。ノブ「これは剃ってるんです」森「剃るって大変でしょう?」ノブ「2日に一回くらい」森「生えてくるとみっともないんだよね」ノブ「エスカレートしてきちゃって。昔はバリカン使ってたんですけど」森「怖くない?」ノブ「大丈夫です」森「そうですか・・・・・少しは話を準備してくればいいんですけどね。次の曲をやっている間にまた話を考えておきます。最初はForest Modeでしたが、同じ曲はやりません。次はMy Favorite Things」

すごくゆったり。この二人の安定していて、安心感のある演奏。メリハリのきいたドラミング、叩きまくるかと思うとすうっと抑えて。そういえばこの二人もう25年くらいいっしょにやってるんだなぁ。この2人のデュオアルバムはうちのレーベルではまだ作ってなかったか。流れるようなこのソロの受け渡し。気心が知れているから遠慮もなく、手の内がお互い分かってる感じで。ノブ君の弾くテーマもなんかかわいいぞ。


 
[6954]   管理人      2022/01/02(日) 16:15
 Re:2021年12月28日 Jazz inn Lovely 森山田中デュオ1部その2
[引用]
 


森「一曲終わると何か喋るっていうのは、昔のフォークの歌手みたいですね。フォークの歌手は喋りの方が歌よりも長いんですよ。歌は短いですもんね。30曲くらい歌う人もいるんですけど大変ですよね。田中さんは歌うんですか?」ノブくん笑って「いやいや」と手を振る。森「あ、歌わないの?私歌いますよ」ノブ「カラオケとかいかれるんですか?」森「カラオケ、行ったことありますよ。私は上手くないからなぁ、声だして歌うのは大好きだし、健康に良いって聞いたんですよ。ああそういえば大きい声を出して歌うことあんまりないなぁ。裏声で『ひゅ〜』とか歌うことが多くてね、情けないなぁって。大きい声を出して歌うことはいいことなんだけど。一曲やってはしゃべり、っていうフォークの歌手なんかはしゃべるネタを考えて来ているんでしょうね。もうすこし考えてくれば良いのに。私は話題がないんですよ。犬が一匹いるくらいであとはなんにもないですからね。老夫婦二人きりで暮らしてますから、話題もない上によく聞こえない、声がちいちゃいですからね。『え?えっ?』って聞き返すのも悪いから分かったような顔をしているんですけれど意思疎通はできているんでしょうかね。料理も余り作らなくなりましたしね。私が食べることにあまり執着がないっていうか、美味いものの店に長い列つくって並ぶっていう、ああいう気持ちになったことないですね」私達串カツラブリーにまさに行列してましたが、そういえばそんなことするの串ラブくらいかなぁ。「串カツラブリー?ああ、10分くらいは並んだことありますよ。中にいる人を見ると、なかなか帰りそうもないですもん。昔はああいう店はおじさんのたまり場だったのに、この頃おじさんよりも若い女の人の方が多いんじゃないですかね。で、そういう人はあまり飲んだり食べたりしないでしゃべってばかりいるんですよ」そういえば奥にいた女性二人組、1時間以上も何も注文せずビール一杯で粘ってた・・・。「ええ、だからああいうところも回転酒場とかすればいいと思うんですよね。椅子が回っていって、一周したらお金を払わなきゃいけないとか。そうすれば待っている方もずいぶん楽でしょうね、あとどれくらいで入れるってわかるから。やんないですかね、回転酒場河合さんは。他には・・・なんかないですかね、名古屋へ出てきて、わざわざ見るところもないし。田中さんと会うのもずいぶん久しぶりですもんね。1年くらい会ってなかったんじゃないですか?(年始の)ピットイン以来?」いつだったろう、そうだ、考えてみればほとんど今年はライブなかったし。「そうだねぇ、さっきここの前に来たとき誰かって名前聞こうかと思った」そりゃボケですよ!「まぁそんなわけで無事2曲終わりましたので、あと2曲ほど務めさせていただきます。って、落語みたいになってきちゃった。これも落語をよく聞いているからですかね。コロナのせいですね、家を出ないでYou Tubeで落語ばっかり聞いているんで、どうも頭が落語化してるんじゃないかと。この間、同級生じゃないんですけど小遊三っていう落語家がいまして、あの人とは売れない時代から飲み友達だったんですよ。この舞台くらいしかない小さい店でよく呑んでいたんですよ。(alaに落語を演りに来たとき?)『えっ、森山さんって可児に住んでるんですか』僕がどこに住んでいるかも知らないで可児に落語やりに来てるっていうんだからねぇ。僕は彼の落語を聞いたことないんで、逆に彼は僕のドラムを聴いたことが無いんじゃないかなぁ。でも誰かに聞いたらバンドやってるっていうんですけど、何やってるんでしょうね。まぁこれくらいで、田中さん何か補足することはありますか?次にやる曲を忘れてしまったので、田中さんにお任せするしかないんですよ。僕の頭の中には高校時代が浮かんでいるんですよ、藝大受験にピアノがあるっていうのを知って、ソナタが弾けなきゃ受からない。ソナタって難しいんですよ、ソナチネだったらまだいいんですけど。それで勉強し始めて、うちにピアノがなかったので音楽室へ行って練習してたんです、最初の出だしの2小節くらいを」

しずかな「月光」から始まる、きれいだなぁ。途中で「月の沙漠」に変わったとたんバーンとハイハットを踏む。「旅の駱駝がいきました〜」なんの世界だったか分からなくなってくる、うまく二つの世界を合わせて。う〜ん、二人きりの演奏はどれだけぶりかなぁ?多治見とかであったような気がする、何年前?ライブレポートは書いているものの、記憶力のなさが情けない。そういえばノブ君が森山さんと初デュオをしたときは、岐阜県「Opus 1」の会場まで名古屋から一緒に行ったんだった、「何やったらいいんだろう」って不安げなノブ君、「サンライズを左手のパターンと右手はテーマでは?」なんて言いながら名鉄の駅から歩いた。音響がカメチンさんだったのを思い出す。ブラシソロ秀逸。ブラシのプレスでトーンダウンする森山さん、ノブ君タイミング窺いすぎ・・・?森山さん入って欲しいんじゃないかなぁ?森山さんを見ながら月光のパターンから入り、静かに終わりまでテーマはなし、拍手!



