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森山威男グループファンの掲示板

森山威男さんの音楽を愛する方のための掲示板です。
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[7031]   管理人      2022/08/15(月) 16:49
 20220814甲府桜座1部その1
[返信] [引用]
 


2022.08.14 甲府桜座 中山拓海(ss.as)魚返明未(p)水谷浩章(b)
19:00に水谷さん登場して挨拶をなさる。1曲目はBirth of Life. うーん、全員FUSEではない・・・ちょっと曲のキレ、ニュアンスが違うがソロが始まってしまえば気にならない。いつもは店の奥の方の大きなステージで演奏なのだが今日はそこでなくて手前の店の中で演奏。いやー、森山さん本当に3日目?どんどん加速していってるみたいで唖然とする!音の響き、この店の中のステージの方がいいかも。わー!今日、わー!しか書けないかも。ハイハットのニュアンスも素晴らしい。ひゃー、リムショットの迫力はなんなんだー!後ろの照明が目まぐるしく変わる。ちょっと集中しづらいな、曲毎で変えるくらいで良いかも。ピアノの音がちょっと弱いかな、今日は明未くんの顔がこっち向きでよく見えて良いな。すごいなぁ、何だろうこのドラミング強烈すぎる。明未くんのフレージングに向けてガンガンと!水谷さんもすごい、なんてこった!ドラムソロすごすぎる、わー何だこれ!思わず向かいに座っている人と目が合って笑いあってしまう。ちょい待て、迫力ありすぎ!少しずつトーンダウン、このボリュームコントロールが素晴らしい。テーマのピアノ、ベースデュオからこのドカーン!が入るところがあまりにすごい。

拓海くん「僕の作った『道』という曲を演奏します」4Beat、テーマから明未くんのソロへ。この広がりのあるサウンドはいいなぁ。拓海くんソロ。この二人を発掘して育ててる水谷さんはまたすごいなぁ。この2人の若手、森山さんと演れたことはずっとジャズ人生のプラスになるだろうなと、何だか偉そうなことを言ってみたりする。ベースソロに拓海くんイェー!思わずふと横を見ると先ほどの男性と目があって頷きあう。あ、ドラムソロへ持っていくか、ここはなしでもよかったかも!って、やるって言っちゃってたのかな、ブラシソロはきついだろうな。カサカサカサ・・・ベース、ピアノが入り拍手。とてもかっこいい曲だなぁ、後ろのライティングの三角は(水谷、魚返、中山のトリオ)トライデントの意味?少しずつトーンダウンしてテーマクロージング。う〜ん。
Lost Visions. 静かに明未くんと水谷さんからデュオへ。明未くんのピアノこのサウンド、ふんわりしてて・・・多分同じ指使いで同じ音を弾いたとしても同じサウンドを出すのは無理。昨日追っかけ3人組で話してたんだけど、同じ曲を同じようなメンバーでやってもピアノが変わるとサウンドってどうしてこんなに変わるんだろうね?この曲は森山さん休めるからいいな、誰かのケータイが鳴る、わ、私マナーモードにしてあったかなと慌てる。キレイなデュオだー。あれ、今の音階、テーマとキー違わない?気のせいか。明未くんありがとう、森山さんが休めてるみたいだよ。動くのが憚られるくらいきれいで静かなデュオ。明未くんピアノソロを終え拓海くんソロに入るとおもむろに森山さんがブラシワークを始める。あまりにFitした演奏でふっと意識が遠のいていた、いや素晴らしいアルトソロ。すごいダイナミズムだ、よくここまで持ち上げてこられるなぁ。

「今日はここまで来るのに電車に乗ったんですけど、混んでたんで立ってたんです」え!「次は数少ない私の曲で『ハチ』」いやすごいわ、この迫力!思わず息を呑む、ケーコタン!拓海くんのソロが終わったのに森山さんへの拍手みたい。明未くんと森山さんのデュオ、明未くんフリーにツッコミきれてないのじゃないかと思うと、いや立ち上がる、森山さんはみんなピアニストをその気にさせられるな、森山さんやりすぎです!ドラムソロへ。いやバックのライティングが燃え上がっている。なにこのソロ、すごい としか言葉がないドラミングだわ。叩き終えてパッと顔を上げて「ありがとうございました!中山拓海!魚返明未!・・・水谷浩章!」拓海くん「森山威男!」拍手がすごい、もうすでにアンコールを要求するかのように長く続く。同じテーブルの人に「また戻ってきますよね?」と聞かれる、「まだ2部がありますよ」とお答えする。ピアニストの名前がわからないというので漢字を書いて読み方を説明しておく。

 
[7032]   管理人      2022/08/15(月) 16:51
 20220814甲府桜座2部
[引用]
 


短い休憩の後2部へ。水谷さんから次回の企画のお話、「ここで森山さんにマイクをお渡しして」森「10年後はまだ決まってませんが、来月は2回くらいやります」藤森さんがチラシを持って飛んで来る。「これは新宿ピットインですね。ライブハウスは年2回くらいですかね。もう長いですね、2-30年続いてるでしょうか。年末とお盆の時期と。人の来ない時にやらせてもらえるんですね、そういう時は人が動かないのでメンバーが集めやすいんですよ。ここにいらっしゃるような方々は捕まらないんですよ。捕まえられないから、向こうから捕まえてもらって来るしかない、今日もそうですね。甲府は懐かしいです。昔は肩で風を切って歩いていたんですが、このところ切れなくなっちゃって、動き辛くなりました。勝沼の友達も来てくれました。勝沼は小学校6年までいました。ドラムを始めたのも勝沼です。初めて生のドラムを聞いて、『将来あれになろう』って決めたらなっちゃったんです。決めるほど大したもんじゃなかったです、やってみたら。それでも今から変えるわけにはいかないですし。次のセットは何からやるんでしたっけね?私喋る理由がありませんよね、これじゃ。すみません・・・今度振られたら何をお話ししようか考えてから来ます。よろしくお願いします」

これ聞いたことあるな、この前ここでだっけ。テーマから振り返って水谷さんに振る拓海くん。ベースソロ。拓海くんが戻る。いいなぁ、こんな子が(私の息子より若いんだから子、って言ってもいいよね)いれば日本のジャズ界の将来も安泰かも。おお、倍テン風のノリ。ピアノソロ。2,4拍で水谷さんの脚が動く。明未くんのフレーズを盛り立てるように森山さんのドラミングがついていく、おお、何弾くか考えたが一旦止まってバーンと弾きだす、う〜ん、いいなあ明未くん。明未くん拓海くんを見る、もう1コーラスひかせようとしてた?ニヤッと笑ってテーマへ。ドラムソロなしにしてくれてありがとう。何だろうこの空間。ここに座っていられることがそれだけで幸せで。来るのを迷ったけど来てよかった。ベース弓で、そしてエンディングへ。沁みるなー。

拓海くん「ありがとうございます。セブンという曲をお送りしました。魚返明未。水谷浩章。中山拓海です。そして森山威男。喋ります?」と森山さんにマイクを渡そうとするが、森山さんが手を振って拒否。

