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森山威男グループファンの掲示板

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[7060]   管理人      2023/01/03(火) 10:44
 2023-1月ピットイン初日その1
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新宿ピットイン NEW YEAR SPECIAL 2023 森山威男3DAYS

2023.01.02 沖野修也(Produce, DJ) 類家心平(Tp)栗原健(Ts)平戸祐介(P)小泉P克人(B)

MCは許可を得て録音からの書き起こしですが、一言一句起こせているわけではないので、多少違うところはあるかも知れませんがご容赦ください。

ピットイン近くのホテルに荷物を置き、書き上げた年末ラブリーのレポートをアップ。新幹線の中で上げようと思ったのだが、通信環境が悪くてやたら手間取って。宿題を終えてピットインへと向かう。驚くほどたくさんの人がいて、こんな数の人をここで見るのはどれだけぶりだろう?

18時ぴったりにメンバー登場。
沖「明けましておめでとうございます。今までDJをしておりました沖野修也です。今日はですね、新年早々森山さんの3DAYSにお招きいただきまして、京都ジャズセクステットFeaturing 森山威男のコンサートを行いたいと思います。森山さんのファンの方は森山さんのトークを楽しみにして来られたと思うんですがすみません!今日は森山さんのトークはございません」客席「えええ〜」の声。沖「いや、森山さんから『今日は沖野さん仕切りだから、沖野さんが喋りなさい』を先ほど言われまして。僭越ながら森山さん、私がMCを務めさせていただきます」拍手。沖「あの、本当はトークは別料金なんです、森山さん。僕は普段DJじゃないですか、喋って下さいっていわれるんですけどDJとトークは別料金ですので、後ほどマネージャーの藤森さんに今日のギャラはDJのギャラ+トークのギャラと交渉させていただこうかと」森「もちろん」沖「僕沖野修也新宿のピットインはオーディエンスとして何度か来たことがあるんですが、なんと出演者としては今日がデビューでして」拍手。沖「この錚々たるジャズメンを従えてですね、こともあろうにDJの沖野修也がピットインデビューを本日果たすわけなんですけど、森山さん今日はすごくノリノリで」森山さんがニコニコしながらスティックを持ったまま体を左右に振る。沖「凄く貴重な一日になると思います。我々が森山さんと共演させていただいて1年くらいになるんですけど。ええ、最初は新木場にあったAGEHAという東京で一番大きなクラブで初共演させていただきまして、そのあとBLUE NOTE 東京、FUJI ROCK FESTIVAL、そしてBillboard 東京を経て新宿ピットインというジャズの聖地でこれから演奏します。皆さん最後まで楽しんで下さい。で、先ずは新年早々派手に賑やかにいきたいと思います。京都ジャズセクステットとしては今回初めて、森山さんとご一緒させていただく曲です、聴いてください、曲はEXCHANGE」

隣のOkadatoとガッツポーズをする。沖野さんは小さな四角い打楽器、マラカスじゃないけどなんていう楽器だろう、を振っている。いいねえ、このリズム、爆音の森山イズムの真骨頂みたいなアフロリズム。森山さん、なんてことなさそうにアフロをガンガン叩いているが。栗原さん左右に身体を振って飛び跳ねるみたいにして吹いているけれど、このコート着ていて暑くないんだろうか。アシンメトリーの帽子を被っていて、特注かな?なんていうスタイルなんだろう。あ、インターバルっていうか間奏に入らなかったっけ?類家さん左頬を膨らませてソロを吹く。森山さん調子よさそうだ。類家さんのソロバックで叩きまくる森山さん、毎年思うけど3日間の初日にこんな叩きまくりで心配になっちゃうよ、それも初めの曲。小泉さん弾きまくり。類家さんのバックで平戸さんも鍵盤をフリーに叩きまくっている。類家さんの方を「そろそろ・・・・」って顔で見ている森山さん、アフロズムに戻る、タララ〜とメロディーが入るが、リフを入れたかったのでは?そういう進行の取り決めはなかったのかしら。小泉さんのラメの靴に目が釘付け!スニーカーみたいだけど、全面スパンコールで覆われている。いいなぁあれ、あとでお話しするチャンスがどこで買えるのか聞いてみよう(と思って忘れた)。ピアノのソロのバックで暴れる森山さん、いやそこまで叩かなくても。バスドラとトップシンバルを叩く勢いがシンクロして強烈に襲いかかってくる。アフロリズムに戻りタララ〜!う〜ん、ドラムソロに?そして一瞬サックスの雄叫びでフレーズが切れると、森山さん手を止めて「ドラムソロするの?」って演技の顔をするがソロに。いやがってたみたいなのによくここまで叩くね。バシンバシンドカンバシンタカタドン!でソロを終え、アフロリズムに戻す。最後は振り上げたサックスに合わせてバシンと叩き終える。


 
[7061]   管理人      2023/01/03(火) 10:45
 Re:2023-1月ピットイン初日その1-2
[引用]
 


沖「京都ジャズセクステットFeaturing森山威男。まずはExchangeでした」拍手拍手。「一曲目からこれで我々最後までもつんでしょうか。まずはメンバー紹介します。ピアノ平戸祐介。オンベース、小泉P克人。トランペット類家心平。そしてサックスは栗原健。オンドラムス、森山威男。森山さんせっかくなんでで一言お願いします、新年のご挨拶など」森「とうとうこの日が来てしまいました、来なきゃいいのに、来なきゃいいのにとおもってたのに来てしまいました。ええ、やっぱりね、楽しみにはしてるんですよ、毎年ピットインで年明けにできるっていうのは。これはね、やっぱり人気バンドだからできることであって、人気がなくなりゃもう(オファーが)来ないだろうと。まだやってくれって言われるってことは人気があるっていうことだなって」
大拍手。森「それでも年相応に、今月78になりますから、目もだんだん見えなくなって、耳もこっち側はあんまり聞こえないし、この頃めまいがして、昔はまっすぐ歩いてたのかな、って不思議なくらいな感じなんですよ。お酒も飲めなくなったし。呑めなくなったというより呑みたくないんですね。顔が赤くなるのがイヤになっちゃって。青くなるなら呑むんですけど。赤くなるのがイヤだなって。今日も京都SIXは」SIX、と笑いが出るが、森山さんが「京都SIX?」と沖野さんに聞くと「はい!京都SIXでございます」と返答。「何が楽しいかっていうとこの衣装なんですよね。こういうことをやっているグループって今ないんじゃないですか?こんな黒で統一してね」沖「そうですか、黒い服しか持っていないんで」森「そう?私黒い服持っていないんで昔のを出して着てきたんですけど」沖「大丈夫です、お似合いです」森「そうですか、ありがとうございます。あの、やる気だけはあるんです。だけど多々、難がありますが、そこのところはまあ、『こうやりたいんだろうだな』って想像して聴いてやってください。やる方が想像してやってますから、やる立場に立っていただいて。・・・のは沖野さんだけですね」(・・・は場内の『まだまだがんばって〜』のかけ声に消されて聞き取れず)沖「ええ、それはどういう前振りですか、もう一度紹介しますオンドラムス森山威男」小泉さんが弦をグイ〜ンと鳴らす。沖「森山さんこの新春のライブは何年やられてるんですか、ピットインで」森「僕が二十歳のころからだから、20年くらいかなぁ」沖「計算がちょっと合わないんですけど、二十歳で二十年、今年70」森「だいたいですけど」沖「ざっくりで20年ですか」森「はい」沖「そんな森山さんの新春ライブに我々が、それもトップバッターとして抜擢されたわけなんですけど、大丈夫ですかね。あの、それでは次の曲に行きたいと思います。実はですね、僕は東京クロスオーバージャズフェスティバルっていうイベントをやっておりまして、2020年7年ぶりに復活したんですが、海外アーティストが日本に招聘できないということでヘッドライナーを誰にするかすごく迷ったんです。新木場のそのAgehaという都内で一番大きいクラブで、かつて僕は板橋文夫さんとイベントをやったことがありまして。日野皓正さんは僕の友達のバンドでフィーチュアしたり。ジャズのレジェンドで、その海外アーティストに頼らない場合、ヘッドライナーはこの人以外考えられないっていうのが森山さんだったんですけど。トランペットの類家くんが森山さんと共演してたんで、類家くんからマネージャーを紹介していただいて森山さんにたどり着いたわけなんですけど。なんとですね、そのリハーサルを全部録音しましてサクセションというアルバムを出しました。一曲書き下ろしプラス、それ以外の曲は森山さんが今までリリースされてきたアルバムの中から特にクラブのDJに人気が高い曲を抜粋して、森山さんご本人を交えて京都ジャズセクステットとしてカヴァーしたんですが。そのセッションの中から聴いていただきます、曲は「KAZE」」