 
[6955]   管理人      2022/01/02(日) 16:16
 Re:2021年12月28日 Jazz inn Lovely 森山田中デュオ1部その3
[引用]
 


森「ピアノのコンサート、クラシックのコンサートもやってるんでしょう?」ノブ「最近誘われることがあって2台ピアノとか。火の鳥とか」森「火の鳥!」ノブ「火の鳥、あの焼き鳥じゃなくて」珍しくノブ君がボケかました、森「もちろん知ってますよ!火の鳥って聞いて焼き鳥だなんて誰も思わない」大ウケ。森「火の鳥,、オーケストレーションになってるでしょ、オーケストラと?」ノブ「2台のピアノで。ストラビンスキーは編曲がないので、ピアニストの編曲はあるんですけど難しすぎて直して」森「難しいでしょうね、凄い題材を選びましたね、ストラビンスキーなんて。僕もYou Tube探してたら、昔ジャズをやる前にストラビンスキーの春の祭典をやった事があるんですよ。僕の役は銅鑼だったんですよ、それで凄く活躍してるんです、ドシャンドシャン叩くんです。それで若い私が出てました。遠目に、絶対これに違いないって、イーゴリ・マルケビッチっていうロシアの指揮者が来て日フィル定期演奏会、100回目くらいのときに棒を振ったんですよ。その頃は学校の授業にいくよりも日フィルにいることの方が多かったくらいで日フィルやってましたので」日フィル、イーゴリマルケビッチで検索すると1965年に東京文化会館で指揮なさってるって出てきますね。森「なつかしかったぁ、かわいかった・・・人生分からんもんですね、あのままいけばオーケストラでやっていて今頃どうしているんでしょうね、もう定年ですからね。N響の百瀬さんていう方が2級上で山下洋輔と同級生なんですけど、久しぶりに電話いただいて『どうしてる?』っていうから『やってる』って言って。百瀬さんは指揮者になってやってるんですけどね。ドラム叩いてるって人はもういないんじゃないですかね、同級生がついこの間亡くなって。もう一人は癌の手術をやって、私だけです、やってるのは。今年一年できましたので、来年もやってみようかなぁって」拍手!森「そういえばね、山下トリオでやってたとき、そのころ経済的支援も含めてやってくれてたのが大阪のオバハンだったんですよ。なんか、関西テレビかなんかの仕事で、あの頃イレブンPMとかにも出たんですよ。誰かの紹介だったんでしょうね。あれは関西でも藤本義一さんがつくって、こっちでは大橋巨泉さんだったんですけど。そこへ出て、帰りにちょっとした店に寄ったら、『ちょっとやってよ』って音楽の店でしたから、むちゃくちゃやったらえらく気に入ってくれて、毎月呼んでくれたんですよ、大してお客も入らないのに、ギャラもちゃんとくれたんですよ、あるときは有馬温泉とかに連れてってくれてね。もう芸者さんを上げて大騒ぎしてね。お金持ちってそういうことをしてくれるんですね。ええ、そこの店とはずうっとつながりができて、いまだに山下洋輔はその店に行ってるらしいんですよ。ハチっていう店なんですけどね、大阪インタープレイハチって、そこへ行くときに新幹線のなかで作った曲、ハチって曲」思わず後ろを振り向く、ハチにずっと縁のあるオカダトが目をウルウルさせているのと視線が合う。「やっちゃいますよ〜」

ざあっというロールからタカタカッ、タカタカッと短いモチーフが入りその後はフリー、キェ〜と叫びまたモチーフ。ガシャガシャ、ドシャメシャのデュオとなる。うぉぉ〜!この二人のフリー、見応えもあるし盛り上がるし、場内も大興奮!ぱっと目を合わせてモチーフが入り、ドラムソロへ移る、ノブ君肩で大きく息をする。森山さん、コロナで全然叩いてないって良いながらめちゃくちゃ切れの良いドラミング、腕が何本あるんだろう?って感じで。ぱっとタイミングを合わせてまたテーマに入り、スカッと終わる。

森「私の作る曲は大抵二文字なんですよ。『さて』とか『どれ』とか、なんの曲か分かればいいんで、『日本海の夜明け』とかじゃなくてね(笑)」いや、それオッ君の曲じゃないですか!「人の悪口を言うのはやめてしばらく休憩して反省してきます、ありがとうございましたしばらくご歓談下さい」


 
[6956]   管理人      2022/01/02(日) 16:17
 2021年12月28日 Jazz inn Lovely 森山田中デュオ2部その1
[引用]
 


20:50
2部スタート、森山さんが腕をくるくる回してノブ君の方に差し出す、「どうぞ!」と、笑いが起きる。さざ波のようなピアノのテーマ「浜千鳥」からソロに、いやぁこのデュオ本当に安心感がある。どうノブ君が攻めても受けてたつもり山さん、ノブ君も好きなように弾いてるし、でも森山さんの音も分かってるし。森山ソロへ移る、緻密なソロだ、いやぁ、ロールの細かさが素敵だわ。ノブ君無音になるのを待ってテーマに入る、わあ、この和音の展開素敵だわ。ノブ君上手くまとめたね!

森「今野曲は浜千鳥っていうんですよね。勝沼に音楽は3つくらいしかなかったですね、一つは浪曲と、一つは小学校唱歌。それから演歌ですね、小学校唱歌が好きでした。音楽の時間は多分毎日あったと思うんですけど。歌を歌いながらその歌詞の内容を空想するのが好きでした、『親をたずねて海越えて、月夜の国へ消えてゆく』なんか悲しいんですよね。浜千鳥って鳥なんでしょうけどね、子供心に、おかあさんが居なくなってピイピイ浜辺で探して鳴いているのかなあなんて想像しながら歌っていたんですけど、感傷的な子どもでよく泣きながら歌っていたこともありました。おかしいでしょう?授業中に泣きながら歌っていたら、先生から『なんか家庭的に問題があるんじゃないか』って、母親が言われて困ってましたけどね。ええ、浜千鳥」調べてみたら、作詞した方は早くにお父さんが亡くなって、お母さんは他家に嫁いでしまって両親と離れて育ったということらしいです。

次も田中さんのリクエストで(ノブ君ワハハと笑う)、浜千鳥・・・じゃなくて浜辺の唄。わたしこれも好きなんですよ。あした浜辺をさまよえば、昔のことを思い出すって。良い歌だねぇ。歌詞を思い浮かべたいので、ちょっと田中さん歌ってくれません?歌詞はご存知でしょ?」ノブ「あしたはまべをさまよえば、昔のことぞしのばるる」と歌わずにしゃべる。「矢野顕子みたいに弾きながら歌ってくださいよ。矢野顕子も『いいねぇヴォーカルは』って言ったら『私ピアニストです』って。いいですね、つのひろも歌うまいですもんね。他にドラマーで歌歌う人いますかね」グラディ・テイトが歌ってましたねぇ。「渡辺文男さんが歌ってるのを聞いたことがありますけど。歌は良いよ、うたは。来年から目標にします、レッスンを受けます」ぜひ丸山繁雄ヴォーカルスクールへどうぞ!森「ということで浜辺の唄!」