ソプラノに持ち替える中山くん。渡良瀬、ピアノの入りが少し弱いかな、イントロからのバランスが少しこなれてない感じ。森山さんがリズムパターンを出す。テーマ2回目になったらちょっと慣れたかな?明未くんソロ、サビへ行ったかと思ったら戻って来たー。このところ渡良瀬のソロ、サビに行かずA♭m7とB♭m7を行ったり来たりみたいだけど、本来はサビ(曲の後半、Bメロ?)も含めてソロしてると思ったんだけど。帰って板さんのCD聴いてみよう(聴いて見たら板さんのワタラセのCDはそうでした)。ピアノを弾いている明未くんの声が聞こえる。歌いながら弾くピアニストはちょっと苦手なんだけどな・・・。おっサビになった。ソプラノのソロ。森山さんの細かいドラミング、水谷さんの力強いベースワーク。明未くんが渡良瀬川にさざ波をたてたと思ったら拓海くんが大波を、森山さんが洪水にしている。後ろを振り返ってサビに行く。板さんによると昔の渡良瀬川はもっと水量が多かったらしい。ファンとしては聖地渡良瀬川の、板橋さんが「LIFE & LIVE」のグランドピアノを弾いた場所に詣でて流れを見て来ましたからね。うん、テーマに行ってくれてありがとう拓海くん。きゃー、暴れだす森山さん、タカタドン、バーン!うぉ〜、かっこいいー!ものすごい拍手。



 
[7033]   管理人      2022/08/15(月) 16:51
 20220814甲府桜座2部その2
[引用]
 


森山さんにマイクを渡す拓海くん。「甲府の思い出は、中学時代は演劇をやってたんですけど。高校のブラスバンドで最初は小太鼓をやらせてもらえなかったんですけど。高校1年の夏を過ぎたくらいにやらせてもらえるようになって火がついて、高校3年から先生についてドラムをやってて東京に通ってました。悪い道に行かなかったのは音楽ををやってたからかもしれません。人が好きだから勉強できる人とも付き合ってましたけど、どうしようもない人と付き合って危ない時期もありました。帽子も被ったことありませんし、制服も着ませんでした。見かけはどうしようもない不良でしたけど、授業も出ずに『森山はドラムの練習をしていればいい』って言われてました。タバコも吸ったりしてパチンコに行ったりして。大学に入ってドラマーになろうと思ったら藝大ってところはクラシックしか教えないんですよね。負けたくないから一生懸命練習して、聴いたことのないオーケストラもいっぱい聴きました。それでとうとうオーケストラからお声がかかって『卒業したらうちへ来てくれ』って言われて少しは喜んだんですけど、このままオーケストラに入ったらドラムを叩くという夢は全部なくなるなと思って、大学3年の時に退学届を出しまして。オーケストラももう行きません、と言って関係を断ちました。そして大学4年の時に山下洋輔と出会って。いい出会いがあってよかったです、そうでなかったら悪い道に行っていたかもしれない。まあそんな高校時代を甲府で過ごして。まあ自由奔放でした。悪いことはしませんでした、タバコとかパチンコとかは特に悪いことだと思ってなくて。パチンコをしていて台に後ろから覗き込んでいる人がいて怒られると思ったら『その台は出るのか』と言われて振り返ったら父親でした。ゆるい親子関係でした。でも感謝してます。父親は自分には厳格だったんですけど子供には『こうしないと』とか言わなかったです。母親が心配して『あの子には言わないと』と言った時に父親の一言が胸にしみました。『あいつは言わなくても大丈夫、わかってる』それを聞いた時には『パチンコに行くのもタバコを吸うのはやめよう』と思いました。懐かしい高校時代でした。・・・・ありがとうございました!」拍手。「どうしよう、やっちゃうか?やっちゃう、やっちゃう」とドラムに戻る森山さん。

「Born, Live to Die」が始まる。いい感じのピアノとベース。うん、ふんわりと包み込まれるような感じで。壮大なテーマだなぁ。森山さんがブラシでシンバルを大きく叩きながらウォーと吠えている、いいよ〜、たのしいねぇ。水谷さんいいバンドに出会わせてくれてありがとう!幸せな気分に浸る。

ウォ!パカン!サンライズが始まる。テーマから、アルトソロ。いい感じ、行くねぇ。客席から歓声が上がる。後ろの3人はリズムパターンを合わせる。いいねぇ、いいねぇ。大きく腕を上げる水谷さん。いいよ、いいよ、やるねぇ。バックのライトが目まぐるしく変わる、ちょっと目が疲れちゃうかも、気が散るし。バキバキ弦をかき鳴らす水谷さん、こりゃあすごい、拓海くんが笑う。うお〜!ピアノソロへ。コーラスが変わる、すごい勢いで弾いていると思ったら明未くんが立ち上がる、いいぞいいぞ。ドラムソロへ、すごいのにいきなりドーンパーン、ドンドンパーンとロックのリズムを・・・あれだけポンタさんに「ロック下手ですよ〜この人!」って散々言われてたのに・・・拓海くんと明未くんに大受け!拓海くんなんか膝が折れそうになって笑ってるし・・・。だんだんデクレッシェンドして無音に、そこでパン!でリズムパターン、拓海くんキュウウウウウ〜からテーマに入る。エンディング、タカタドン、ドガガガガ、バーン!森山さんスティックで拍手。

拓海くんにマイクを戻す、「森山威男〜!魚返明未〜!水谷浩章〜!中山拓海でした!もう一度、森山威男!ありがとうございました!」拍手が続く、Goodbyeが始まる。沁みるなぁ。拓海くんの見てる譜面というかサックス奏者に出回ってる譜面、一度板さんから正式な譜面をもらった方が(いやこれが読めるかどうかが大問題だけど)いいのじゃないかな。テーマから、おお少し崩したコードのピアノソロ。これいいなぁ、新癬。あ、いや新鮮。病ダレつけるなよ私。おお、この展開すごい、この感じいいなぁ。引っ掛けでテーマに戻る拓海くん。最後の8小節で暴れ出す森山さん、ひゃ〜、感動モノ!もっと聴きたいって思うくらいだけど「森山威男!魚返明未!水谷浩章!中山拓海!」「森山威男!」
いや、いいライブでした。本当。


 
[7034]   kasumi      2022/08/15(月) 22:35
 Re:20220814甲府桜座1部その1
[引用]
 


わあ、3日分のレポートがもう…! すごいですね。びっくり〜
3日間本当に楽しかったです。堪能しました。
次回も楽しみですね。






[7026]   管理人      2022/08/15(月) 16:44
 20220813ラブリー2日目1部レポートその1
[返信] [引用]
 


2022.08.13.Lovely2日目 中山拓海(ss,as)川嶋哲郎(ss,ts)魚返明未

今日も4時半から串カツラブリーへ。串カツと牛スジで満腹になってラブリーへ。前日よりも随分多い人だ。毎年森山さんは初日より二日目の方の人出が多い、おなじみの顔が増えている。席について前日のライブレポートの2部を書き上げる。
「こんばんは。お待たせいたしました。長らくコロナで横たわっているうちに(かかられたとは伺ってないですが・・・)家を出るのもめんどくさくなってしまっていましたけど。ちょっと先月からやり始めた感があります。今日は上手くできるかどうかわかりませんが、どうかよろしくお願いします。最初のセットはテナーサックスの川嶋哲郎の作りました組曲です。それでは(おもむろに)その組曲。タイトル及び演奏方法・吹き方について説明していただきます」

川嶋さんが喋り出そうとしたらマイクが入っておらず、拓海くんのマイクと交換。
「こんばんは。タイトルからSong of the Soul、魂の叫びを音楽で表現するというやつですね。組曲みたいになっていますので、説明しておかないと途中でMCとかないですから40分、50分クラシックの演奏みたいになっちゃうと思うので。最初に魂のありようを表現しております。生まれてきてBirth、そして広がって行くExtention,Conviction決意を新たに、『俺はこうやって生きて行くんだぜ』みたいな感じのやつを3個目にやります。そしてFulfillment,生まれてきてよかったな、そして最後にぱたっと逝く。生まれてきて、なんでこんな風になってるんだろ、3歳頃からの記憶があるんですけど、お母さんお父さんはこの人なんだな、とかうちは意外に貧乏なんだな、とか、いろいろなことを拡張して学びながら最後はこれでよかったんじゃないかなと、滅多に演奏しないのでおつきあいください。やっぱり魂といえば森山さんですから、大ファンです僕」場内受ける、森山さんを振り返って「え、ダメですか?いつか森山さんとやってぐちゃぐちゃになって一緒に死ぬっていうのを一回やってみたくって温めていたんですけど、一回やる機会があってまたやっていただけるというので」森「今日は最高の演奏にします」大拍手。
川嶋「ええ、それでは前口上はこの辺にしてやらさせていただきます。Song of the Soul、宜しくお願いします」