わ〜い、また淑ちゃんの曲だ〜!シンセサイザーで風の音を出す沖野さん。類家さんと栗原さんも風っぽい音を出す。ワルツのテーマ。なつかしいなこの曲。スタタスタタと細かく鳴るスネアの音が好き、二拍三連で鳴らすシンバルが好きだわ。ピアノソロから?誰もソロしてないみたいだけど、類家さんがチラッとピアノを振り返る。ピアノソロにシンセの風が絡む。手拍子を取りながら類家さんがピアノを覗き込む。ソロはサビのない進行なので起伏を付けるのが難しいかな。お、フリーの弾きまくりになる。すっと音量が下がりフリーっぽくベースとピアノ、風の音がからみ、ドラムもノンテンポな感じ。栗原さんはちょっと腰を曲げたり伸ばしたり軽いスクワット状態だで吹き続ける栗原さん。私はビッグバンドで座りっぱなしだから、立ってこんな風に吹ける(内容もだけど、そこは突っ込まないで)自信はないなあ、体力使いそう。ビヨ〜という音にウインドシンセが絡む。でも淑ちゃんの曲が人気だっていうのはうれしいなぁ。テーマを吹くが、このキーであってるのか?類家くんがテーマを入れる、あ、栗原さんのはハモリの音程か。キウキウ、キョキョキョ、ベースがビヨ〜ン、シンセがヒュ〜!ここからフェードアウトだね、



 
[7062]   管理人      2023/01/03(火) 10:45
 2023-1月ピットイン初日その1-3
[引用]
 


沖「曲は『KAZE』でした。ありがとうございます。あの、よく僕『DJなのに何してるんですか』って訊かれるんですけど、このシンセサイザーを担当しています」と目の前のボックスを指す。「KORGからお金はもらってません、効果音担当です。そして今日の曲を選んでいます。僭越ながら僕の選曲で森山さんと共演させてもらっています。次の曲は東京で森山さんとやるのは初めてです。先日京都で次の曲を森山さんとやったんですけど、昨年亡くなられたファラオ・サンダースのカヴァーなんです。実は京都で初めて聞いて驚いたんですけど、山下洋輔トリオでファラオ・サンダースにオファーをされたとか。オファーでしたっけ、お手紙でしたっけ」森「僕のおじさんにあたる人が設計士で向こうに住んでて、僕がジャズをするのを知っていて彼もジャズが好きで、『僕はファラオ・サンダースの友達だから森山くん一度一緒にやりに来ないか』っていうので山下洋輔に話したら『おお、行こうよ行こうよ』ってじゃあみんなで手紙を書こうって、もちろん山下さんが書いたんですけど、書いたのか送ったのか良く分かりません」沖「え、っていうことは山下さんが手紙を書いたか出したかどうか分からない」森「知らないです」沖「出してないかもしれない?」森「僕はその情報を言っただけで」沖「なるほど・・・でももしかしたら山下洋輔トリオとファラオ・サンダースの夢の共演があったかも知れないんですね」森「そうですね」沖「残念なことに去年ファラオ・サンダースは亡くなってしまったんですが、なんと今日は息子さんのトモキ・サンダースさんが飛び入りをしてくれる予定だったんですが、残念ながら体調を崩してしまったみたいで。本当なら「トモキ・サンダース!」「おおお〜」ってしたかったんですけど。来年はまたぜひ共演の機会を作って下さい。我々6人でビシッと演奏したいと思います、ファラオ・サンダースの名曲。僕が30年渋谷でやっているThe roomっていうクラブでも、最大のヒット曲として知られています。『You gotta have to freedom』」

ファラオ・サンダースと言えばこの曲だよね。レポートを書くときにもう一度聴いてみようと思っていろいろ検索したけど、昔の私が知ってるのは女声コーラスが入ってるヤツで、出てくるのがちょっと違った。ピアノソロ聴いてて、あ、こんな進行なんだ。森山さんが叩くイメージはなかったけど、こうやってインストで聴いてみるとまたイメージが違うわ。あれ?類家さんのソロじゃないのかな、ピアノソロが続いてる?いい感じ。類家さんニコニコしながら身体を揺すってる。トランペットとテナーのリフが入り、類家さんのソロに移る。みんな黒い服だけどそれぞれに個性があって面白い。森山さんこんな曲も叩けるんだ〜って、失礼かな。でも面白い。サックスを振り下ろすのを合図にしてバシン、その後ひと叩きしてエンディングのマウントを取る森山さん。エルヴィンバンドで最後の一音を誰が出すか競争の短いのみたい。拍手、歓声。
沖「森山威男さんを迎えての、ファラオサンダースYou gott have to freedomを聴いていただきました。森山さん来年是非トモキくんとやって下さい。そして一部最後の曲になりますが、これはアルバムサクセションに収録されている曲です。坂本九さんの『見上げてご覧夜の星を』なんですが、森山さんこの曲はピットインで演奏されたことあります?」森「あります」沖「じゃあご存知の方も。森山さんと坂本九さんはもともとどこのバーでしたっけ」森「いえいえ、私が大学に受かって、東京へ出てきて、ジャズをやりたいなって最初いったのがジャズ喫茶ACB。坂本さんはそこのボーヤをやってたんです。いつも最後に一曲歌わせてもらってた子がとても印象的だったんです。子、っていっても同じ年だったんですけどね。非常に印象的だった子が有名になって後に歌手になった時に、僕はバックでオーケストラをやってたんです。その時は感動して『おおっ』と涙を流しました」沖「そんなエピソードがある曲で一部を終わりたいと思います。京都ジャズセクステットfeatureing 森山威男、見上げてご覧夜の星を」

テナーのテーマに類家さんが絡む。栗原さんのソロ、しみじみしたいところにApple Watchに電話の着信があったり、「音の大きな環境です」と知らせてきたり、毎時50分に座りっぱなしだと「立って動きなさい」という指令が出てきたりでうるさい、通知を切る方法を調べなきゃ。ブラシで暴れ出す森山さん。テーマを吹くテナーの栗原さんのバックで好きなように吹いて絡む類家くん。エンディングまでのカデンツァはテナーで。マレットに持ち替える森山さん、入るかと思ったらカデンツァをしっかり盛り上げてからのエンディングのフェードアウト。感動的でしたぁ・・・

沖「ありがとうございました、見上げてご覧夜の星を。ピアノ平戸祐介、ベースは小泉P克人。トランペット類家心平。サックスは栗原健。そしてオンドラムス、森山威男。ありがとうございました、一部はこんな感じでお送りしました。最初の曲exchangeは森山さんの曲ですけど初めて、You gott have to freedomも東京では初めてやらせてもらいました。二部もみなさんお待ちかねのあの曲もやりますので最後まで楽しんで下さい。KYOTO JAZZ SEXTET featuring 森山威男!ありがとうございました」






[7057]   管理人      2023/01/02(月) 17:07
  2022年ラブリー年末二日目その1
[返信] [引用]
 


2022.12.29. Lovely2日目
as 中山拓海 ts川嶋哲郎 p田中信正 b冨樫マコト

今日で年内の仕事が終わり、夕方からいつもの顔ぶれでJazz inn Lovelyの姉妹店「串カツラブリー」へ。16時半からなので、18時の入場までで串カツと味噌おでんと生ビールでお腹いっぱい。うちのビッグバンドのピアニストが串ラブデビューとのことで大喜び。人気店の上予約ができないので、いつも行列、私達が出たときは20人ほどが並んでいた。まだ行ったことのない人は是非、開店時間前から並ばないと入れないけど・・・。

19時半から。森「Song of the Soul、ts川嶋哲郎。as中山拓海。ピアノ田中信正。ウッドベースは21才、冨樫マコト!」場内から「おお〜」と驚きの声が上がる、「21才でこのバンドには入れりゃ凄いよ!」とマスター河合さんの声が聞こえる、ホントにそう思います。