ノブ君の和音深い。なつかしいなぁ、イントロを1コーラス、タンタンと最初の音を弾いて、森山さんがタイミングを合わせてテーマに入る。聴き入ってしまってペンが止まっている。なつかしいデュオ、明日浜辺をさまよえば、森山さんは本当にリラックスして叩いている、倍テンになる、結構スピーディーだけどこれよりも速くなるとは!うぉぉ〜!で、ドラムソロに突入、メンバーの数に依らずどっちにしろドラマーは叩きっぱなしなんだからしかたないといえ凄いドラミングだ。メロディーが聞こえてくるようなドラムソロ、森山さんは心の中で歌いながら叩いているんだろう。もうこのノブ君と森山さんの阿吽の呼吸は誰にも真似できない世界だと思う。


 
[6957]   管理人      2022/01/02(日) 16:18
 2021年12月28日 Jazz inn Lovely 森山田中デュオ2部その2
[引用]
 


森「若いときの苦労話はいくらでもあるんですけど、高校時代くらいになると、テレビも見るようになりましたし、ポップスもジャズも聴くようになったんですね。最初に聞いたのはマックスローチだったと思うんですよ。高校の同級生がジャズ喫茶ってところに誘ってくれて、昔の喫茶店って薄暗いんですよね。なんであんなに暗くしてるのか良く分からないんですけど、大人になったような気がしましたね。同級生はタバコなんか吸ってましたけどね。で、マックスローチ聞いて、それからドラマーで言うとフィリー・ジョー・ジョーンズとかその店でよくジャズを聴くようになったんですけどなぜかあまり好きにならなかったですね。だけど一世を風靡したTake 5、あれになってまた聞くようになって、それからジョー・モレロとかのドラマーが好きになって、アパートで新聞紙を広げてワイヤーブラシで練習したのを思い出します。新聞紙を敷くとね、ちょうど『シュックシュック』って音がして具合が良いんですよ、なつかしい高校大学時代でしたね。その頃はやっていたのが中村八大永六輔コンビで、『上を向いて歩こう』とか『こんにちは赤ちゃん』とかヒットを飛ばしたんですよね。中村八大さんもジャズピアニストで、テナーサックスの松本英彦さんとバンドを組んでいたんですよね。永六輔さんと組んで作曲をするようになってからジャズピアニストというより、作曲家というよりヒットメーカーになりましたね。あの頃の良い曲たくさんありましたけど、遠くへ行きたいなんて好きでしたね。『知らない街を歩いてみたい、どこか遠くへ行きたい』」と口ずさむ。「どうも上手く歌えないなぁ〜」

ノブ君が弾き始める、暗い感じのイントロ。なんの曲だろう、っていう感じからきれいに展開していく。あの曲になるんだろうなと判りながらもモチーフを作っていく。この展開ノブ君らしい、いやこの二人ならノブ君好き放題できるね、あ、森山さんでなくても好き放題してるのかな?森山さんはマレットでリズムパターンを。上手く森山さんへソロを渡す。いやぁ、このブラシソロ圧巻!ブラシソロ好きなんだけど、大変って聞いてるからちょっと心配になっちゃうくらい。おお、今回はノブ君森山さんが叩いているうちからすっとテーマに戻れたね、偉いエラい!

森「どのくらいの頻度で演奏なさっているんですか?」ノブ「今月は多かったです、24回ほど」森「えっ!24回!そうすると頭の中はジャズばっかりですね」ノブ「前は飲み過ぎちゃって調子悪くなって」森「じゃあ今は飲んでる暇ないですね」ノブ「気をつけてます」森「音楽やっていないときも曲を作ったり?」ノブ「そういうゆとりは全然ないです」森「音楽は仕事でやってるから気が休まる暇がないでしょ?新曲もあったりすると打ち合わせもあったり。ゆっくりしているときがないんだったらお酒飲まずに何してるんですか」ノブ「銭湯が好きなんです」森「銭湯!」ノブ「お風呂入って、お酒飲むってのが好きなんです。だから横浜中の銭湯にあちこち行ってます」森「横丁のおじいさんみたいにタオル掛けてヘイっと」なんか落語が始まっちゃったぞ?森「暑いにつけ寒いにつけ酒で、いいご趣味ですね。私はこのところお酒はあまり飲めなくなっちゃってね、いま0.5%ってビールが出てきてていいんですよ。あれ重宝してるんですよ。0.5%ってないも同然で、10本飲んだって5%」えっ!森「あれでもね、気分ですかね、あれ飲むと酔ったような気がするんですよ。不思議なもんで。あとはまぁ、たまにですけど寝る前に少し梅酒を飲むくらいで。どうしてでしょうね、止めてるわけでもないんですけど。酔うってのがいやになっちゃってね。なんでしょうね、酔うために飲むんでしょ、お酒って」ノブ「そうなりますね」森「昔はバーとかに行ってもカウンターで3杯くらいのんでからボトル持って氷持って銭湯へ行くっていう、とにかく酔いたかったんですけどね。遺伝ですね、父親がそうでしたから。ほっときゃいいんですよ、飲んで心配するのも心配、飲まないで心配するのも心配。ええ、しょうがないからジャズでもやろうか、今日はジャズをやっちゃいますよぉ!」


 
[6958]   管理人      2022/01/02(日) 16:19
 Re:2021年12月28日 Jazz inn Lovely 森山田中デュオ2部その3
[引用]
 


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もう抱腹絶倒のMCからいきなりサンライズに。デュオ全開。ベースがいたら、ホーンがいたらともちろん思うけど、いやぁ、この2人の出す世界、誰にももちろん真似できない。森山さんの左腕の動きがかっこい、もう幸せ。今日のここでのこの演奏、聴いていられたことだけで幸せだこのスネアの響き。あれここでテンポ崩す?お茶目なというかおちゃらけドラムを入れる余裕。いやすごいわ、キャー!と叫びたくなる、すごい!胸にくる、迫る。

(ここからのMCは録音できていなくて、メモからのみです)
森「これも私がよく歌っていた曲です、見上げてご覧夜の星を」ノブ君のキラキラした音、こんなサウンドを一瞬でも出せたらなぁ・・・和音だけじゃなくて短音でも煌めいている、ふんわりしたイントロ。いやぁ、なんだろうこの深い音と展開。二人の息がぴったり、森山さんもやり易いだろうなぁ。チリチリ、ハイハットとバスドラ、ノブ君の深い音とマッチしてすうっと消えていくエンディング。みんな息を呑んで聞いている、そして終わった後に大きな拍手。

本当に充実したライブだった、だから無理なアンコールをだれもしない。何度もアンコールがあれば良いってもんじゃない、深く深く満足。明日は佐藤君が加わる、またどういう展開になるか楽しみだ!