全員の流れるようなサウンド。川嶋さんがマイクを持ってセリフを。「自分の手、自分の足、自分の顔、目で見て耳で聞く。どうして涙が出るんだろう。音を出したい、熱い音を・・・自分は何者なんだろう。なぜ生きているんだろう。自分になりたい。みんなわかってくれない。これが自分・・・(全部は書ききれていませんが自問自答のような)」そしてソプラノを持って二人でハーモニー、ワルツになる。拓海くんのソロ。森山さんすごい大暴れ、川嶋さん嬉しそう。一曲目からこんなに飛ばしていいのか、おおバッチリのソロ。聴いているだけの川嶋さんが一番幸せそうなんですけど・・・。サックスのベルを振り上げてソロをピアノの魚返くんに渡す。すごい盛り上がりの演奏で、いやこれいつも夏の恒例ラブリー森山バンドの演奏を期待して来た人にとってどうなんだろう、みんなのウケは?とちょっとあたりを見回してみるが結構みんなノリノリでよかった。明未くんもすごい。森山さん大丈夫か、いつものように多治見にお帰りならいいんだけど明日は移動と甲府での演奏があるんですよ・・・。もうそろそろソロを切り上げて次に進んでもらわないと・・・と心配になってしまうが明未くんの勢いが止まらない、おーいどこまでやるの?もう止まらなくなってる、森山さんもオーと声をあげてもうやめろって感じなんですけど。思わず明未くんの方に両手を出して「どうどうどう」と抑える仕草をしてしまったら拓海くんに大ウケ。生まれて来たばかりでこれはすごいな。川嶋さんはソプラノとテナーとを持ち替えてるけど、ソプラノをしまってしまった。みんなでテーマ風に戻って演奏をして収束、そしてベースソロにすかさず移る。森山さん少し休めるかな。ここからがExtension?あ、そうみたい、目の前の譜面台の拓海くんの譜面が透けてメロディーが見える。川嶋さんのテナーソロのメロディーが心地よいわ。森山さんのドラム、レガートが本当にすごいことを叩いてるんだけど淀みなくみんなが流れて気持ちいいったらありゃしない。明未くんのバッキングもねー。川嶋さんのキウキウキウーに反応して森山さんのドラミングがまた一層パワーアップ、すごいこと叩き出す、森山さんおーい大丈夫かー!と心配になってしまったらまた拓海くんと目が合ってしまった。なんだかすごいものを見てしまったぞ。明未くんも頑張っちゃってるんだろうな〜、もう汗でびっしょり、横から見たら鼻水垂れてるのかと思ったら、もう髪の毛の先から顎から汗が滴ってる。川嶋さん本当に幸せそう、ヘイ!とか言ってるぞ。トップシンバルを細かく打ち続ける、いや、なんだこの演奏。うわぁうわぁすごい、なんか奇跡を見ているみたいだ。おちゃらけドラムも入るけど、うわぁ、明未くん脚をバタバタ、この2部目のクライマックス、川嶋さん叫び出す、魂の叫びか・・・でもテナーの方が私は好きだけど明未くんも叫んでる、すごい!このまま多分すっと3部につなげて行きたいんだろうけど、思わず森山さんを振り返って「イエー」とか言ってしまう川嶋さん。
汗で濡れた鍵盤をタオルで拭く明未くん。ここまで汗だくでピアノを弾く人初めて見たかも、板さんよりすごい!

 
[7027]   管理人      2022/08/15(月) 16:46
 Re:20220813ラブリー2日目1部レポートその2
[引用]
 


3部に入ったようだけど、川嶋さんカデンツァ。キュウウウから拓海くんが引き取ってカデンツァを始める。テナーとアルトの絡みになった。エッ!と叫ぶと森山さんも叩き始める、これは聴いたことあるな。Conviction,あーこれも叫び出しそうだなー、と思ったら歌詞が出て来た。そうか昨日の森山さんの「あなた詩も書くんですか」「シーッ」はこれだったのか。拓海くんのソロがとても心地よい。森山さんのなんでもないようにつけていくこのレガートのバッキングが素晴らしい。いつまでも聴いていたい・・・。わぁ、シンバルを「引っぱたく」森山さん。明未くんのソロ。なんだろこのグイグイと引っ張られ感。ドライブ感がすごい、どこへ連れて行かれるんだろう。森山さんのおちゃらけドラム、すごく動いてるけど音が出てこない、映像とサウンドの乖離。明未くん思わず顔を上げてドラムの方をみる、そして笑う。場内に大受け。いや〜、すごい組曲だ、ここまで一番何もしてなくて一番楽しそうでうれしそうなのが川嶋さんだ、役得?拓海くんも楽しそうだ。森山さんもうそんなに叩かなくても、っていう感じ、なんなのこの演奏!拓海くんも川嶋さんを見上げて、「スゲー」みたいな顔をしている。水谷さんもおもわず頭を左右に振っている。ここでドラムソロ入る?ヒェー!マーチングが出るとは!思わず足踏みを始める川嶋さん。ヒートアップしていく、なんてことだ、もうやめていいよ・・・パカンパカンパカンパカン!キェー!で後ろの壁に倒れこむ森山さん。