Song of the soul、生まれて物心ついて、人生を謳歌して死んでいくまでを川嶋さんが組曲化したもの。
「ここはどこなんだろう、自分の手、自分の足、自分の顔。これが自分。目で見て耳で聞く。これが言葉、そしてこれが音楽。この曲良いなぁ。どうして涙が出るんだろう。これは楽器。不思議な音がする。音を出したい。自分は何者なんだろう。なぜ生きているんだろう」モノローグが続く。バックはフリーでつけていく。「これが自分、なぜ見えるのか、なぜ聞こえるのか泣くのか笑うのか」だんだんヒートアップして行く。「これが自分!」ソプラノ二人でメロディーを吹きワルツになる。拓海くんのソロ。森山さんのドラミングを見てニコニコする川嶋さん。何のフレーズかなぁ、ノブ君にソロを振り、拓海くんの肩を抱いていたわる川嶋さん、ノブ君ソロ、今日も毛布みたいなショールで暖かそうにしているがすぐ暑くなるのに。足元には脱いだ靴が転がっているけど、よく見つけてくるね、よくサイズがあったね、こんなの。かかとにキティちゃんの顔。森山さんノブ君を見ながらドラミング、川嶋さんが森山さんの視線の妨げにならないように移動する。ノブ君がソロを終わろうとして顔を上げるが、もっとやれと煽る川嶋さん。もう1コーラス弾かせてからサックスを振り上げてテーマというか一部「Birth」のあとテーマへ。 Bass soloから第2楽章。マコトくんが鼻を鳴らしながらフリーカデンツァソロを弾きまくる。森山さんは膝を抱えてじっと聴いている。4Beatを刻み出す。森山さんがざあっとロールから入りソロ。何かリバーブ(?)が凄く響いている、拓海くんがウホッと笑って目が合う。うん少し自然な音になったかな?拓海くんの森山さんを見る表情がころころ変わるのが楽しい。なんかロリンズのフレーズが、St.Thomasか?拓海くんと目が合う。いいなこの疾走感、と思ったら暴れ出す。森山さんなんか叩き損ねたのか誤魔化す顔(笑)、キエー!吹きながら叫ぶ川嶋さん、拓海くん大笑い、そしてゲホゲホと咳き込む川嶋さん、二人でサックスと声を駆使して好き放題の掛け合い。そのまま第三楽章Convictionに行ったのかな、ノブ君慌ててバッキングの鍵盤に飛びつく。森山さん楽しそう。アップテンポな進行、ノブくんのソロはぴったりで心地よい。森山さんがバシ!とドラミングを止め、やれやれ〜っとベースピアノデュオに振る。ノブ君疾走いや暴走。森山さん楽しそう、ノブマサの狂気。森山さんが戻る、この緊張感がいいね。二度と再現できない一期一会の演奏、この川嶋さんソロ、すごい・・・いやすごい・・・完璧なシーンじゃないか、マコトくんすごい、いやすごい、感動した!!ドラムソロ、そして川嶋さんのスキャットが始まる。歌い始めた頃からもう、あれ?手拍子もリズムも全然違うしロックになってるし。さっきまでのあの感動はどこへ行った?とずっこける。この変幻自在、このテンポ、このリズムの差、やってる川嶋さんが一番ウケてる。この拓海くんのソロが巧み。リハーサルではこんなのできないだろうしなぁ。振り返ってそして終章か。同じモチーフの音階でもテンポとリズムが変わると表情が全く変わる。Bass ソロ、立派なソロだ。ちゃんと起承転結もつけて、ピアノソロへ。ノブマサはやっぱり稀代のピアニスト、いやなんというか、美しさだけでなくて、なんだろう、この美しさに秘められたパワー。川嶋さんの音色が以前と変わった?優しさが・・・このサウンド。ブラシでずっとつけていく森山さん。この曲のテーマは人生の春夏秋冬、最後の章「終わりたくない!早く始めたい、ずっと続けていたい。生きたい、理由なんか要らない」言葉に詰まって続かない川嶋さん、あ、拓海くんの目にも涙が?こちらももらい泣きしてしまった。頑張れ川嶋さん!台詞がいつもより短い・・・

 
[7058]   管理人      2023/01/02(月) 17:08
  2022年ラブリー年末二日目その2
[引用]
 


二部、It don’t mean a thing。川嶋さん気持ちよさそうにフレーズを繰り出す。拓海くんがイエー、とかけ声をかける。ノブ君暑いんだったらそんなぶ厚いショール被ってなくても良いのに・・・。 ここまで来るといくら鍵盤を見ていても真似できる奏法があるとは全く思えないなぁ。Bassの音があまり聞こえない、あまり弾いてなかった?テーマのフレーズを入れソロ交代、拓海くん吹きまくり、森山さん疾走中、行け行け拓海くん。森山さんぺろりと舌を出す、ぶった切るドラミング。ノブマサ、ラグタイム風の演奏、森山さんトーンダウンしてノブ君ソロになった、「お好きにどうぞ」って感じ。何だこりゃ?何だこりゃ、ジングルベルじゃないよね、トルコ行進曲、いきなりあちゃこちゃフレーズが飛ぶ、この曲元は何だっけ?ノブ君はデュワッデュワッのつもりで鍵盤を叩いているが誰も反応せず、森山さんは川嶋さんを見上げてスティックを振る、テーマに戻ってデュワッデュワッデュワ!拍手。

森「ありがとうございます。It don’t mean a thing、スイングしなけりゃ意味がない、っていう曲ですが、ええ、田中さんなんか独りでやった法が似合いそうですね、こっちから見ていると首が取れるんじゃないかって思いますよ。特にそういう練習もなさるんですか?イヒヒ。特技だねぇ。ええ、私は55年位演奏していますが、共演者が少ないんですよ。ピアニストも数えるくらいしかいなくて。山下洋輔、板橋文夫、田中信正、そして最近は魚返、ピアニストに私は影響されるドラマーなんですよ。田中さん、またよろしくお願いします。今後のスケジュール一緒になるところありますか?」信「(甲府桜座で)デュオがあります」森「サックス奏者は多くやってるんですよ、高橋知己、小田切一巳、国安良夫、みんな亡くなってるんですよ。年取ってじゃなくて比較的若くして、事故とか病気で。(高橋さんはご存命ですが・・・)そして井上淑彦でしょ?彼も若くして亡くなっちゃったよね。それで川嶋哲郎でしょ。大丈夫です、もう殺しません!では歴代のピアニストが作ってくれた曲をやりましょう、渡良瀬」

あら、昨日のコルトレーン曲集と打って変わって・・・予定してた曲と違うんじゃ?でもこの方が森山さん楽だろうな。シンバルの連打からノブ君のカデンツァイントロ。森山さんにっこり笑ってスティックを振り下ろし、ワルツのリズムに。一瞬遅れてベースが入る、お、Bass ソロから。ちょっと進行がどこか分からなくなったけどなかなか弾くね、彼、板さんともやってるんだっけ。拓海くんソロへ、ソプラノで。ノブ君へ振る。ソロの音列にうっとり。次はテーマ(アタマ)だよと拓海くんに振る川嶋さん、テナーソロはないのか。テーマバックのドラミング、タカドン、タカドン、バン!このパターンが好き〜♪ノブ君のグリッサンド。

森「拓海さんは山下洋輔が紹介してくれたんですよね、すごいアルトサックス、いいやつがいるって。国立音大出てて。初めて聴いて『賢いな』って。横浜で吹いてくれて、それ以来のおつきあいですね。迷惑ばっかりかけております。息子になったつもりでよろしくお願いします」拓「光栄です」森「大学時代っていうのはどういう生活なんですか?国立音大っていうのは駅からけっこう歩いて、音大通りってのがあってね」拓「あ、昔は国立にあったんですけど、今は立川の方にあります」森「あ、そうなんだ。授業ってのはちゃんとやるんですか?」(笑)拓「ちゃんとやってないって言ったら先生に怒られます。ジャズ科ができて国立音大出身のジャズミュージシャンが、山下洋輔さんとかいろんな方がいらっしゃるんですが、ジャズ専門の学科ができたのが12年前で、僕がその1期生でして」森「僕がどうしてそういう質問をしたかというと、受かってからというか大学に入ってからは、打楽器の授業ってなんにもなかったんですよ」拓「そうなんですか」森「先生が叩いているのを見たことがなかったし。大学時代で思い出は、三芳善(みよしあきら)先生っていう(https://ja.wikipedia.org/wiki/三善晃)作曲科の先生がいらして、僕は大学の教育課程みたいなところでね、卒業が関係しているので出ないわけには行かなくてね、さっぱり分からないんだけどメロディーラインが黒板に書いてあってね、それに和音を付けて下さいって『森山さん付けて下さい』って。できませんって言えばいいのに、どう書いていいか分からずにいたら『森山さん聞こえてくるでしょ、上の音がこうだったら下の音が』『聞こえません』そんな授業だったんですけど。そんなことやりました?」拓「作曲の授業みたいのは・・・あ、(渡辺)貞夫さんがいらっしゃったので。四年生の時に貞夫さんの作曲の授業が月一回いらっしゃって、というのがありまして。で、書いて持って行くと音を出す前から『ここはこういう方が良いんじゃないか』『つまんない』とか簡単におっしゃいますので」森「実際の楽器の練習とかも行われたりしたんですね」拓「そうですね」森「他は何があるんですか、譜面を読む練習とか」拓「ありますね、クラシックの学科の方達と一緒にソルフェージュの授業があって、他には初見の譜面を歌ってみたり、聴音、譜面に起こす授業とか」森「ええ、ありましたね」拓「思い出しますか?」森「思い出しますね、何であんなことさせるんだろうって。必要なことではあるんでしょうね。作曲科の連中なんて、ガーンって音を出したらぱぱぱぱっと譜面に書いちゃうんですよ。それだってドミソってやってるわけじゃないでしょ、それだったら俺だって分かる。ギャーンって音を出しても書いちゃうんだから。やっぱり専門家は凄いね」笑い。「え〜、ということで国立出身の板橋ですよね。渡良瀬を作ってくれた。次の曲は亡くなっちゃった井上淑彦が作ってくれたGratitudeです」