以下は浜千鳥 の歌詞です
青い月夜の浜辺には

親を探して鳴く鳥が

波の国から生まれ出る

濡れた翼の銀の色

夜鳴く鳥の悲しさは
親をたずねて海越えて
月夜の国へ消えてゆく
銀の翼の浜千鳥


 
[6973]   YAM      2022/01/04(火) 20:40
 Re:2021年12月28日 Jazz inn Lovely 森山田中デュオ1部その1
[引用]
 


二人のDUOは、もう円熟の領域ですね。





[6945]   管理人      2021/11/28(日) 00:28
 2021年11月21日岡崎リブラホール
[返信] [引用]
 


2021.11.21岡崎秋ジャズ2021 vo今岡友美 acc佐藤芳明

新幹線で品川駅から森山さんと乗り合わせ、東岡崎へ。地元人ながら新幹線から名鉄への豊橋駅での乗り換えがややこしくて、お供して良かったかな。りぶらホールへ15時前に到着、16時半の開場までホール入り口で並ぶ。私は3番目だった。すぐ後は伊藤さん、その後はYAMさんご夫妻。その後に並んだおばちゃん達のおしゃべりを聞くともなしに聞いていたがあまりにも間違った健康法を友達に教えているので思わず口出ししてしまった。「体重をかけて膝をぐるぐる回すといい」それやめて〜!!軟骨すり減りますから!

17時の開演。舞台下手から佐藤君だけが出てくる。ん?カウントを足で出して、アコーディオンソロなのね。アコーディオンの音がすごくよく聞こえる。響きがとても優雅。ちょっとエコーが効きすぎかなって思ったけどおさまった。よく聞こえるって良いなぁ〜!この前の奈良も最前列だったけどな〜。手の指の動きもよく見えて。ほどよい長さのアコーディオンソロ、佐藤君久しぶりだけどすばらしい〜♪曲の名前は覚えてないけど、メロディーはよく知ってる曲。

2曲目もソロで始まり。何だっけこの曲。友ちゃん出てくる、中華のランタンを瞬間思った、黒い帽子で赤い耳飾り、シャツも中華風か!友ちゃんがピアニカを吹き始める、聞こえないなと思ったらマイクに近づけて。おお、ピアニカソロで佐藤君に対抗するか、やるなぁ!あ、ソロ終わりに拍手しそびれたわ。ワルツに変わる、そして音量を小さくしてフェードアウトで終わる、これ難しそうだ。

友「佐藤さんお元気でしたか」佐「何とか生きてます」友「パリの空の下でという曲をお届けしました。一曲目は何という曲でしたか」佐「サイエ、Let’s goという、景気づけで、自分で書いた曲です」拍手、ありがとうございます」友「森山さんには友ちゃんは話が下手って良く言われるんです。次の曲はワルツを二人でお届けしようと思うんですが、この曲は良い曲なんですが、次の曲は大丈夫ですか?」佐「よくわかってない、できるのかな」友「じゃあやってみましょう。ザ・ラストワルツです」

かわいい感じのイントロと友ちゃんが口笛吹いたりして。日本語の歌詞。一人で歌う。この曲ってこんな意味だったのか。友「ラストワルツでした、ドラム森山威男さん〜!」

森山さん登場、お、ここでサンライズ持ってくるとは意表を突くなぁ!おお、友ちゃんがテーマを歌う、伴奏は佐藤君が引き受けて。サビの低音を歌うのが苦しそうだが。テーマを終えて、佐藤君が構えてモードの和音を弾き始める、17小節目からソロに入る。森山さん昨日の疲れもおありだろうけど、動きはもう全くいつものドラミングだわ。サビ前で佐藤君大きく蛇腹を引く。友ちゃん楽しそうに舞台の中央でドラムとアコーディオンを交互に見ている。後ろから拍手が起こっている。佐藤君ワイヤレスならもっと寄っていけば良いのでは。さすがに友ちゃんのソロスキャットはないか。ひゃぁ、一部でサンライズ?と思ったらこのドラムソロ!タカタドン、でテーマへ。サンライズが終わると、もうステージの終了のような気分にさせられる。

友「みんな大丈夫?」森「大丈夫じゃない」友「サンライズでした、大きな拍手を!森山威男さんで〜す」森「ありがとうございます」友「凄い曲ですね、一度歌ってみたかったんです。それでは次の曲『Danny Boy』を聞いてください」

佐藤君がイントロ。友ちゃんの豊かな声量、森山さんのブラシのバッキング。もう、すごく力が要るんだろうな、テーマ終えて佐藤君と森山さんのデュオになる。すごいなぁ、佐藤君の小さな小さな音もクリアに聞こえてくる。ド迫力のブラシ、エンディングそんなに叩かなくてもいいよえ〜と思っても叩くんだから。感動的。後からため息が聞こえてくる。

森山さん一旦頭を下げてから「まだ、できます!」佐藤君大笑い。「今日は進行としてはワンステージ通しで、トイレへ行く暇はありません。そのつもりで皆さん。先に言わなければいけなかったかな」森「その場でどうぞ」佐藤君大笑い。それでは私のお気に入り、『My favorite things』」

1,2,1.2.3.4.友ちゃんがテーマを歌い終わると拍手。佐藤君ソロ、森山さんを見つつ。身体を前後に振りつつ、振り上げた足にシルバーのスニーカーがキラキラ光る。お、森山さんが段々とヒートアップ、佐藤君が煽る。友ちゃんが後ろで踊りながら少しずつ絡んでいく。ドラムソロかと思ったがテンポを出して友ちゃんが歌でテーマに戻る。佐藤君大きく蛇腹を引いて抱え込み、エンディング。


 
[6946]   管理人      2021/11/28(日) 00:29
 Re:2021年11月21日岡崎リブラホールその2
[引用]
 