静寂からFulfillment(4部)に入ったのかな?静かなBass solo。森山さんがゆっくり休めるように水谷さんしっかり長く弾いてねって言っても彼も手を傷めていたんだ・・・。ピアノソロへ。優しい。いやー、これだけ激しい人生を送って来た人が最後にこんなに悟って静かな境地で満足して人生を終われるものだろうか?などと考えてしまう。そうだったらどんなに幸せだろう。ふんわりしたピアノとベースの絡み。そしてテナーソロ。いやー渋い、渋すぎる。素晴らしい人生のエンディングだね。こんな風に終われる人がどれくらいいるんだろうか。静かなエンディングに逝くのかと思ったら最後またセリフがある、「終わりたくない!生きたい!」とセリフを叫びだすが、あんまり聞こえない。そうだね、「終わりたくない!」うちの父を思うとそれが本音でしょうね、と思うんだがそれが川嶋さんの世代で表現できるのがすごい。あ、拓海くんまでマイクに向かって叫び出す。セリフはともかく叫びはなぁ・・・うーん、十分伝わるので絶叫するより川嶋さんには吹いていていただきたいんですが(個人の感想です)。最後に「ありがとうございます」と川嶋さん。拍手拍手。森「ありがとうございます。川嶋哲郎です。次枯葉やります?」川嶋「ありがとうございました、念願叶って。森山さんとでないとできませんから」森「あなたがどういうことを考えている人なのかっていうことがわかって来たんです」川「あ、ようやく」笑い。「もっと一緒に飯を食うとか」川「あ、飯食いましょうか、じゃあ」森「兵隊さんはそうでしたよね。同じ釜の飯を食うとか言いましたよね。だから今度じゃんけんしましょうね」川「(笑)しましょうか」森「嬉しかったです」川「こちらこそ本当にありがとうございました」森「ああよかった。中山拓海さんです。中山さんもたくさん作曲なさるんですよね。昨日もやりましたけど、あの曲似てますよね、Born?」Born,Live to Dieですね、これも人の一生を書いた曲ですね。「ある程度年をとるとそういうことを考えるのかしら」中山「まだそんなに年食っていないつもりなんですけど」30才になったばかりらしいですね。森「私も時々そういうことを考えますよ。死ぬ時っていうのは死ぬことを意識してるのかしら、とちょっとは考えたりはするんですよ、でもしょうがないですよね、どうせ死ぬんですから。そんなに落ち込んではいないmんですけど。ただ立派な科学者とか、医者とか、ミュージシャンとか、ばったりなくなるわけだから寂しいでしょうね、人生まだまだ続くと思ってたら人生が終わっちゃうってのは。こんなこと、私がどう考えるか知ってます?」みんな???
森「私みたいな人間は捨てるものが少ない方がいいと思ってるんです」川「何をおっしゃいますか」すみません、この辺メモが取りきれてません・・・森「昨日もおっしゃってましたよね、練習がすごくお好きなんでしょ?」川「練習すごく好きです」森「こういう人がいるから困るんですよ」爆笑。森「兄は勉強がすごく好きで、学校から帰ってくると『ご飯だよ』って呼ばれるまで勉強してるんです。学校で勉強していて、家に帰って来て遊びに行かないで勉強するってどういうことなんだろうって思ってました」川「いいですか?僕の場合は名古屋で会社員をしていて、バブルの頃は忙しくて楽器が上手くなりたいのに練習をすることもできなくて、毎日楽器に触ることもできなかったんです。それが辛くてもういいや、ってなって。仕事を辞めて猫と遊んで音楽聴いて、コーヒー飲んで練習して。誰も聞かれなくても別にいいかなって」森「すごいストイックな・・・」川「前向きにやってて認められなかったら、頑張ってもわかってくれないんじゃなくて、頑張らなくてもそのうち上手くなればいいやって」森「ハードルを低くしているんですね、それは知恵ですね」いや、なんか二人でのおしゃべりが延々と続きますがもう書ききれません・・・・・・ごめんなさい、ニュアンスが違ってるかもです。森「上手くならなくてもいいですけど、人に見られる職業なんですからもう少し自分の格好に気をつけたらどうですか」川「あー、そこへ行くか!それほどひどい格好をしてるつもりはないんですけどね。昔日野さんのバンドにいた頃は金髪にサングラスとかしてたんですけど、やってみてつまんなかったからやめたって感じです」森山さんだっていつも同じカッコしてますよね。森「魚返明未さんです。芸大付属高校から藝大作曲科」魚「大学からです」森「ピアノは必須ですよね。練習がお好きだったんですか」魚「ピアノで遊ぶのが好きだったみたいですね」山下洋輔が言ってましたけど。お母さんが先生だったんだけどツェルニーとか持ってくると逃げてたって。ジャズはご自分の性にあってたんですか」魚「リハーサルあまりないし、楽しいです」もう拓海くんに大受け。森「村上さんがおっしゃってましたよ、大学1年の時にジャズにはまってミュージシャンになりたかったんだけどそんな楽器の練習時間も取れなくて、物を書くのは師匠もいらないし練習も必要ないし、書いてみたら売れちゃったって」いや、終わってからのトークが長い、どうしよう。書ききれてないし。


 
[7028]   管理人      2022/08/15(月) 16:46
 20220813ラブリー2日目1部レポートその3
[引用]
 



森「魚返さんも作曲なさるんでしょ?」魚「はい」森「売れてるんですか、なんとか48とかに楽曲提供なさったりしてるんですか」魚「もっと人あたりがいい方がそういう仕事が来るのかもと」大受け。森「昨日やりましたよね。あなたのあの曲好きですよ、バラードっぽい曲で」魚「写真とか映像とか簡単に取れる時代ですけど、撮りそこなっちゃったような、戻ってこない時間とかを音にしてという感じです」森(突然)「あなたハンサムね、背も高くて。欠けてるのはなんですか」拓海「歌うまいですよ」森「ピアノ弾けて、ハンサムで。あとさっき言ってたのは何でしたっけ」。ハンサムで背が高くて。ジャズ界の大谷翔平ですね」大受け。魚「嬉しいですね」森「ありがとうございました。ベース水谷浩章さんです。水谷さんも長くなりましたね。5-6年ですか」水「もうちょっと長いかもしれません」森「一番最初は山下洋輔が紹介してくれたんですよ。やっぱり水谷さんも曲を書かれるんでしょ?詩は書いたことあるんですか」水「詩は書いたことないんですよ」森「最近俳句とかテレビでやってるでしょ。ああいう、言葉の裏側が気になるんです。もう終わりにします?」全員で頷く、「しばらく休憩します」


 
[7029]   管理人      2022/08/15(月) 16:47
 20220813ラブリー2日目2部レポートその1
[引用]
 


「じゃんけん大会、このところ勝ててないんだよねえ」って言ってたクリコちゃんが何とスティックをゲット!2部スタート。ベースとドラムのデュオからワルツになる。ええ、2部しょっぱなから渡良瀬?拓海くんの譜面台見てたからもしかして、とは思ってたけど。すごく意表を突かれる・・・テーマが始まると周りの森山ファンがざわざわざわ。2部の最初からこれは初めてかも、でも記憶にないというだけで最近記憶も記録も危ういんで。テーマを聞いてたら、あ、イカンイカンなんかぼーっとして浸っていてメモを取る手が止まっていた。水谷さんの右脚がキックを切り出す、森山さんが不穏な動きを繰り出す。え〜っと、この曲、前も書いたかもしれないけど、渡良瀬の前半のコードを繰り返して延々ソロだったっけ、昔は1コーラスを繰り返したような気がするが・・・昔の録音(どこにあるか散逸してるけど)確認してみなきゃ。川嶋さんがパパパパパパ、と吹いたらその通りのリズムを繰り出す森山さん、思わず笑って拭き止めてしまう川嶋さん。だんだん渡良瀬川が氾濫してきたぞ。明未くんの後ろの三人組の観客が楽しそうに反応してるのがいい感じ、いつもの森山バンドでは見ない顔ぶれ。後で聞いたら別に誰かのファンとか明未くんの知り合いというわけでもなく、音楽好きの仲間うちだったらしい。明未くんのソロ、森山さんが暴れ出す、ひぇぇ〜、明未くんが後ろにひっくり返りそうになるくらいになってて、残りの3人に大ウケしている。森山さん、調子良さげだけど。タカタドン、タカタドン、タカタドン、パーン!歓声、拍手!

森「はあ、はあ、はあ。明日の朝起きたらドラムが叩けない体になってるんじゃないかって思うんです。でも翌朝起きるとまた叩けるようになってるんです。何年も前からもう最後です、ってピットインも最後ですって言ってたんですが」閉店セールじゃないですけど」いや、20年どころじゃないですよ・・・いや、引退するって名古屋に引っ越して来られたの、私が医者になった年で、それからお供させていただいてますからね。40年近いですね。森「これがラブリー最後かもしれません」いえ、11月26日にはうちのビッグバンドでここに出ていただくお約束になってますから。昨日は「来年は月イチラブリーっ」ておっしゃってたじゃありませんか!森「次の曲はなんですか。今の曲は渡良瀬、板橋文夫の曲でした。次は魚返明未のLost Visions、さっきご説明いただきましたね」

水谷さんの弓の音がすごく繊細でか細く聞こえるけど、小さい音なのに表情があって素晴らしい。だんだんクレッシェンドしてきた。ノートをめくる音もはばかられる。Bassソロから。いやなんともきれいな曲だわ。Bass Pianoデュオ。森山さん休めてる?静か〜な曲なのに一生懸命弾いている明未くん汗だく。ソロ終わり小さな拍手。拓海くんのソロに入る。森山さんブラシで戻る。ゆったりとしたテンポの上でベースもドラムも余裕を持って遊んでいる感じ、幅があるなぁ。テナーソロ、パリッとした音で吹くかと思うとやさしく丸みのある音で、手のひらに包み込めるようなフレーズとなり、明未くんがそれに合わせる。ソプラノでテーマを吹く拓海くん、エンディングに向けて盛り上がる。ソプラノを振って指揮、タカタドン、最後にバスドラ、バーン!感動的!