「え!」さっきまで串ラブで「淑ちゃん大好き」で盛り上がってた私達、思わず目を見交わす。ノブ君に振る川嶋さん、ノブ君のソロ、森山さんが歌ってる。Gratitude、「感謝」の実態は手に取れないし目に見えない、曲は消えてしまう流れてしまうものだけど、このまま形あるものとしてこのまま留めておけないかなぁ。感無量。川嶋さんのテナーが太く響き渡る。そこに拓海くんがテーマのメロディーを被せていく。拍手。


 
[7059]   管理人      2023/01/02(月) 17:09
 Re: 2022年ラブリー年末二日目その1
[引用]
 


私達からしたらもう決まって次はサンライズだけど、次何やるの?みたいな川嶋さん、森山さんは決まってんだろう!みたいに腕を左右に振る。パカン!拓海くんからソロ、譜面台を畳む川嶋さん、なかなかうまくいかず思わず手を出しそうになる、出さないけど。川嶋さんと目が合う。森山さんすばらしいドラミング。サビのリムショット、川嶋さんにこにこ。拓海くんソロいいねイイネ!アタマから森山さんがリズムパターンを出すと川嶋ソロに。すごい、拓海くんに大ウケしている。ノブソロ、森山さん放置プレイ。あれ?って弾き方、キープしないのか?いや、ちゃんと進行してる・・・ノブ君のソロ、このむちゃくちゃによくマコトくんつけていくね、すごいわ。このデュオ、ノブ君止まらない・・・テーマ入れかけたのを森山さんがバカン!とぶった切る。あの左手のスネアショット、どうしてこんなに小さい動きできれいにロールが入るの?ほとんど動いているように見えないこの手からどうしてこんな力強くて繊細な音が出るんだろう。ドラムソロからテーマに、そしてエンディングへ。拍手、歓声!

森「冨樫マコト!・・・よくやれますね、指の皮むけたりしないの」冨「いや、今剥けたっすね」あらら。森「すごいなぁ。冨樫マコトでした。田中信正。中山さんのノンブレス凄いね。吹いて伸ばしている間に鼻から息を吸うんでしょ?誰かに聞いたんだけど、アドリブやりながらっていうのが凄いね。それも練習するんでしょ?」拓「はい」森「みんな練習するんだ」笑い。森「川嶋さんもなさるんですか、昨日もお聞きしたんですけど。こうやって本番やるより練習の方が好きだって。幸せですね」川「はい、すみません」森「飽きるからこういうところへ出てくるの?」川「なんていうんでしょうかね、まあ練習とか本番とか思ってないっていう感じですかね、練習の時に本番だと思ってやると。できますよね、人が100人いると思ってやるというのは。本番の時は練習だと思ってやる、練習だと思うのは何が起きるか分からないと思って」森「練習か本番か見分けるのは、お金がもらえるかどうかですか」川「あ、それは対外的にはそうですね、でも自分がそう思うかどうかっていうのは違う尺度で」森「そうだよね」川「仕事としては見られているかどうかという」森「畏れ入りました」川「楽しくやっているだけなんで」森「僕は一生懸命練習したっていうのは、小学生の時鏡の前でツイストの練習しましたよ」ガクっ。森「どうも自分には合ってないなと思いました。練習するといろんなことが分かるんだ。そうか、明日から練習します(笑)。今夜はほんとうにありがとうございました、ありがとうございました」拓海くんが退場しようとする、ちょっと待て拓海くん。ノブ君早くイントロ弾いてよ・・・ここばかりはもう何年経っても変わらないノブ君。森「それでは最後の曲です」

Goodbyeが始まる。しっとりでなく、かわいい感じから入る。なんだか終わってしまうのが切ない・・・テーマは川嶋さんが。ノブ君ソロへ。感無量だ。

客席には歴代の店長が勢揃い、いやなんか示し合わせたわけじゃないっていうけど、河合さんの人徳なんだろうか。写真を撮らせてもらったけど、なんともすばらしいラブリー愛。終わってからも終電を気にせずにバンドで話せるのが地方公演のいいところだね。






[7055]   管理人      2023/01/01(日) 22:13
 2022年ラブリー初日
[返信] [引用]
 


2022年12月28日 Jazz inn Lovely 初日 中山拓海(as)川嶋哲郎(ts)田中信正(p)冨樫マコト(b)

水曜日はどうしても仕事が終わるのが19時になるので、新幹線に乗ってラブリーに着けるのは 2部からだなぁ・・・年末で忙しいし、と思っていたらなんと18時半に病院を出られた!19時前の新幹線に飛び乗って、ラブリーに入れたのが20時前、ラッキー!あ、一部は川嶋さんの組曲だ。これは今、夏のあたりだな、しめしめ。曲の間に解説もないので、区切りまで待たなければ・・・と入り口に立って聴く。しかし、メモが取れないのでレポートは2部からになるか。テーマをヴォーカルでとはまた冒険だねぇ。やっと席に着けたのでメモを出す。エンディング前に、「終わりたくない!まだ続けていたい!」感極まって涙ぐんでいる川嶋さん、台詞が続かない、「叫びたい!」でウォーと叫ぶ、心からの叫びだ。自分の曲を演奏していて泣けるなんて、本当に幸せを感じているんだね。

20:40 、Bessie’s blues から。Apple Watchがすぐに「音の大きな環境にいます」と警告を出してくる、知ってるし。なんか森山さんがペロリと舌を出す、ちょっとごまかしたか?拓海くんと目が合って笑う。川嶋さんのソロ、キウキウキウ〜!拓海くん楽しそう。すごくオーソドックスなブルースフレーズで締める川嶋さん。ソプラノでソロを吹き始める拓海くん。森山さん楽しそうに叩きまくる。冨樫くんは笑顔で黙々と弦を弾く。拓海くんは「吹ききった!」という表情。ノブ君がフリーのピアノソロ、「お正月には凧上げて〜」のフレーズ、笑いを誘う。「運命」も出た!どうやって戻すんだ!?今まで聴いた中でもっとも奇想天外な展開だったかも、もうなんだこのノブマサのピアノの振れ具合は。なんとかテーマに戻るがあっけにとられるフレージングの一人舞台。この人のアタマの中味はどうなってるんだろうと毎回思うが、今日はその思いを一段と強くしたわ。

森「川嶋さん選曲ということは、森山さんご推薦ということです。知ってる曲しかできないんですが、知ってる曲が少なすぎるんですね。田中さんよくあんなデタラメができますね。ブルースでも何でもないですね。コルトレーンのグループにその昔田中さんみたいな人がいて今みたいなことをやったら、コルトレーンはどういう反応をしたでしょうね。凄く面白がってビヤ〜っと吹いちゃうのかな。とにかく変わった人ですね」客席大ウケ、手を叩いて笑う。森「田中さんのご趣味はなんですか」信「・・・・ないかも・・・」森「ない!音楽のことしか考えてないの?」信「お風呂、銭湯とか」森「お風呂好きなの、へぇ〜!僕はお風呂に長く入っていると溺れるような気がして、怖いんですよ。あんまり好きじゃないね、そわそわしてきて早く出ちゃう。長く入るタイプですか」、長く漬かる方?」信「洗って入って、出たら髪の毛剃って」森「剃るところいっぱいあるんだ。ちなみに何で髪の毛剃ることにしたんですか」信「気持ちいいから」森「昔ユルブリンナーっていう凄い俳優さんがいましたね、なんであんな頭にするんだろう、凄いハンサムなのにって思ったんですけど、田中さんにも同じ事を思ったんですよ、顔立ち凄く良いのになんでこの上(首から上)ないんだろう、もしかしてカツラかぶるためなんじゃないかって」信「アハハハ」森「川嶋さん次は何ですか」川「Mr.P.C.です」森「ポールチェンバース」知ってるんじゃん。森「やります!」