友「私のお気に入りでした。お気に入りと言ったら怒られてしまいますが、本当に大好きな人です」森「誰が」友「もういちど、森山威男さんです!」拍手!友「森山さん、どんな毎日をお過ごしでしたか」森「コロナでドラムを叩ける機会がないので、今日も叩けるだろうかってね、自転車に初めて乗ったときのような一種不安があったんですけど、たいしたもんですねぇ。一度覚えたものっていうのはそう簡単には忘れないってことを改めて知って、これなら練習する必要ないなってまたずるいことを考えはじめたんですけど。でも最近の話題としては大谷翔平さん?すごいですね」友「すごいですね」森「ああいうコトされると困るんですよ」何が?
友「そして謙虚でいらっしゃる」森「その両方が優っているということはどういうことなのか。もうね、家ではテレビを付けるとYou Tubeで大谷さんが出ることになってるんです。普通の地上波はほとんど見ないですね。いいことにね、忘れるんですよ。どの試合がどうだったかって、すぐに忘れちゃうからまた見ても『うわぁすごい』って感動ひとしおです」友「毎日が新鮮ってことですね」森「その通りです。・・・それと私が同関係があるんですか」自分で話しといて・・・「今日もよかったと思います。今岡さんとこうしたことができてね。年寄りなのにね、若い方にからかってもらえるってことがうんとうれしいんですよ。悪口でも憎まれ口でもなんでも言ってくれればうれしいです、ありがとうございます」友「でもいつも渡し守山さんを見ると思うんですけど、ずるいですよね、はぁ〜とか言いつつ一旦スティックを握るともう本当にドカーンと雷が落ちたみたいな刺激を受けます、すばらしいドラムで。ホントご一緒したかったんですけどこの間はご一緒できなかったし、ヴォーカルさんってイヤじゃあないですか、飛沫が飛びそうで」森「イヤですね、私は歌いながら叩いているので、もう一人歌われると困っちゃうんですよ」友「そうなんです、ここに居ると森山さんの声が聞こえてくるんですよ、どうですか一番前の方とか聞こえてますか」うんうんと頷くと友「お得ですよね、3列目以後の方は聞こえないと思うんですけど。どうせならマイクで歌ってみるというのはどうでしょうか」森「菅原都々子と橋幸夫しか歌えない」友「すがわら・・・」森「ご存知ないですか?」客席から「月が取っても青いから〜」って歌う声が。森「月が取っても青いから〜」友「の人ですね、知ってます。橋幸夫さんはお目にかかったことがあるんです。オーストラリアのカジノであそんでらっしゃいました」森「何して遊んでたんですか」佐「何してって(笑)」森「やったことないから分からないんです。私は橋幸夫と同じ年ですよ」友「おいくつですかってお聞きしても良いですか」森「再来月、年が明けると77才になります」会場内から「ほぉ〜」とどよめき。森「これ(ドラム)だけですよ、散歩しても20mで帰って来ちゃう。バラードの方が疲れるんですよ、腹筋にうんと力を入れるので、切腹する前みたいに。速い曲の方が楽ですね」友「じゃあ継ぎ歯ラードに行きます」森「え?ここで?・・・いいとも」友「・・・そういえば思い出しました、森山さんに初めてお会いしたとき森山さんのこと良く存じ上げなくて、『森山さん大変ドラムがお上手だって伺ったんで、一曲お願いしてもいいでしょうか』って」森「そうなんですよ、ライブハウスで僕のバンドがやってるときでね、お客さんだって結構入ってたんですよ。だいたいヴォーカルが入るときには譜面とか打ち合わせしないとできないんですよ、あなた何ておっしゃいましたか」友「逆に『え?デュオ?銀座の恋の物語?』って森山さん」森「彼女としては伴奏のつもりじゃなくてね。エラい事いう人がいるなーと驚きました」友「でもあの日があったから今日があるんだなぁと」森「あの日以来の虜です」友「それは私の方で、あの日以来寝ても覚めても森山さんのことを考えています、CDも一緒にやってくださって。だから今日ここに居て下さる方は森山さんのことを大好きな人ばかりなんですよね」拍手。

「優しい言葉を聞くと、今日が最後だという気がしてしまうのは私だけでしょうか」友「森山さんが100才まで叩くっておっしゃって、私もヴォーカルは声が出なくなっても、女性がキーが変わっても歌い続けようと。私は長生きしますよ」森「昔ピアニストと誰か話したことがありましたよ。俺たち年を取ったらどうしよう、って言ったら『いろんな老人の施設を回ろう、そしてそこで花形になるんだ』って。どこまでいっても花型になろうと思うんですね。遠い昔の話です。それではそのことを思い出しながらアンコール前の曲に行きましょう」

ピアニカでキーを確かめて歌いだす友ちゃん、このメロディーは何かな、「森山さんに遭えて幸せ〜ずっと歌い続けたい〜」と歌う。森山さんがブラシで叩く、何て曲だっけ。森山さんキェーと叫ぶ。



 
[6947]   管理人      2021/11/28(日) 00:30
 2021年11月21日岡崎リブラホールその3
[引用]
 


友「それって佐藤さんもそうですよね、すごいシャイそうに見えて、『よろしくお願いしまぁす』とか言いながらすごい演奏して」佐「みんなそういう人の集まりですから」場内から拍手。友「さて」佐「もしかして最後のアンコールの前の」友「なんかお話ししておくことないですか?」佐「もう2月の件は発表になったんですよね」とalaの2月5日ライブの話、みなさま是非お越し下さい。佐「手練れの強力なお兄さん方とすごいことになります。今打ち合わせをしております。あそこをこうしてああしてみたいな」森「佐藤さんが全曲アレンジして下さって」佐「いやいや、本当は森山さんの仕事なんですよ、森山さんのコンサートなんですから、お願いしますよ」森「私はアレンジなんか洋服しかしたことがない」佐「洋服もしたことあるんですか(笑)」 場内(笑)(笑)森「見れば分かるでしょう、ドラムは座って叩けば音が出るんですけど、こちら(アコーディオン)は右手と左手が全然違ってて、左手でメロディーも弾くし和音も出すっていう信じられないですよね。しかも初見が強くて、初めて持ってきた譜面でコード進行じゃなくて上からソプラノアルトテナーっていうオタマジャクシを見ながら弾くっていうんだからすごいですよねぇ」佐「まあそういう仕事をしていますから」場内大受け。森「みんなに書いてもらった譜面をその場で弾くって言うのは」佐「2月にそういう企画はございませんから」森「楽しみにしています」森「もう一つ私が考えていることは皆さんの中で楽器ができる人がいたら出てきてやっちゃうんですよ、それでバックの我々がものすごくうまく聴かせる、ってのはどうかと」友「すご〜い、それ」森「それ商売にしようかなと」いや、私がテナー持ってalaに行っても無理だと思います、そういう企画はやめましょう・・・2月じゃなくての企画なら。佐「すごいですね、新たなアイディアがどんどん湧き出てくるっていう」友「それでは2月の5日を楽しみにお待ちいただきたいと思います」佐「今岡さんと森山さんはこの後は」友「4月に奈良で」佐「いいですね、楽しみですね」ちょっとここで来年の佐藤君に関するテレビ出演の内緒のお楽しみの内緒の話があり。

アンコール前の曲に、とアフロリズムが始まる、キャラバンかな?友ちゃんが佐藤君を見て2人でタイミングを合わせてテーマを歌う。佐藤君ソロ、リズムを刻みつつソロを弾くが、ベースがいないと本当に大変だろうと思う。しかし、本当にこの3人でよくこんなライブができるな、佐藤君ソロ、徐々に森山さんに向かって距離を詰めてきたぞ、もっとalaの時みたいに行けばイイのに!いいぞいいぞやれやれ〜!友ちゃんがぱっと手を振り上げThis is so inviting~と歌い始める、やるなぁ、いいなぁ、かっこいいなぁ〜!しかし、誰と何をやってても森山さんのサウンドはすごい!

アコーディオン佐藤芳明!ヴォーカル今岡友美、ドラムス森山威男さんでした!