体を左右に振る森山さん、何も言わなくても次の曲は決まってる、ブラシが飛んだらしく森山さんの横に座っているお客さんが手に持ってどうやって森山さんに返したらいいか気にしている。拓海くんからソロ、森山さんはずっと吠えている。川嶋さんも応えて吠える、マイクに向かってウォー!ノリノリ!頭からリフを入れる明未くん。バックで歌う川嶋さん。なんだこの叩きっぷり、もう凄すぎる。立ち上がる明未くん、すごいぞ、叫びすぎて喉にきてる川嶋さん。テナーに戻してほしいけどなんだこれは!もう昨日に引き続き腹筋崩壊。いつまで弾き続けるんだろ・・・。テナーソロは安定、もうこのドライブ感は誰にも真似できない。水谷さん頑張れ、明未くん頑張れ。リフ入る、すごいすごい、明未くんソロ。まだ叫ぶか川嶋さん。それだけ歌い足らなかったら丸山繁雄ヴォーカルスクールへどうぞ!明未くん弾きまくりじゃなくて少し抑えたトーンにしてみる。森山さんがそれに合わせておちゃらけドラム。森山さんスティックを打ち付けてリズムパターン頭から16小節間の拍手を促す。川嶋さん立ち上がって合図しドラムソロへ。みんなが森山さんを見ているが川嶋さんなんか企んでいるかな?すごい!と思うのと同時に「そんなに叩かないで!」と思うこのアンビバレンツ。このスネアワーク、拓海くん「スゲー」と思わずつぶやいている。パカン!でテーマに戻る、タカタドン、パーン!

「いやあ、この前フジロックでマイク渡されて何を言ったらいいのかわからなくて、「ロックとジャズは野外に限る、って言ったんですけど改めて訂正しておきます。『ライブハウスに限る』」大ウケ。「山下トリオを辞めてから、演奏するようなことがあったらやってみたいとずっと思っていた曲を最後にやります」


 
[7030]   管理人      2022/08/15(月) 16:47
 20220813ラブリー2日目1部レポートその2
[引用]
 


川嶋さんカデンツァからハッシャバイを吹き始めると大拍手が起きる。テーマを水谷さんに向かって吹き終える川嶋さん、水谷さん1コーラス。サビで森山さんも川嶋さんも拓海くんも歌う。川嶋さんサビ。拓海くん循環奏法で吹いてる?川嶋さんソロのサビでも歌う?マイクを持つ川嶋さん、今日はピアノがいるのにやるなぁ〜!みんなノリノリ、明未くん一人で歌いながら右手だけでソロを弾きながら歌うというこのシチュエーション。ドラムソロでみんなも歌うというこのカオス。テーマに戻り、終えるとすかさずアンコールの拍手。

「この頃演奏がある日はすごく憂鬱になるんです。演奏が終わると嘘のように晴れやかになって。早く逆転すればいいんですけど。川嶋哲郎。中山拓海。魚返明未。水谷浩章。ありがとうございました。元気であれば年末にまたラブリーでお会いしましょう。その前にまだいろいろあるんです」うちのバンドのゲスト出演もお忘れなく。「9月にala、明日もあります。八ヶ岳もあるなぁ。あ、可児市文化創造センターala。川嶋さんはいらっしゃるんですね。魚返さんもいらっしゃる、中山さんもいらっしゃる。水谷さんはいらっしゃらない。お忙しいんですね。もうこれで(アンコールに)演れる曲がないんです。お望みなら最初っからもう一度全部やり直しましょうか」大拍手。川嶋さんが「魂を」本気だな?「本当にありがとうございました!元気であればまたお会いしましょう」退場するが拍手が続く、お、戻ってきた、早いな。

明未くんが弾き始めるグッドバイ。このきれいな譜面、見たことないけど・・・と思わず覗き込んでしまう。うん、誰かが書き写した譜面よりこの譜面の方が合ってるな。目が点じゃなくて、目が皿になってしまった、ブラシのバックが心地よい。明未くんソロ、すごい!板さんとはノリ方が全く違うけど。拓海くんの見てる譜面と明未くんの見てる譜面が違うな、これ。弓をとって水谷さんが締める、タカタドン、ジャーン!でおしまい。いや充実した演奏でした、ホントによかった。明日の甲府桜座の演奏も楽しみ!






[7022]   管理人      2022/08/13(土) 15:56
 20220812ラブリー初日レポートその1
[返信] [引用]
 


2022.08.12. 中山拓海(ss/as)川嶋哲郎(ss/ts)水谷浩章(b)ジャズインラブリー初日
以前より串カツラブリーの開店が30分早くなった。クリコちゃんが並んでいてくれたおかげでテーブルに座れ、お腹いっぱい食べても開場まで余裕。ラブリーの18時オープンにリハーサル終わりが間に合っていない。リハーサル終了後指を傷めている水谷さんのために指にはめる型を作製。開演は19時を少し回る。

一曲目はTake?いやフロント二人音合ってないし、さては9月alaの準備だな。拓海くんのソロから。川嶋さんいつものようにリードを直す。うん、きっとテーマよりソロの方が吹きやすいだろう。川嶋さんなんかうれしそうだなぁ〜と思って見ていたら目が合ってニヤリ。楽しくてしょうがないという笑顔で水谷さんを振り返る川嶋さん。拓海くんぺこりと頭を下げる、かわいい!川嶋さん余裕のソロ、お、靴新しいかも、いままで見たことのないローファーだ。森山さん一日目とは思えない飛ばしぶり、フジロックが功を奏しているか。早くもヒートアップのキウキゥキゥ〜のフレーズ、ベースの音少し小さいかな。拓海くん目を大きく見開いてあちこち視線をやりながらウォ〜という顔で見ている。吹き終えてドラムを見る川嶋さん、水谷さんはアンプを見て調整、一曲目から渾身のドラムソロ。パン!と叩き終えてフロント二人が入る、テーマ途中で終わっちゃいそうなドラミング、水谷さんと目を合わせてしまった!という顔をする森山さん、テーマ2回目は決まった!おおすごい。

いつもだと一曲目が終わると肩でいきをして「はぁ、はぁ」なのにいきなり「キャー」とも「ギャー」ともつかぬ雄叫びを挙げる、びっくり。「こんなうまく行くと思わなかった、練習だと誰かが止まるとか合わないとかで一度もうまく行かなかった」メンバー紹介。「今日はピアノがいないんだね、ジャズはピアノがいちゃだめだね、今日はつくづく思いました。あまりにうまくいったから悔いはありません。もうこれで終わって帰ろうかな。今日は井上淑彦の曲をやろうかと思って」最前列に揃った井上ファン全員大喜び。「この曲のイメージはパーカッションの木琴が入ってね・・・、」と多分アーラでのアレンジの話になる。「次の曲も井上の美しいメロディー、East Plantsですね」水谷さんを森山さんが見るが、水谷さんが「ドラムから」で叩き始める。けどすぐにストップ。「これでいいですか?」「いいです」「何だ止めるんじゃなかった」いや、これでどうやって入るんだ?サックス二人が顔を見合わせて川嶋さんがカウントを出し二人で吹き始めるが、いや速すぎるでしょこれ!こんなEast Plants初めて聴いた、井上さんがいたころからこのバンドを聴いている人間全員ずっこけてしまいそうになった。ベースソロからスタート、水谷さんの指にばかり目が行ってしまう。川嶋さんが拓海くんを促してリフを入れる、ソロが川嶋さんに移る、何の曲だかわからないテンポ、リフ入る、拓海くん蛇使いみたいなソロから始まる。頷きながらも譜面台から次の曲?の譜面を探す川嶋さん。ソプラノの直管を川嶋さんに向けてリフに入りドラムソロへ。水谷さんが指示を出し、川嶋さんが拓海くんに合図をする、二人並ぶと川嶋さん貫禄あるなぁ。何かトーンダウンする森山さん、水谷さんが入るがサックス二人の出だしが合わない。う〜んこのまま行くのか?と思ったら2回目のテーマに入る、森山さんとバラバラじゃん!