アルトソロから、良いソロだわ。川嶋ソロへ。スピーディーなドラムとマッチング。ゆったり叩いているようだけれどやっぱりスピーディー、このリズム感は何だろう、とても心地よいわ、すばらしい。ノブ君ソロ、3拍フレーズで押していく、虚無僧みたいだな、しかしまあ。川嶋さんがドラムソロへと目で振るが、一瞬森山さんが恨めしそうな顔をしたのを見逃さない、でもしかしドラムソロがないって言うわけにも行かない曲だよね。パラディドルがすばらしい、マコトくん「う〜ん」と唸るような顔で聴いている。全員で森山さんを見つめている。川嶋さんが合図してテーマに戻る森山さんが大きくスティックを振り上げてエンディングに。

「あと5年も経ちゃあ、77,8の頃は良かったなぁって思うんでしょうなぁ。みんな知ってる人元気にしてるんでしょうねぇ。日野晧正、山下洋輔、佐藤允彦、みんな年上だよ。渡辺貞夫さんまだライブやってるんだよね。すごいねえ。穐吉敏子さんこの前日本に来たのが最後にするんだって、97?(いえ92才らしいです)。すごいよ。・・・うちの母親がなくなる前に入院していた時に見舞いに行ったとき、「威男、いくつになるで」「65だよ」「いいねぇ、若い人は」こうみると、みなさん息子ぐらいの年だもんね」とミュージシャンを見て。マコトくんをさして「孫くらいなもんだね、21だっていうんだもの!私21なんてときはまだ受験勉強してましたよ、皆さん21才の頃は何してました?」私が21才の時何してたかって考えたら、ちょうど21才の今日!森山さんのライブを初めてライブで聴いた日!森山威男カルテット、板橋文夫、望月英明、井上淑彦だった!ラブリーの前でうちのバンドのカルテットの全員が緊張して立って待ってた!!「拓海さんは21の頃は何してました、大学?」拓「大学です」森「もうジャズやってました?」拓「やってました」森「いいねぇ。私なんて21才の頃はオーケストラでシンバル叩いて、『ジャズマンになりたい』ってなれるわけないって。あ〜あ。・・・でも若いときばかりが良いんじゃないよ、動きも喋りも考えも年を取るんでね、この頃年とって思うよ、うん。まあ、若いときは若いときの楽しみがあって、年をとったら年をとったで楽しんでます」拍手。森「山下洋輔はこういう話はしないんですか、いっしょにやってたんでしょう」と川嶋さんへ。川「まぁ、そうですね」森「こう言う話は、年をとったとか言わないんですか。『次の曲は・・』とか襟を正してお話になられる。ヒヒヒ。全然話が合わないもんね。山下洋輔に来てもらって弾いてもらったらどうするんだろう、(やったこと)ないですねぇ」いえ、ラブリーでの共演歴ありますよ!ノブ君連れて聴きにきたもん。「飛び入りってのはないよね」いえいえ、飛び入りじゃなくてちゃんと企画ライブでした!「飛び入りでやってもらうっていうのはありかなぁ。一緒にやるときは『やる』って構えてるからねぇ」あ、構えずに気楽になさりたいんですね。「前の日から来て練習してるんだもん。あんな人だとは思わなかった」大笑い、「ガリ勉みたいで気持ち悪いよねぇ」なんですかそのウケ狙いは。「いいかげん覚悟決めれば良いのに。あ〜あ。・・・・」突然川嶋さんの顔を見て「何やるの?」川「はい、コルトレーンのナンバーをお送りします。多分森山さんはあまりやったことがないと思いますが、Dear Loadという非常に良い曲をやりたいと思います」


 
[7056]   管理人      2023/01/01(日) 22:13
 2022年ラブリー初日 その2
[引用]
 


すみません、不勉強でこの曲初めて聴くかも。サックス2本のアンサンブルのテーマ。Bass soloから。しかしよく歌っているソロだよね、21才?先行き長いなあ、あと何十年も弾けるね、拓海くんとも思うと、日本のジャズ界も安泰だ、そうか、彼が私の歳になるときは確実に私はこの世にいないわ。ノブ君と二人でアンサンブルを続ける、すばらしい。何にしても、この瞬間ここにいられることに感謝するわ。ノブ君のソロ。そこにサックスが加わってテーマに戻る。

森「皆さん練習はどれくらいなさるんですか?」冨「30秒だけっていうときもあれば、一日中弾いているときもあります」森「やらなきゃいけないと思ってやってるんですか、それとも興に乗ってやっているんですか」冨「ヒマだなっていうときはそういうこともあります」森「中山さんは」中「日々の課題みたいなものは設けないようにしています。これをやってノルマ達成、みたいなものは」森「川嶋さんは」川「練習が一番好きなんです」森「そうでしょう」川「人前でやるより練習が好きで、それがやりたくて会社を辞めたんです。最近はトランペットを練習しています」え!森「ピアノじゃないの」川「ピアノは教えるときに使うんで。トランペットを本当はやりたかったんですけど、ハイノートが出ないからお前はサックスへ行けってそれで泣く泣く。あ、エリックさんにマウスピースもらったんですよ。ハイノート出ないって言ったら『これでやるといいよ』って」森「へぇ〜」川「あのですね、最近分かったんですけど、唇じゃなかったんですよ、喉とか内側の問題だったんですね。中学生とか小学生は唇だけで何とかしようと思うんですよ。僕は唇がぶ厚いんで音が出にくいんで、最近音が普通に出るようになってきまして」森「信じられないね、練習が好きだから今度は別の楽器をやってみようだなんて」川「あの、トランペットとかやってみたくないですか」と森山さんに訊く。川「ぼく、オカリナトロンボーンっての始めたんです」どんな楽器なんだろう?森「なんにでも興味を示してやってみたくなるんですか」川「いや、さっきも言ったように涙が出るかどうかが基準なんです」森「歌はどうなんですか」川「ジェームスブラウンとか大好きで、泣けるかどうかが基準なんですけど最近泣ける歌になかなか出会わなくて・・・森山さんのドラムでは泣けます!」森「ぼくは本当に練習がキライでね。勉強もそうですよ。僕の兄貴は勉強ができてね。だいたい兄は学年でトップで、ぼくは10クラスあるうちのだいたい真ん中より下だからね。兄貴に分からないところを訊くと教えてくれる前になんだかかんだか言われてね、最後には『威男は勉強が面白くないのか』って。兄貴は勉強が面白くて仕方ないんです。学校から帰ってくると早く自分の勉強をしたくて。『ごはんだよ』って言われるまで勉強してるんです」川「僕は勉強はダメでしたけど」森「タイプが似てるんでしょう」川「練習に関してはそうですね」森「田中さんはどうですか」信「最近は無音練習にハマってて。ハンマーがついてるエレピでハンマーだけ動かして音が出ないっていう」森「音なしで練習するんですか、本田竹広がやってたよ」信「その話を聞いて」川「紙鍵盤ってあるじゃないですか、あれで練習した子どもはうまくなるっていう説があるんですよ、ピアノって、ドレミって弾いて」ノブ君がドレミ、を弾く。川「タララ、って教えてくれる楽器だから、タララ」ミの音がちょっとずれて笑う川嶋さん。もう一度「タララ」と歌い、川「自分で音階を作る楽器だから、金持ちはダメだって」森「頭の中で音を作らなきゃいけないってことね」川「そういう説があります」森「俺もやるよ、ドラム叩いて音が出ないっていう、なんでも俺に話を持って行くけど」時々やるヤツですね。川「あれは最高です」森「では次の曲に期待しましょう、次は何ですか」川「コルトレーンといえばインプレッションズです」

拓海くんやるなぁ。いいぞいいぞ、ドライブ感があって。いつもなら川嶋さんが吹くようなソロフレーズ。川嶋さん楽しそう。ノブ君にソロを振る。座って息をつく拓海くん。森山さんおちゃらけドラムに、川嶋さんが笑う。この曲はいつものステージの流れなら「サンライズ」の代わりだね、と思ったらサンライズのフレーズを一瞬入れるノブ君、笑い。森山さん一瞬切って森山さんまでサンライズのリズムパターンを入れたりして。川嶋さんなんて楽しそうなんだ、満を持して
登場。いつの間にかサンライズになっているぞ、いや進行が違うはずなんだけど・・・インプレッションズはAABA、サンライズはAABCのはずだがベースはどっちを弾いてるんだ?ドーン、パーン、ドンドンパーンのやけくそリズム。何だこのノブ君の自由度は?もうほとんどサンライズ。あ、最後のテーマまで行かずに終わっちゃった・・・結局やっぱりサンライズでした!