とアンコールで掃けるが、森山さんそのまま座らせておいて欲しいくらい、立って歩いてまた戻ってくるって形式的なこと・・・まあ形にしないといけないのか。

友ちゃんまで「はぁ」とか息絶え絶えみたいだが。

Goodbyeか。佐藤君の美しいサウンド、もう美しくてしみじみ、でも楽しくて嬉しくてウルッとならない。キーを変えてあるかな、サビから友ちゃんが歌うのかと思ったら佐藤君が1コーラスフルで弾く、めっちゃかっこよくていやこれ渋いわ〜!おお、佐藤君そのままソロに突入、ああ録音禁止じゃないんだから録っておけば良かった。バラードから4beatに、そして日本語の歌詞で歌ってたけど浅川マキの???こんどはぜひJon Hendoricksに書いてもらった歌詞で歌ってもらおう。
なんかほのぼのした感じの良いコンサートだった、初めて行ったりぶら、ずっと座って待ってないでいろいろ見学してくれば良かったなぁ、また来よう。






[6943]   斉藤究 [URL]      2021/11/23(火) 17:49
 Tokyo crossover jazz festival 最高でした!
[返信] [引用]
 


オンラインで聴いた森山さんとKYOTO JAZZ SEXTETのライブ
森山さんもとっても楽しそうで、最高でした!
JAZZでDJをしてるので、沖野さんと森山さんの融合は
たまりませんでした。
できれば現地で聴きたかった!!
次は名古屋ラブリー楽しみにしてます!

 
[6944]   管理人      2021/11/28(日) 00:25
 ありがとうございます〜
[引用]
 


年末のLOVELYで一緒にライブを楽しみましょうね〜!





[6940]   管理人      2021/11/22(月) 13:56
 2021年11月14日日曜日 奈良ブルーノート39周年ライブ その1(第2部)
[返信] [引用]
 


as林栄一 ts峰厚介 p板橋文夫 b船戸博史 ds森山威男

京都駅でKasumiちゃんと待ち合わせ、JRでのんびり奈良へ向かう。ぶらぶら歩きながら小物店で買い物したり、クリコちゃんと一緒に3人で和食のお昼ご飯を。観光客も増えてるみたいでアーケードも人通りが多い。一時に比べてコロナも落ち着いてるけど、このまま一緒に会ってご飯を食べてライブが聴ける、って日々が続いて欲しいわ。

会場はならまちセンター市民ホール、ほどよい広さ。感染対策で客席はひとつ飛ばし。オットと来る予定だったが延期になったため来られず、ピンチヒッターを京都のコレエダ先生にお願いし、最前列に4人で陣取る。今日は3部制で2部と3部が森山さんのご出演。本来なら女性ヴォーカルとアルトサックスが加わって7人編成だったのだがご出演になれず、クインテットの演奏となった。13時「開演でございます」おお、森山さんだけ出てきてドラムソロをはじめる。板さんが右から出てきた、ピアノにつくとすごく意表を突いて静かに「ふるさと」を弾き始める。ああ、板さんのサウンド久しぶりかも。しみじみするなぁ。ライブで板橋森山を初めて聴いてから、この冬でまる40年かぁ。年食うわけだ、森山さんに「あの頃はかわいかった」ってよく言われる・・・。

デュオの2曲目は何?「見渡〜す山の〜端、かす〜み深し〜」おぼろ月夜だね。ドガガガガ・・・のブラシソロ、胸の奥を衝かれるようなデュオ。「春か〜ぜそよ吹〜く、そ〜ら〜を見れば〜」エンディングを待たずして拍手が起き一旦止まって、終わってからまた拍手が起きる。拍手とともに残りの3人が登場。レ〜オ〜レ〜アリゲーターダンスが始まる。音響の調整のせいかベースの音が大きくなったり小さくなったりしている。林さん久しぶりだ〜。峰さんもどれだけぶりだろう?峰さんがマイクとアンプの位置を調整して後ろに退く。林さんのソロに拍手が起きる。黒いシャツに赤いサックスストラップが映えている。板さん立ちあがってグリッサンド。峰さんピンクのシャツがきれいだな、ベストもストラップもいつもおしゃれ。峰さんが音響さんに向かって指示を出そうと舞台上手を見るが、見えていないようでそっちへ歩いて行く。ベースの音が小さくてあまりよく聞こえない、ミュージシャンには聞こえているのかな?板さんの細かい音に森山さんがぴったり付けて細かいフラムショット、拍手が起きる。板さんのソロが終わりそうになったらぱっと峰さんがステージ後方から戻ってリフを吹く。ベースソロ、森山さんがレーオーレーと歌う。ドラムソロに入る、あんまりがんばらなくても良いよ、第3部もあるからね。小さくトーンを下げて板さんを見ながらタタン!でテーマに戻る。エンディングにむけ、やっぱり頑張りすぎてしまう森山さん。

板さん立ちあがる、赤いタオルで汗を拭く。板さんがピアノをパラパラと弾く、MC入るかと思ったがなくアフロリズムが始まる。Exchange。テーマ、フロントの2人が合っていない。う〜ん、板さんのグリッサンドすらよく聞こえないよ〜。もっと後ろの席の方が良く聞こえたのかなぁ?音響がどうなっているのか気になる・・・。峰さんのソロは安心して聴けるなあ。板さんすごく頑張っている。板さんソロに、中腰で弾きまくる、拍手が起きる。ドラムソロへ、しばらくアフロリズムをキープして、そこからコンパクトにまとまっていながら迫力のあるソロ、そしてエンディングへ。板橋さんが「森山威男〜!」と叫び、森山さんが「板橋文夫〜!」と返す。マイクないのかな?そしてメンバーが舞台から去って行く、え?これで終わりじゃないよね?ここでアンコールを要求しなきゃいけないのは早すぎでしょ!40分も経っていないよ?まだ渡良瀬もサンライズもやってないけど・・・とコレエダ先生と顔を見合わせてしまった。これで終わったら怒るよ!第2部と第3部に分けて客入れ替えなのに・・・・後から「え、もう終わりなの?」の声。
メンバーが戻ってきて林さんがウニュウニュウキュキュ〜と吹き始めハッシャバイ、いやアンコールでやる曲だから分かってるんだろうけど・・・峰さんベースの音を大きくするように音響さんに指示。板さんソロへ、懐かしい響き。しかし全体のサウンドにちょっとキレがないというか、全体の魅力が伝わってこない。板さんが見てベースソロへ、舞台の上で頑張ってるミュージシャンの熱量が無駄になってる感じ・・・。そしてドラムソロへ。おちゃらけ少々、笑いが起きる。なんか力が余ってるみたいに叩いてる。林さんがテーマを吹き始め、峰さんがサビを吹く。エンディング、終了15:51。

 
[6941]   管理人      2021/11/22(月) 22:22
 Re:2021年11月14日日曜日 奈良ブルーノート39周年ライブ その2(第3部)
[引用]
 