 
[7023]   管理人      2022/08/13(土) 15:56
 20220812ラブリー初日レポートその2
[引用]
 


「私他の曲と間違えてしまいました。始まったらこの曲だから驚いちゃって。昔よくありました。良いと思ってやったら『それをやっちゃあダメだ』ってことが。いちばん小さいときの思い出はNHKののど自慢で予選を通って、本番当日風邪をひいてしまって声が出なくて、本当だったら『金のおくらに銀の鈴〜』ってかわいい歌を歌うはずだったのが(調べてみたら川田正子さんていう方の「夢のお馬車」という曲ですね)『俵はごろごろ、お蔵にどっさりこ』っていう曲に変わってしまったんですよ。でもそれをラジオで聴いていたおばあちゃんが『威男はうまい、味がある』ってほめてくれたんです。やってみたら違う曲だったっていうのが最初の失敗ですね。こんなことでめげてはいられません、次の曲はドラムのために井上が作ってくれた曲で「遠く・・・」です。

水谷さんが弓を持ち、フロント二人はソプラノの直管(二人ともヤナギサワだそうです)で並ぶ。 このアレンジは淑ちゃんが書いたのかな、ああ、良いサウンドだ。マレットと弓でバックがしんみりと。ソロは二人の絡みでずっといくのか。なかなかのサウンドだぞ。ドラムソロっぽくバックでブラシがヒートアップしつつ進んでいく。ベースの音量がアップしドラムがダウン、ふう、イイ感じに締めくくれたね。森山さんが一息つく。

「今日は井上の曲をたくさん選びました。中山さんは井上さんの曲をご存知でしたか?」拓海「森山さんとやらせていただくようになって、井上さんの(いなくなってからも続いている)FUSEを何度も聴きに行かせていただいてます」森「印象的なフレーズが多くて、アイディア豊富でしたね。このところ車の中であいみょんのマリーゴールドとか聴いてるんですよ」客席がざわつく。「こういうのはね、聴いていればこの人の曲だっていうのはわかるんですよ、でも井上のはメロディーを聴いても分かんないんです。頼まれるとこんな感じの曲、って書ける。演歌の人もプロなんですよね、美空ひばりが手術して復活したときの曲、高い音が出にくいから歌い出しの最初に高音で歌わせて、だんだん下がっていくようにって考えて書いたんですって。よく考えるなって。フォークの人は自分の生活をああしたこうしたって歌うんでちょっと違いますね、あ、フォークの人の悪口を言ってるんじゃないですよ。井上さんの奥さんに訊いたら100曲ぐらいあるんじゃないかって、すごいですね。もっとやってみたいんですけど、私譜面が苦手で。初めて譜面を見た曲なんて叩けないですよ。それでよく音大出たなって言われますが、それとこれとは話が違うんです」森山さんが話している間、ずっと川嶋さんは譜面を見て音をさらいながら練習している、Non checkか?

いや始まってみたらちがった、「ハチ」だ。淑ちゃんの曲やるみたいな前振りだったのに。なんか拓海くん演歌調になってるぞ?おお川嶋さんがソプラノを持った。フリーで倍音だしてウキュキュー!ドラムがスネアでトコトン、と打って「ケーコタン!」のリフを入れさせる、タカトン、「ケーコタン!」これはうちのバンドでも森山さんに叩いてもらってやってるから反応できるぞ。川嶋さんがソプラノのベルをマイクに向けて吹きまくる、水谷さん器用にバリバリ中指を使わずに弾きまくる。タカトン、ケーコタ〜〜〜〜ン!でソロを終え、川嶋さんはあと大きく息をつき、ソプラノのキャップをしてしゃがみ込んで水を飲む。だいぶ消耗したなこれ、お疲れさま!ウォー!と叫びながらタムの連打、バスドラバリバリ。リムショットでタカタカタカと叩いてテーマを誘う、突っ込んでいって凄い勢いのままテーマを終える。川嶋さんぜーぜー。一部終わって大きい目をなおさら大きくしてうれしそうな拓海くん。

「まだ叩けることを実感しました!」大拍手。「来年はものすごくやりますからね!ラブリー月一回!」場内割れんばかりの拍手。「少し休憩します!」


 
[7024]   管理人      2022/08/13(土) 23:09
 20220812ラブリー初日レポート2部その1
[引用]
 


1部が終わって20時20分、メンバー再登場20時40分?休憩短くない?
最初は拓海くんの曲かな、「当日で申し訳ないんですけど」って川嶋さんに頭を下げている。森山さんが「やりましょう」ってスタート、ん〜、このリズム難しそう。水谷さん途中で畳んである譜面を開く。拓海くんソロ、この曲のコード進行はどんな風になってるんだろう。川嶋ソロ、森山さんドラミング。水谷さんと目を見交わして笑う拓海くん、川嶋さんのウキュ!にのけぞる。今日はなんだかすごく初々しく見える〜。川嶋さんが振り返って水谷さんソロに。譜面を見ながら確認する川嶋さん。ソプラノのスタンドをしまう川嶋さん、もうこの後はテナー一本なんだね。
森「この曲はなんという曲ですか?」拓海「道、イメージとしては森の中の道を木をかき分けて進むようなイメージで。コンクリートじゃなくて」森「コンクリートの道をイメージして曲を作る人っていますかね。曲を作るときに同時に詩もできるんですか?」拓海「いや、ついてません」森「わかりました。明日は川嶋さんが書いてくれた曲をやるんですが、詩がついたら川嶋さん歌ってくれますか?」川嶋「シーっ!」森「なんか川嶋さん喋ってくださいよ」川嶋「こんばんは!」森「道、と言ったらどんな情景を」川嶋「道、というといろんな意味の茶道、華道、そっちを思いますね、自分道みたいな」森「すごいね、勝沼にいた頃の道を思い出しました。じゃあ『川』って言ったら何を思いますか?」川嶋「今まで色々住んだんですけど、引っ越してもいつもずっと川の横なんです、名前も川嶋だしね」森「あなた偉い、パッと答えるでしょ、詩人だね〜」川嶋「そう来ましたか!でもJASRACに詩を2曲登録してます」森「ほ〜、お見それしました!それはどういうときにやるんですか、歌うんですか」川嶋「うたの人とやるときに歌ってもらうんです」森「私今度それやりたいですよ、ちょっと演歌っぽい歌を。一緒に叫びましょう。ドラムの手も遅くなったことですし。この前フジロックというのに出たんですけど、ロックっていうのは歌なんですか?」水谷さんが手を横に振る。森「この前早稲田で第1期山下トリオっていうのやったんですけど、控え室に行くと仕掛け人の村上春樹さんがいらっしゃるんですよ。私は本を読んでいないので、話しかけられてもお話しできないなって小さくなってたんですけど。中村誠一は本も読んでないのに話ししてて。(演奏は)山下なんか弾けないだろうと思ってたら、けしかけてくるんですよ。こっちが煽られてしまって、『失礼しました』って。(川嶋さんに向かって)ぱっと振られたことに対しての応対がすごいですね」川嶋「この程度のことは大したことないですよ」森「あなた詩人ですね、ちょっと顔が詩人に見えてきました。次の曲はBorn, Live and Dieという曲をお送りします」バラードがが始まった途端に店の電話がなる。アルトの旋律。サビからテナー。森山さんは腕を組んで聞いている。「遠くで、汽笛を聴きながら〜」みたいな雰囲気。サックスカデンツァ、ブラシで叩きまくる森山さん。あ、ちゃんと曲の進行を覚えてる感じ、偉いぞ。全体のハーモニーは誰かが一人ソロを取る感じじゃなくて、ハーモニーで聴かせる感じだ、みんなの絡みが心地よい。スネアのパラディドルで盛り上がる。ふう。