川嶋さんのアドリブスキャットから始まるHush-a-bye。最初はキーが合ってるか?って心配したけどさすがだね。森山さんもサビで歌う、1コーラス歌ったところでテナーでテーマを吹き始める。サビは拓海くん。ベースソロに振る川嶋さん。しかし、このバンドますます自由度が上がった気がするなぁ、このFlexibility。ベースソロ長いぞ、サビで森山さんも歌う。アルトソロに。Mr.P.C.のフレーズを入れる拓海くん。あ、このフレーズなんだったかな。楽しいライブ。拓海くんから川嶋さんへ。サビでノブ君へ振るのかな?8バースへ?テナーとピアノの8Barsってなんだろ?いままであんまり聴いた事ないけど面白い。いきなりアタマから川嶋さんがスキャットで歌いながらノブ君にマイクを振ると「ヤだぁ〜」と拒絶、笑いがおきる。川嶋さんと拓海くんのヴォーカルバトルになる、二人とも歌よりサックスの方がうまいはずだが・・・もっとFlexibleになってる、ななんだ、絶叫も入り、なんだなんだ!サビからテーマを歌い始め、サックスでテーマに戻る川嶋さん、それにアルトで絡む拓海くん。エンディングへ。うひゃひゃ。


「川嶋哲郎です。中山拓海!田中信正!冨樫マコト!ありがとうございました」と頭を下げる森山さん。「まだ頑張れそうです」アンコールの拍手になる。退場しようとするメンバーを制する森山さん。やっぱりここでノブ君がぱっとタイミングを見てグッドバイのイントロを、と思うのだが、い・つ・ま・で・た・っ・て・も・それができないのがノブ君の良いところか悪いところか。森山さんから川嶋さんに中継で「Goodbye」といわれて、「え?」と慌ててピアノの上の譜面をガサガサ漁るノブ君、ええ?要らないでしょ〜?もうお守りなの?何年弾いてるんですか・・・そこからこのイントロ?本当に繊細な・・・。おもちゃのピアノを弾いているようなかわいらしい音色で。う〜ん、なんとすばらしいテーマ。ノブ君ソロへ。いつもながらうっとり・・・サビからテーマに川嶋さんが吹いて戻る、ああ、柔らかい。森山さん渾身のブラシワーク。拓海くん切なそうな顔でアンサンブルをつける。大団円だね。さて明日はどうなることでしょうか?楽しみ楽しみ。

終わってから、川嶋さんと森山さんがイイ感じで話し込んでいる。こういうのをみてるのも楽しい。






[7040]   Hisa      2022/09/26(月) 01:30
 先日のala
[返信] [引用]
 


いきなりの書き込みで申し訳ありません。
先日のalaの森山威男ジャズナイト2022を聞かせていただいた、Hisaといいます。
森山さんのalaをメインに、少しだけライブを聞きに行ったりしています。
今回、川嶋哲郎さんの曲をメインに演奏されましたが
恥ずかしながら、初めての曲が多く曲目がわかりません。
聞き直したい曲もありますので、セットリストを教えていただけないでしょうか?
お尋ねする知り合いもおらず、恐縮ですがよろしくお願いいたします。
書き込みが不都合であれば抹消いたします。

 
[7054]   管理人      2022/09/26(月) 07:42
 お問い合わせありがとうございます
[引用]
 


PIT INN、alaのライブレポートをFacebookには上げていたのを、こちらにアップしていませんでした、管理人の怠慢です。 https://www.facebook.com/takeomoriyamadrums
一部に演奏されたこの曲はSong of the soul という川嶋さんが作曲なさった組曲で、この夏のLovelyで初登場した 人生を現すという、Birth, Extension, Conviction, Fulfillment という4部構成になっています。
ずっと森山さんと演奏してみたかった、という思いが感動的なのですが、alaで説明が全くなかったのはちょっともったいなかったですね。
Pit inn 、ala含めてアップしましたのでお時間のあるときにご覧下さい。今後ともお書き込みの程よろしくお願いいたします。






[7048]   管理人      2022/09/26(月) 07:30
 20220917ala 森山威男ジャズナイト 第一部
[返信] [引用]
 


渡辺ファイアー、中山拓海(as,ss)川嶋哲郎(fl,ts)中路英明(tb)魚返明未(p)冨樫マコト(b)相川瞳(perc)森山威男(ds)

いつもの追っかけ3人組の片割れと一緒に自宅を車で出発。alaには開場と同時刻に到着。とてもいい会場だなぁといつも思う。もう22回目なのか?スタートは2001年だったような・・・まだalaが出来る前の文化会館、ジョージガゾーンが来られなくなって、小川もこさんが司会をしてらしたなと。どっか原稿を探せばレポートがあるはずなんだが。私は書くだけ書きっぱなしなのでいけない。初回から全部出席してますけど、全部のレポートは書いてないかな。今回のレポートは頑張ろう。

3年ぶりなのかな、この時期に通常開催は。真っ暗な中でメモが取れない。先日オットが暗い中でもメモが取れるというボールペンを誕生日にくれたので持って来たけどちょっと使うのがはばかられる・・・。メンバー登場、森山さん「コロナだのの暗い話ばかりで、みなさんここにお越しになるのにさぞ勇気が必要だったでしょう」からアリとキリギリスの話に。そうかパンフレットにも載っていたし、準備していたネタだったのだな。これはパンフレットの文言をあとで載せた方が間違いない。

寂しい骸となるミュージシャンです。トロンボーンは中路英明。テナーサックス川嶋哲郎。アルトサックス中山拓海。アルトサックスソプラノサックス渡辺ファイアー。パーカッション相川瞳。ベース冨樫マコト。あっという間にここでの演奏も20年となりました。なんとこのベースの冨樫さんは21才ですって(会場から驚きの声)。平均年齢を下げてくださってありがとうございます。キリギリスのような意気ををご覧下さい。

川嶋さんが前に出てきてマイクを持つ、第一楽章Birthの始まり。「ここはどこなんだろう。自分の手、自分の足」とラブリーから何度も書いてるからもういいか?それとも書くべきか?と思いながらメモを取る。でも今日はラブリーともピットインとも違って、フロント陣よりも前に出て譜面台もなしで語ってる、ちょいと意地悪目線でいうと全部暗記というか覚えられたのか、こちらの筆記能力と試してみようじゃないか!なんて一瞬思ったがそこまでやったら喧嘩売ってるみたいだな。舞台はいつものように左端に森山さん、その後はベースの冨樫マコトくん。フロント陣は向かって左からファイアーさん、中山拓海くん、川嶋哲郎さん、中路英明さん、右端にピアノの魚返明未さん。その後ろ中央のステージに相川瞳ちゃん。

川嶋さんはシャツだかコートだかっていう上着を羽織っている、なんだか今まで見たことない感じの衣装。で、ちょっとダークな眼鏡でチョイ悪親父風(って古いか)。森山さんはグレーっぽいシャツで。ファイアーさんはソプラノを持っている、拓海くんが前に出てくる。ステージの前から戻った川嶋さんとファイアーさんが歩み寄って肘タッチ。ファイアーさんがソプラノを持って前に出てくる。ファイアーさんはいつもの通りアーラ舞台でのサービス精神満タン。ベルの先が私の方を向いて居るぞ、川嶋さんがにこにこしながら聴いている。キュ〜〜と拓海くんが吹くとファイアーさんがウォウ!オウ!と声をかける。瞳ちゃん楽しそうに踊りながら赤いバチというかスティックを振り回す。瞳ちゃんが昨日Facebookにアップしてくれた写真を見て、「こういうセッティングなんだ〜」って思ったのがなるほど!いや、こりゃ一番演奏者からしたら特等席、演奏しててもたのしいだろうな、私の顔見えたかな?