コレエダ先生は予定があると帰って行かれたが、う〜ん、2部だけしか来られないお客さんにはちょっとねぇ。3部が始まる、私の隣の席最前列真ん中2席は空席だ。渡良瀬のテーマ、じわ〜っと来るが、板さんのグリッサンドが全然聞こえてこない。やっぱりピアノとベースの音が小さいなぁ。ピアノの中にマイク立ってるかなぁ。板さんのシャツが赤に変わっている。林さんのソロ、いや、考えたらベースの他はみんな70才以上か、すごいな〜スーパーおじいちゃんズ!峰さんの後で叩きまくる森山さん、心地よいわ〜。板橋節なつかしい、すばらしい。急にピアノとベースがよく聞こえるようになったけど、最初からこれくらいなら良かったのにな〜。いつまでもこの中に浸っていたい板さんのソロ。そろそろ終わりなのかな、って所で板さんが峰さんを見て、峰さんはドラムソロかと迷ったみたいだけどもう一回板さんが見てテーマにホーン二人が戻る。タカタドン、バーン!ロールでエンディング。

2部はMCあるんだ、森山さん「黙って演奏していてすみませんでした。板橋が何か言うかと思って」板橋さんがイヤイヤと手を横に振る。「ブルーノート59周年ですって、59年も吹いてるのは峰さんぐらいじゃないでしょうかね、私20年位ですもの」峰さんが「18年位ですよ」笑い。「コロナで何度も予定変更して、ずっとやってなかったから段々腕が落ちてきて、今日やらなかったらやれなくなっちゃうところだった、もう限界です。この曲も板橋文夫の曲です、この曲に歌詞があると良いなと思っていたんですが、あるんですってね」「おいらの〜」と歌いだしてゲホゲホ、「キーが高いんだよ!」自分のキーで歌えばいいのに・・・。「おいらの村は〜川のそば〜、村なんだよ、ムラ!」私のヴォーカルの師匠、丸山繁雄先生の作詞です。もう一度歌おうとしてまた声が裏返る板さん、かわいい(笑)

「次は私の曲をやろうと思います。昔曲を書いたんですよね、山下トリオ時代に。電話番号「3205948」だと「ミレシソレファド」とか。考えて作った曲、スノータイガーは誰かが曲に名前を付けてくれたんです、Snow Tiger、Buesです」

テンポが少し遅めかな?峰さんからソロへ。う〜ん、渋い。うまいフレージングだ。林さんがウキュキュ〜と吹き、森山さんが合わせる。板さんソロ、ブルージーだなぁ〜、本当に。Bass soloへ。お、よく聞こえるじゃない。4 Barsになるかと思ったら峰さんも林さんも突っ込まないのでドラムソロになる。腕さばきは流石の動き。後から「すごいっ!」って声が聞こえてきた。

OK!と森山さんが声を上げると、林さんからカデンツァイントロ。Over the Rainbowかなぁ・・・そうだ。昔CDがあったね。テーマのサビで峰さんに変わるとここで拍手、なんで?おわりの8小節は林さんに戻って、ソロを引き続き吹く。気持ちよくて少し睡魔が襲ってきた。板さんのバッキングが本当に美しい。テナーソロになり4Beatに。峰さんのソロもああ心地よい。板さんのソロをうっとり聞き、ベースも1コーラス。ダレもテーマに戻らない・・・のでドラムソロへ突っ込む、う〜ん、戻って欲しかったなぁ林さん!ブラシソロ疲れるだろうに・・・。そういえば昔からなかなかテーマに戻ってくれなかったなぁ〜と思い出す。テーマのサウンド心地よい。エンディングへ。

サンライズが始まる。テーマから林さんソロ、そして峰さんソロへ。板さん立ち上がりグリグリ、すぐに拍手が起きる。左手のクラスター、派手なソロ。ずっと拍手をし続けている人がいるけどちょっと耳障り。まだ弾くね、もう1コーラス弾いちゃうね。終わりの8小節でホーンリフに戻る合図、そしてドラムソロへ。ひょえ〜、ドン!カン!キェー!!板さんを見て合図、最後に板さん低音から高音にかけグリッサンドをして立ちあがる、そして「もりやま、たけおおお〜」と叫ぶ。

「来年は60周年ですね。それを目指して頑張りましょう」拍手が起きる。

ここまでで1時間、そして3部の最後はGoodbyeかな?2部はリハーサルだったんじゃないかというくらいだわね。舞台に出てきて途中で帰りそうな振りをして「板橋、弾いてくれる?」

鼻の奥がつーん。Goodbyeのテーマを板さんが弾き始め、サビを林さんが吹くと峰さんが絡み、終わりの8小節は峰さんが吹く。お、峰さんのソロ。サビからは林さんに交代して、メロディーが美しく響く。なんかしみじみするね。次の頭から板さんへ、ソロ。森山さんがウ〜と歌う。頷いてサビからテーマに戻る。テーマ終わりの8小節守山さんが暴れて、ブラシが飛び散るんじゃないかと思うくらいの勢い。エンディング、キュウキュウキュウ・・・しーんとなって終わり、「ありがとうございました!」

メンバーが拳を合わせて挨拶、なんか板さんがゲンコツを出すと殴りかかってるみたいに見える(笑)。拍手がなかなか鳴り止まない、終了のアナウンスが入る。終わってからの会場でのCD販売が好調だったのが良かったかな。終えて3人で奈良から京都、おいっしい和食を食べて終列車で私は名古屋へ、彼女たちは東京へ。

今回のライブは2部の音響がイマイチどころか・・・で、3部との完成度が全く違う。2部と3部の通しだったらまだしも、2部と3部を対等の料金扱いなのだからそれなりの構成を考えないとならなかったと思う。同じ料金で2部だけ、3部だけでは差がありすぎだったな。お招きして2部だけいらしていただいた友人に申し訳なかった。

帰りに奈良から京都に行って、東京に帰るカスミちゃんとクリコちゃんとで夕食、東京への最終便に。彼女たちも東京からの往復新幹線を使って聞いた価値があったかなぁ。まあ、久々森山板橋が聴けたから良しとするか。次回は構成と音響の改善を望む。


 
[6942]   クリコ♪      2021/11/23(火) 16:54
 Re:2021年11月14日日曜日 奈良ブルーノート39周年ライブ その1(第2部)
[引用]
 


久しぶりのライブレポ、楽しく読みました。聴きに行けたライブの時は、場面場面を思い返してはニンマリして、気付かなかったことを発見したり、聴きに行けなかったライブだと、ちょっと悔しくて残念に思いながらも、臨場感溢れる描写にワクワクしてまた悔しくなったりします。そうしたことも懐かしく感じる程久々だったので、堪能しました。
また生で森山さんを聴ける日々が戻って来たことに感謝です。また、週末楽しみにしています。勿論、レポも楽しみにしているので、よろしくお願いします!