 
[7025]   管理人      2022/08/13(土) 23:10
 20220812ラブリー初日レポート2部の2
[引用]
 


サンライズかな?「それっ!」パン!から始まる。意外性は全くないね。2人のハーモニーがちょっとなぁ。alaに向けてはもうちょっと練習が要るね。テナーソロに入るとあー、これは落ち着くわ。着実なモード展開、ベースのラインが心地よい。ドラムはもう手慣れた感じで拓海くんがリフを入れかけるが途中で止まる。水谷さんは歯を食いしばって弾く。川嶋さんのサックスストラップが赤い紐と二重になってるのが気になるなぁ。森山さんに向かって吹きまくる川嶋さん、拓海くんニコニコ。川嶋さんはサビのリフを入れろと拓海くんに肩で要求(したように見えた)。なんかヒートアップしてテンポがアップしたように聴こえた。拓海くんのソロバックで床に座ったまま頭からリフを入れる川嶋さん。足を組み替えたら中山くんのサックススタンドに足が当たってしまった、しまった。申し訳ない。いやそれくらいステージ近いんだよね。拓海くんは足踏みしながら吹きまくる。で、ドラムソロに入ったと思ったらそのまま叩き終わってしまった、え〜!これ、この前もやったよね・・・「だってずっと叩いてるんだもん!」それはわかりますがせめて終わりのテーマだけでもやって欲しかった・・・。

「最後の曲です。中山さんのリクエストで」拓海「いや?」森「誰のってことはないんで、私のリクエストで『Hush-a-bye』です」

サビの拓海くんに絡む川嶋さんがいいなあ。テーマが終わったところで川嶋さんが手を振ってベースソロに振る。これは森山さん、歌うな?って思ったらその通りウォーウォウォウォーウォーって。2コーラス目のベースソロも同様。中山さんにソロを振るが2コーラス目も。そういえば昔みんなでピットインとかで歌ったなぁ、「ポーポポポーポ」って森山さんが歌って、佐藤くんが「ポ?ポ?」って目を丸くしてたのを思い出した。あ、なんか聴いたことのあるフレーズ。川嶋さんのソロヴォーカルスキャット!すごい、2コーラス目に突入したと思ったら歌いながらピアノの方に行く、歌いながらピアノを弾く川嶋さん。ピアノ側に座っていたらグランドピアノの蓋開けたのにぃ。これは練習したな!今までの絶叫型のスキャットと違って、ちゃんと歌になってる上ピアノの旋律とも一致してる!すごいすごい!さあどう納まりをつけるか?ドラムとベースのデュオに。ああ、ここでアタマから川嶋さんテーマに戻って欲しかった、ドラムソロへ。そしたら森山さんまで叩くんじゃなくてスキャットを歌い出す、もうおかしくてお腹の皮がよじれる、もう場内ばかうけ!

「テナーサックス、ヴォーカル、川嶋哲郎!アルトサックス中山拓海!ベース、・・・・・・・・水谷浩章!」ああよかった、名前が出てきた。「本当に今日はよくいらしてくださいました。私がジャズファンでも今日はうちにいるだろうと思います。懲りたでしょうけど、懲りなければ明日もいらしてください、私も必ず参ります」と頭をさげる。「ありがとうございました!」

場内明るくなり、BGMも始まるがまだアンコールの拍手が鳴り止まない、私は終わりだと思ってトイレに行ったら、なんかみんなが戻ってきたみたい、慌てて席に戻る。

「此の期に及んで何をやると思いますか?当ててみてください」場内から「浜辺の唄」という声。森山さん「@グッドバイ、、、Aグッドバイ」大受け。ああ、サビのメロディーがちょっと板さんからダメ出しが出そうな。うーん、渋い。拓海くんからソロ。なんか客席で喋ってる人がいるぞ・・・と思わず振り返ってしまう。引っ掛けでサビから戻り、テーマ。森山さんがブラシで暴れる、川嶋さんでシッカリ締める。ああ、楽しくも久しぶりのお盆ラブリー初日!明日も楽しみだ!






[7020]   管理人      2022/08/11(木) 21:07
 今月いっぱい
[返信] [引用]
 


https://youtu.be/4Wl6JDJMWpc

視聴できます!

 
[7021]   hori      2022/08/11(木) 22:05
 Re:今月いっぱい
[引用]
 


素晴らしてですね。
2月5日の2ステージ目でしょうか。
この日、チケットは押さえてたものの、コロナ事情で断念、20年間「皆勤」だったのに……無念のジャズナイトでした。
しかし、ともかく聴けてよかった。
最初の「HACHI」が最高ですね。
この曲、70年初め(日付も調べればわかるはず)に森山さんが大阪のハチに来る時に、新幹線内で作った曲。わたくしはその日に聴いております。
それらか半世紀以上経過して、こんなアレンジで聴けるとは思いませんでした。
2月の欠席が悔やまれますが……今年も9月は押さえておりますよ。






[7017]   awkward [URL]      2022/07/22(金) 13:33
 KYOTO JAZZ SEXTET feat.森山威男 in FUJIROCK '22
[返信] [引用]
 


「FUJI ROCK FESTIVAL ’22」3日間×4時間独占放送!が決定したようです。
9/23放送4時間のうちKYOTO JAZZ SEXTET feat.森山威男はどのくらい時間をもらえますかね。

https://www.fujitv-view.jp/article/post-629306/

https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/922200121.html

 
[7018]   awkward [URL]      2022/07/29(金) 12:43
 Re:KYOTO JAZZ SEXTET feat.森山威男 in FUJIROCK '22
[引用]
 


youtubeでも配信されます。
下記channelから7/30 17:10より Kyoto Jazz Sextet feat.森山威男配信予定!

https://youtu.be/QR0sG0z43Ho



 
[7019]   awkward [URL]      2022/08/01(月) 02:19
 Re:KYOTO JAZZ SEXTET feat.森山威男 in FUJIROCK '22
[引用]
 


FUJIROCK EXPRESS 22のレポートと写真が下記に

http://fujirockexpress.net/22/p_1754






[7012]   管理人      2022/07/13(水) 00:31
 早稲田大学大隈講堂「山下洋輔トリオ再乱入ライブ」
[返信] [引用]
 