舞台真ん中で二人のバトル、拓海くん負けてなるものかって感じで吹きまくる、ちょっかい出し合って中央の取っ組み合い、猫の喧嘩みたいだ。舞台映えするなぁ。二人でのけぞってトランペットみたいに吹く、終わってハイタッチ。明未くんのピアノソロになる。森山さんは爆音を立てながら明未くんを見ている。フロント陣が一歩下がってピアノとドラムの間の視界を遮らないようにしている。聴いているフロント陣も楽しそう。バックはブルーがメイン。さて、エンジンがかかってきたぞ。のけぞって頭を振りまくって半泣きのような表情で、顔を上げて合図してホーンが入る、拍手!ああ、アンサンブルかっこいい〜。場内明るくなって一旦ブレイク。暗くなりベースにスポットが。上から他のメンバーの方にはブルーのライトが降り注ぐ。ベースの弦を力強く弾いている。う〜ん、大学ジャズ研の年齢だよねぇ、すごいねぇ。森山さんはドラムに手をついて冨樫くんを見ている。フリーソロからラインに入り森山さんを見る。

 
[7049]   管理人      2022/09/26(月) 07:31
 20220917ala 森山威男ジャズナイト 第一部の2
[引用]
 


第二楽章Extensionの始まり。中路さんが前に出てくる。フロントのマイクを取って定位置に戻る川嶋さん。中路さんは黒ジャケット、ブルーのTシャツ、えんじ色のパンツ。力強い音だなぁ。ドラムが暴れ出す、両手を大きく広げて溜めのあるショットスバらしいソロだ、タイミングを窺う川嶋さん、振り返って合図する中路さん。川嶋さんのシャツはグレーで、サックスに隠れてるけどサックス吹きのシルエットが浮かんでいるようだ。川嶋さんのソロの8分音譜のフレージングに合わせて森山さんが合わせて返す。これも見事なソロだ。悲鳴のようなソロに代わる。ウ〜、キュ〜!からゆったりとした感じになりテーマのモチーフが入る、全員フロントに出てきて第二楽章のテーマに。もう、かっこいいなぁ。森山さんの方へ向かって叫ぶが、あれ、フロントに置いてあったマイクさっき後ろにもっていっちゃたじゃないの。で、テナーでキェーと叫ぶ、拍手!拓海くんもキェ!と叫ぶが声がかわいすぎる(笑)。あ、ペンがかすれてきた・・・先日のピットインでもペンのインクがなくなったので、予備もちゃんと持って来たのだが。ペンを探している間に面白いことが起きていたらしい(ファイアーさんが何かお茶目なことをしてたみたい)。中路さんにソロが。拓海くん実に楽しんでる顔。ファイアーさん、Song of the Soul !と叫ぶ。森山さんが2,4拍でスティックを打つ。ファイアーさんソロ、半音ずつ上に転調を重ねてソロのフレージング。瞳ちゃんも明未くんも手拍子、全員でなんかコミカルに。「Song of the Soul !」と叫ぶ、ファイアーさんのエンタメ性は大舞台だとホントに発揮されるなぁ。川嶋ソロ、瞳ちゃん舞台の上で赤いスティックを振りかざして楽しそうに踊りまわる。冨樫くんいいベースライン弾くねぇ。ファイアーさんにソロが移る。黒のスーツとラメのシャツ、ストラップがキラキラ光る。吹く吹く、魅せるなぁ〜!ドカーンとシンバルを森山さんが叩くと拓海くんがワォ〜と叫び、ファイアーさんのキュ〜!に拓海くんがこんどはコブシを振り上げる。ファイアーさんを見て「スゴい〜!」って言っていたみたいだな。ドラムソロへ。マコトくんも後でなんか言ってるぞ。バスドラ連打、ドガガガガ、ドンタカタ、ドンタカタ・・・スネアドラムを小さいロールで鳴らしてし〜んとなる。川嶋さんが吹き始めテーマはアフロリズムに。拓海くんがソロを始める。中路さんがクラーベ?川嶋さんもファイアーさんもフロント陣は何か小道具を持ってバッキングを付ける。ファイアーさん踊る踊る。川嶋さんは拍ごとに1,2,3,4,と刻んでいるが中路さんはン、カン、カン、カン、カン、とラテンリズムを打つ。ファイアーさんもっと前に出て踊ればいいのに〜色っぽい動き。振り返る拓海くん、足に木で出来たようなパーカッションを巻き付ける。イェ〜ウォ〜、イェ〜ウォ〜と合唱、中路さんはギロ?を鳴らす、うまいなさすがラテンの帝王。ファイアーさんと川嶋さんは手持ちマイク、拓海くんはサックスのマイクを口に持って来て歌う、ラテンリズムに乗ってファイアーさんと拓海くんが向かい合ってステップを踏む。ファイアーさんがソロを瞳ちゃんに振る、瞳ちゃん「ええっ?」って顔をする、ん?予定になかったの?楽しそうにくるくる踊りながらいろんなパーカッションを鳴らしながら踊り回る瞳ちゃん、森山さんに向かって叩いて森山さんにリズムを出させる、舞台の上で叫ぶ、おおなかなかやるなぁ。カウントを出す森山さん、そしてフロント陣がテーマを吹いて第三楽章Convictionが終わる。拍手。

冨樫「ベースの冨樫マコトです。よろしくお願いします。ちょっと時間を頂いています。僕はベーシストだけど同時にみんなの音を聴いてるんですけど。それに自分の音が足されて一つの音楽になるのは楽しいことだなと思っています。中毒っていうか」いいぞ〜!と会場からかけ声がかかる、「ありがとうございます」と返す。マリンバで瞳ちゃんがBGMをつける。「森山ナイト21年目、僕も21年目の人生なんですけど、ここでこうして演奏が出来ることをうれしく思っています」最初の森山ジャズナイトの時に生まれた子がもうこんな大人になってベースを森山さんと対等に弾くようになってるんだぁ・・・。


 
[7050]   管理人      2022/09/26(月) 07:32
 20220917ala 森山威男ジャズナイト 第一部の3
[引用]
 


人生の終章、第四楽章Full Fillment。テーマは静かなアンサンブルが美しい。ベースソロ。明未くんのピアノがベースソロに絡む。マコトくんが息を大きく吸う音が時折聞こえてくるけど、他は息してないんじゃないかっていうくらい集中して弾いてるように見える。顔を上げて中路さんにソロを。少し暗めになり、ブルーのライトに全体が照らされ、スモークが舞台全体に広がっている。森山さんがブラシでつけていく。トロンボーン、ピアノ、ベースのしっとりした感じがとてもいい。川嶋さんがテーマのモチーフ(ピットインのレポートにも書いたけど、MISIAのYou are everythingって歌詞のところにちょっと似てるかな)を入れてソロに。バックがアンサンブルを付けて盛り上がっていく。マイクを持つ川嶋さん。「終わりたくない!ただひたすら生きたい!わかり合いたい、分かち合いたい、認め合いたい!」と声を張り上げる。感極まって声に詰まり、涙を浮かべているようだ。「いびつで異端の贈り物、それが自分!叫びたい!」がんばれ川嶋さん。「Song of the Soul !」ファイアーさんが叫ぶ、拓海くんはサックスのマイクを取って、中路さんはトロンボーンを横にしてベルに付いているマイクに向かって歌う。「Soul !!」ファイアーさん腕を振り上げて「Song of the Soul !」感動的なエンディングへ。場内明るくなる。

川嶋さんに話を振る森山さん、森「川嶋さんに何をしているのが一番楽しいのかって聞いたら、練習しているときですって。何かをするための練習でしょ?」川「練習するのが楽しいんです」森「こういう人がいるんですね」川「まあゲームみたいなもんだって思ってやってますんで」森「勉強も、これくらい面白いものはないっていう人がいるくらいですからね。冨樫さん21才でプロで多くの人に認められて。初めてベースを弾いたのはいつですか」冨「8才くらいで兄貴の友達が持ってたベースを触らせてもらって、ちょっとしたらじいちゃんにジャコパストリウスのCDをもらって聴いたんですけど。そしたら母方の親戚一同からエレキベースをプレゼントしてくれたんです」森「あなた生まれも育ちも札幌でしょ?札幌じゃウッドベースを教えてくれる人いないでしょ」冨「いるんですよ」森「いつ上京したんですか、親は反対したんじゃないですか」冨「反対はしなくて。してる人もいたかもしれないですけど。母親が行ってらっしゃいって。勝手にやって、っていう感じでしたけど応援してくれてたんですけど」森「住むところとかどうしたんですか」冨「最初数ヶ月は知り合いの家に居候して、アルバイトして住むところ見つけて」森「親が裕福なんですね」冨「まあそうかもしれないです」森「良かったね。夕べ一緒にお酒を呑んだんですけど、おじさん達ともお酒を呑む機会があるでしょう、気をつけてね」冨「お互いに」場内どっとウケる。森「作曲、テナーサックス、ヴォーカルは川嶋哲郎でした。しばらく休憩します」

しみじみとイイ感じで終わったのに、なんかね〜、この組曲の解説はないんかい!