[6935]   管理人      2021/11/22(月) 08:04
 2021年11月20日Tokyo Crossover Jazz Festival
[返信] [引用]
 


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管理人塩之谷の投稿です。(簡略ライブレポ)
KYOTO JAZZ SEXTET feat.森山威男
Member:沖野修也(se/mc), 類家心平(tp), 栗原健(sax), 平戸祐介(p), 小泉P克人(b), 森山威男(ds)
新木場のクラブAgehaで森山さんの参加するライブ。オバサンは場違いと思ったが、初の雰囲気でそれなりに楽しい😁そういえば大昔行ったディスコみたいなものかぁ。フロアが段々埋まってくる。わぁ、1曲目はForest mode! 失礼ながら類家さんのほかの方はあまり存じ上げていないし雰囲気に飲まれてしまってここに居て大丈夫かと思ったがなんとか。キーボード小さくて弾きにくそう、これで森山さんと太刀打ちするのは大変ではと勝手に斟酌する。フロアの若い方達が(多分)初めて聴く森山さんのドラムソロに大歓声。いつものメモ帳を宿に忘れてきたしオールスタンディングでメモ取るわけにも・・・このイベントの前の時間にうまく最前列を確保できていたので手すりもあって楽だわ。後ろの方だったら見えなかったかも。森山さんMCを振られて「こんなに大勢の人の前で演奏するのは何年ぶりでしょうか」そうですね、コロナのせいでいろいろライブ潰れちゃったし。
なんと2曲目は井上淑彦さんの風(Ka-ze)!わ、これ森山さんの選曲じゃないな、この企画をされてるDJさんのだろう。そうか、そういうことか。最近森山さんの昔の曲がロンドンとかで取り上げられてるとか、それで2年前にロンドンでライブに呼ばれたってことがあった。古くからの森山さんのLPを聴き込んで、その中からどの曲をということを決められたのだな。すごいぞ、うれしいぞ!さすがに淑ちゃんとは雰囲気がずいぶん違うサックス奏者さんだけど。類家さんのソロ、トランペットソロからキーボードへ。最前列のその前ステージ下は収録(生放送?)カメラが行ったり来たりだけど、森山さんがソロをしていないときでも集中的に写している。いや、一曲目のForest Modeから思ったけど、サックスの方、譜面を一切見ないということは、事前に相当練習されているのかな、感心するわ〜。
え、びっくり3曲目はNo more Apple!思わず歓声を上げたが知っている人はいないだろうな。もうウルウル来ちゃった・・・井上さんの曲を2曲も!ベースソロに場内からかけ声。最後のドラムソロもうちょっと派手に行くかと思ったけどそのままテーマに戻る。
DJ沖野さんのMC、「次の曲は板橋文夫さんの名曲『渡良瀬』この曲をこのバンドでカバーできるとは。森山さんのソロアルバムにも入っていますが」ワタラセ、で歓声が上がったが知っている人もいるのか?いや、森山さんのソロアルバムじゃなくて板橋さんのだよね(笑)「このリハーサルは録音してあってなんと4月にアルバムが出ます」わ〜!
渡良瀬、このキーボードで弾くのはかなりキツそうだ。DJさんがパーカッションもされるのかしら。ワルツを森山さんが叩きはじめると場内から歓声が。イントロの雰囲気は違うが拍手、テーマはテナーでさびのアンサンブルに類家さんが絡む。ピアノソロ。
いやね、思うわけですよ。ある程度類家さんは森山さんに絡んでなんどか演奏をされてますけど他の方々は初演でしょ?それも凄くマニアックな曲だったりして、これを演奏するだけでも大変だと思うのに譜面をごらんになってないとか、一日二日のリハーサルだけどよくここまで仕上げなさった、流石プロ!というだけではすまされない。大変だったのではないかと思うとウルウル来てしまう。類家さんのソロからサックスソロは意外に渋い、森山さん凄いバッキング、サックスソロからテーマ、エンディング、へドンパン、ドンパン、ドンドン、ドガーン!
このイベントについての解説、Agehaは来年1月31日までとのことで。というMC。
最後の曲です、とサンライズが始まるとダンサーが4人出てきて踊り出す。いや、この曲でこうやって踊るということも可能なのね。そりゃ楽しいわ。ソロは最初の方からテナーとトランペットの絡み、そしてキーボード、森山さんのソロではもう場内大受け!
アンコール、森山さんが出てきてじゃんけんを、私負けてしまって「なんだ〜」と森山さんに言われ、他の女性が勝って大喜び。
そして「昔新日本フィルハーモニーに居た頃、坂本九さんとこの曲のパーカッションを叩いたことがあるんです、見上げてごらん夜の星を」場内ほぉ〜!
テーマでテナーが吹き、類家さんがサビを吹き始めたけどベースがついて行かずに類家さんは迷ったけどうまく軌道修正、しかしもったいなかった。それでも終わりのテーマではうまくまとめたな。
選曲もよかったし、もう場内ものすごく湧いて、森山さんの年令を知ったらみんなビックリだっただろう。私もこんなところに来て良いのかと思ったけど、ホントに森山さんを聴いた事のない人たちにアピールできたのがすごくよかった。うれしくて!
ずいぶん前だけどパール60周年に出演なさったときのことを思い出したわ。
日付が変わったけど興奮して寝られず、ミニライブレポ。

 
[6936]   管理人      2021/11/22(月) 08:13
 Re:2021年11月20日Tokyo Crossover Jazz Festival
[引用]
 


.jpg / 48.8KB

画像添付

 
[6937]   管理人      2021/11/22(月) 08:13
 Re:2021年11月20日Tokyo Crossover Jazz Festival
[引用]
 


.jpg / 48.8KB

その2

 
[6939]   awkward [URL]      2021/11/22(月) 12:51
 Re:2021年11月20日Tokyo Crossover Jazz Festival
[引用]
 


選曲はKYOTO JAZZ SEXTETのプロデューサーであり、D.J.の沖野修也さん。
WATARASEは勿論ですが、No More AppleもJapanese Jazzのオムニバスなどでよく取り上げられているので、Jazz系のD.J.にはそれなりに浸透している曲なんです。

森山さん参加前からドラム抜きでリハーサルをしてくださり、20日の本番前2日間に渡ってリハーサルを重ねました。
その甲斐あってかサックスの栗原さんは当日は譜面台ナシで挑んでくださいました。

ステージの模様は11/23 23:59まで配信でご覧いただくこともかのうです。

http://tokyocrossoverjazzfestival.jp/2021/ticket2.html

ぜひ〜






[6932]   管理人      2021/09/10(金) 17:50
 残念‼️
[返信] [引用]
 


・9月18日(土)森山威男ジャズナイト2021
 *年度内(〜2022年3月)に延期する方向で出演者と協議中

との事です。

 
[6934]   awkward [URL]      2021/11/20(土) 02:07
 Re:残念‼️
[引用]
 


2022年2月5日開催に決定しました。
1人増えて10人編成です。

https://www.kpac.or.jp/ala/event_event/220205moriyamajazz/










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