.jpg / 48.8KB

管理人塩之谷の投稿です。2022.7.12のライブレポート。色々後で修正する点があるかもしれません。何か間違いにお気づきになった方はご指摘くださいませ。
早稲田大学大隈講堂での「山下洋輔トリオ再乱入ライブ」、本当にいっぱいの人だ。いつもの追っかけ3人組でそれぞれ3枚ずつ申し込んだけど一人しか当たらなかった。プレミアムグッズ付きの高額チケットも外れ、倍率は何倍だったんだろう。定員を調べたら1123人だって。かなり後ろの席だけど入れただけラッキーと思わなきゃ・・・。
一部には早稲田モダンジャズ研究会の若手のライブ演奏。なかなか聴かせるクインテットだった。司会の坂本美雨さん、村上春樹さん、小説家の小川哲さん、編集者の都築響一さん、サックス奏者の菊地成孔さんたちのトークがあり、客席にいらっしゃる田原総一朗さんのご紹介。
山下トリオは20:10 に下手から森山さんを先頭に登場。森山さんが背筋をまっすぐ伸ばして歩いて来られるのを見るだけで私たち追っかけ3人組はうれしい!本当に大変な時を知っているから・・・。セッティングは左側に山下さんのピアノ、中央に中村さん、右に森山さんのドラム。
曲はなんだろう、中村誠一さんからのソロ、山下さん前回のalaでの松下先生プロデュースライブの時よりお元気そうでホッとした。ケーコタン!のリフ合わせ、森山さんのソロがすごい。決めもバッチリ、中村さんが戻る。そしてドラムソロへ。腕の動きにほれぼれするわ。しなやかでスピーディー。大拍手が起きる。バックのライティングは風雲急を告げるような動きがある所に、バックに急に赤いスポットが不気味に動く。タカドンドンパーン!で一曲目が終わる。
山下さんがマイクを持って立つ、「初めの頃に戻って演奏することができました、皆さんのおかげです。森山威男。中村誠一です。この曲はダンシング古事記というライブの録音の中に入っている『テーマ』という曲です。次の曲は中村誠一の作った曲で『木喰』。この曲を作った時のこと覚えてる?」「覚えてますよ、山下さんの家のリビングで作った」「山尾三省さんに刺激されて木喰上人の踊りに彼が横笛でひょっと作ったんですよ。50年前の最初のLPに入っています。その次の曲は『ミナのセカンドテーマ』、ダンシング古事記の中に入っています。木喰に続けて演奏します」
ゆったりしたテンポのソプラノでのテーマ。滑らかな曲調だが、バックはずっと森山さんがドラムが叩きまくり。バックは暗く、下から上に向かって逆三角形(末広がり)にやや黄色めの白っぽいライティングが5本並んでいる。中村さんがソロを終えて舞台の下手へ。山下さんと森山さんのDuoになる。山下さんのソロ、いやよくまあ、というかやはり、というか淀みなく繰り出される。そこに森山さんが仕掛けていく、ぴったり息が合うね!中村さんがソプラノで戻ってきて吹きまくる。しかし、客席は真っ暗、メモを取っている手元は全く見えず。ものすごく字が書きにくい。どれくらいの行間が取れているのか?後で読み直して読めるシロモノなんだろうか?タカンドンパンパンパーン!でテーマに戻る。いやぁ、聴きごたえありますわぁ。
山下さんがマイクを持って「みんなそれぞれいつものスタイルで・・・」とか喋っていらっしゃるけれど、あまりの拍手のすごさの大音量で耳が割れそうなのとで全くお声が聞こえない・・・
「早稲田の4号館に村上春樹ライブラリーができた、同じところで50年前にやったライブの再現です。田原総一朗さんが客席にいらしていて。全てはあの人のせいですからね。やはり50年前の作曲ですが、2枚めのLPに入っている『ミナのセカンドテーマ』です」
バックが真っ白なライトとレインボーカラーのミックスに変わり、不穏に動く。しかし本当に森山さんはすごい。ドラミングは流れるようなのにパワフルで途切れることがない。秋の可児の「森山威男ジャズナイト」のパンフレットがが今日は折り込みになっているが、申し込みが急増するのではないかしらん。中村さんのソロが終わったけど拍手がないぞ?テーマのフェイクっぽいピアノメロディー、森山さんは少し抑えめのブラシでプレスしながら(しかしこれがすごく力が逆に要るらしい)バッキングをつける。少しボリュームを抑え気味にしたデュオ、森山さんの動きは流れるようだ。山下森山の二人が目と目を見交わしてもっとトーンを下げたところに中村さんが入る。そしてドラムソロへ。見事だ。バックが燃え上がるような赤に変わる。大拍手が起きる。終わりのテーマはマレットで暴れまくる。シンバルとタムの連打、わあ、かっこいい〜!終えて大歓声!!
「ありがとうございます。50年ぶりに3人でやりました」ん?え〜っと、日比谷野音でやりませんでしたっけねぇ・・・。ごめんなさい、これもちゃんと聞き取れていないかもしれないので後日訂正が入るかもです。
「次の曲がこのセットの最後の曲になります、グガン」バックがオレンジに、ライトが前から当たって山下さんがピアノと大きく映し出される。今度は森山さんが。山下さんと交代でライトが当たってバックに影が。森山さんがブレイクして山下ソロを誘う。そして「ダン!」と切って二人の掛け合いのソロへ。トップシンバルガンガンの大音量なのに美しく響く。中村さんのフレーズに森山さんがリズムを合わせる。今度はステージから夕陽のようにライトが当たる。ケーコタン、ケーコタン、ケーーーコターーーン!静かになったと思ったらここからドラムソロ。スティックの動きが美しい、グガングガンタパトトン、グガンタパトトン、そしてテーマ、エンディングへ!キュウウウ! 
「ドラムスは森山威男です!」拍手!!「中村誠一 onサキソフォン。山下洋輔です。ありがとうございました」で3人が舞台から去っていく。
この後、田原総一郎さんのスピーチ。アップしたいですが、手元にあるメモ書きだけでは心許ないので・・・一旦ここにて終了。

 
[7014]   管理人      2022/07/13(水) 00:36
 事実関係が
[引用]
 


山下トリオに関して不勉強なので、ちょいと内容が足らないかも。
配信聞いてた方は「ん?」と思われてたり。

でも皆さん本当にすごかったですよ!


 
[7015]   hori      2022/07/17(日) 22:18
 Re:事実関係が
[引用]
 


管理人さん、詳細なレポートありがとうございます。
>事実関係
については、管理人さんご指摘どおり、日比谷野音以来ですね。
行きたいなと思いつつ、コロナ事情で断念でした。
ネットに色々感想がアップされてるようですが、こんなに詳細なのはここだけ。さすが森山サイトであります。


 
[7016]   管理人      2022/07/18(月) 12:33
 horiさん
[引用]
 


堀さんがお墨付きくださるのならホンモノです〜よかった!
今日は可児市で森山田中デュオ聴いてきます〜♪






[7003]   松浦 克彦      2022/07/04(月) 17:44
 注文
[返信] [引用]
 


今度こそやってもらえますね。2枚お願いします。




[6997]   dyspnea      2022/05/27(金) 10:00
 青山ブルーノート
[返信] [引用]
 


昨日のブルーノート観てきました。
大昔新宿で活動していた頃と同様というかそれ以上に熱い演奏で感動でした。
リードの二人は森山さんと相性が良いですね。
演奏は森山ナンバーが中心でした。
アンコールがグッドバイ、ハッシャバイでなかったのが残念だったかな?

 
[6998]   awkward [URL]      2022/06/02(木) 00:53
 Re:青山ブルーノート
[引用]
 


ご来場ありがとうございます。
まだまだ共演歴が短いですが、一回、一回、溶け込んでいく感じが傍で見ていても楽しいです。
次のKyoto Jazz Sextetは7/30にFUJI ROCK 2022!です。是非次の進化をご覧になってください。

その前に7/12は森山にとってもっと共演歴の長いこのグループです。
 ↓
https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/yamashitalive/






[6996]   awkward [URL]      2022/05/26(木) 03:09
 KYOTO JAZZ SEXTET “SUCCESSION” 写真展
[返信] [引用]
 


KYOTO JAZZ SEXTET “SUCCESSION” 写真展
2022.5.20-5.31 京都[小川珈琲 堺町錦店]
https://www.oc-ogawa.co.jp/nishiki/news/91/





[6995]   awkward [URL]      2022/05/23(月) 03:37
 MORIYAMA Takeo Jazz Night 2021
[返信] [引用]
 


MORIYAMA Takeo Jazz Night 2021 Digest!

https://www.kpac.or.jp/ala/top_topics/20220205moriyamajazz_movie/

8/31まで公開です。









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