 
[7051]   管理人      2022/09/26(月) 07:33
 20220917ala 森山威男ジャズナイト 第二部その1
[引用]
 


2部
休憩後登場した拓海くんに目が釘付け!お色直ししてきた、赤のスーツに!で、冒頭から今度は魚返明未ピアニストからのスピーチ。「昨年小ホールの収録から、1年半ぶりに帰ってこられてうれしいです、お時間を頂きましたのでなぜピアノを弾いてジャズをやっているのかをお話ししたいと思います。4才の時姉の付き添いでピアノ教室に行っていたときに『弟さんもどうですか』と言われて習い始めました。姉に負けたくなくて、ピアノが一台しかないので取り合いになって、練習しているわけじゃないのに思っていることをピアノで弾いて、今で思うと作曲みたいなことをしていたかもしれません。蝶の名前を覚えるのが好きで、オオムラサキって、ひらひらした感じの音を弾いていたと思います。高校生の時にモダンジャス研究会がある高校に行って、人と演奏し始めて初めてそれまで蝶の名前とか、自分の部屋の中で遊んでいる延長、あ、自分の部屋がなくてピアノの前が自分の部屋みたいな感じだったのが音楽ってもしかして自分の部屋だけでやるもんじゃなくて他の人とやるものだってことを知ったのかもしれません。どこか古い時代の人ともつながっているということとか、新しい空間ができるということを今も日々確かめながら演奏しています。きょうもこの全員で演奏するのが初めてなんですけど頑張って演奏したいと思います」

全員座っていて、明未くんにだけスポットが当たる、ピアノの美しいイントロ、渡良瀬だよね。ベースが入り、ファイアーさんが立ちあがりソプラノと川嶋さんがフルートを構えているが、しばらくピアノとベースのデュオ。どうも森山さんがドラムの前に居なかったみたい。森山さん、進行表を取りに行ってたのかな、ドラムセットに座ったら後ろから係の方が紙を持ってやってきた。ドラムがワルツを付ける。フルートとソプラノサックスのテーマ。サビから拓海くんと中路さんが入る。渡良瀬は何百回も弾いたけど、今の楽器のテナーサックスで吹けと言われたら迷うなぁ。だって、ピアノだとテーマは黒鍵だけ弾いてればいいんだもん。ベースソロへ。ん?これ、進行してるのかしてないのか?サビに行ってる?明未くんのバッキング聴いてるだけだとよくわかんないや。で、次いでファイアーさんのソプラノの音、うう、きれいな音色。胸の中でなにかがキュッという。あ、コーラスでやってくれてる、サビに行ってくれた!このシーンをみんなに見せたいなぁ〜、いい音だなぁ〜。自由自在に吹いているけど広がりがあってぱあっと明るくなる。拓海くん赤のスーツに黒のブーツ、黒地に赤のバラの模様、まぁ舞台に映えること!川嶋さんなぜか一人とても楽しそうにうたってる、ああ、いいなあ音楽。いいなぁ、楽しいなぁ、ほれぼれするステージ。みんなでアンサンブル付けてくれてる、テーマに戻る。瞳ちゃんが鳴らす鈴の音がきれいだ。ドラムがタカドンドン、パーン!でエンディングへ、じわっとくる。あ、そういえばジャンケン大会はいつも最後だったっけ?休憩時間じゃなかったか、って記録してる人間が忘れてるんだからしょーもない。まぁ、終わってからだろう。

サンライズが始まる。サビでぱっとライティングが明るくなる。瞳ちゃんキリッとした顔で楽しそうにあっちこっち行ったり来たり、ライトがめまぐるしく変わる。ベースの音がやたらでかい。ピアノソロへ、本当に良い感じだなぁ、楽しい。森山さんニコニコ笑いながら体を左右に振ってタイトなドラミングを繰り出す。明未くんのソロ、ピアノを叩きながら森山さんの方を時折見上げ、歯を食いしばってピアノを叩きまくる。オーウォー、オーウォーのコーラスが入る、そろそろ終わりかと思うのだけれど、額から汗がしたたり落ちるのにピアノを叩きまくる明未くん、うひひ。川嶋さんのソロ、う、スゴい、なんか渾身というか「出せる音もスケールも何もかも全部ぶつけてやるぜ!」みたいな意気込みが伝わってくる。森山さんズドドドドドのバスドラ連打、赤いライトが場内を照らす。う、すごい吹きまくりなのにここからだ、さあ森山さんに向かっていくぞ。バトルだ〜!もうこのド迫力、ラブリーでもピットインでもalaでも、本当にいつも真剣勝負だ!ぱっと川嶋さん振り返り、ケーコタン、ケーコタン、ケーコ、ターーーン!(実はこれ、実際聴いたことない方は何のことやら、だと思います。うちのビッグバンドでキアズマやるときに森山さんのタカタドン、の合図でケーコタンが入るのですが、全く音楽的な言語では説明ができず、やってみてから体得できるんです。まぁ、山下トリオのフリー演奏の境地に近いものがあるのでしょう)


 
[7052]   管理人      2022/09/26(月) 07:34
 20220917ala 森山威男ジャズナイト 第二部 その2
[引用]
 


ここで瞳ちゃんのモノローグが始まる。「私ごとの話をします。小学生の時に将来の夢を聞かれた時に、白い大きな家でたくさんの犬を飼うこと、って答えたんですけど。そこ、笑うところですか?かわいいじゃないですかぁ!現実は3LDKに独り暮らし2部屋は楽器で占領されてます。普通の女の子の幸せって聞かれますけど(どうもヒルナンデスって番組に出たらしい)」ピアノが台詞のバッキングを付けているが、「ピアノ寂しいですねぇ!」明未くんが慌ててバッキングの和音をマイナーからメジャーに変更、瞳ちゃんが笑う。「昨日車に楽器を積んで中央道走ってました。こんな生活をいつまで続けられるかと思うんですが、多分好きなんですね、打楽器が好きで音楽が好きで、人間と音楽と楽器がとても好きなんです。いつか楽器が運べなくなって最後に打つ楽器はなんだろう、って。人生最後の音がこんなんだったらいやなんですけど」って、すご〜く小さい四角い木製の(?)楽器を叩く。大丈夫、瞳ちゃんはめっちゃ大きいドラを飛び跳ねながら叩く気がする・・・ってそれは死なないな。「皆さんの前でこんな話をさせて頂くのは初めてなんですけど」

川嶋さん楽器を持って後に寄ろうとしたらピックアップマイクのケーブルがサックススタンドに引っかかってなんか慌ててる。瞳ちゃんと明未くんのフリーソロ、うっとり。いろんな楽器をランダムに繰り出してくる。あ、この二人というか森山さんを含めれば3人で大学の同窓生だ。何にしろ瞳ちゃんの笑顔と踊り具合とで楽しんでいるかどうかが良くわかる。中路さんが入ってくる、リフは「上行系の古畑」って、あ〜ごめんなさい、バンド内の暗号!2小節のクロマチックスケールをどの音からでもいいので4分音譜で4音吹き、その後8分音譜で・・・という決まり事です(合ってるかな・・・いや、やってみないとバンド内部では????記号が飛びまくる。今日もバンド練習で今までやったことのない新人さんに説明するのが一苦労、でも経験あるバンドメンバーは『何とかなるわ〜』みたいな)。
さて、8才の時に買ってもらったというエレベの出番!赤白で、目立つところに新宿ピットインのステッカーが貼ってあるのがまたかわいい。ロックリズムとなる。中路さんのソロ!ファイアーさんが手拍子を要求する。カウベルを律儀に拍ごとに叩く川嶋さん、ファイアーさんはシェケレで音を出す。拓海くんが踊ってるところにファイアーさんも一緒になって踊る、この二人の動き好き〜!中路さんのソロのバックリフがまたちゃんと決まる。

拓海くん「やっと僕の出番が来ました。赤いスーツに着替えて目立とうと思ってたんです。僕は中学一年の時にデイビッドサンボーンとかチェットベイカーを聞いてて、吹奏楽部に入って。静岡からサックスを買いに父親と上京したんですけど、父親はサンボーンのサインを見に行きたかったんではないかと。東京にレッスンに通うことになったんですけど、富士市にケルンっていうライブハウスがあって、気づいたときにはジャズにのめり込んでいました、授業もあと何時間欠席したら単位がなくなるかなんて計算してました。親が聞いたら怒ると思うんですけど」ベースがバックで付けている。「大学進学を考えたときにアメリカの某音楽大学を受験して、奨学金が出たら行こうと思ったんですけど出なくて、国立音楽大学に進学したんですけどそこで山下洋輔さんや渡辺香津美さんや小曽根真さんに指導を受けることが出来て。出会ったあとに知ったんですけど山下洋輔さんから僕のことを(森山さんが)聞いたって」森山さんが腕を組んだままうんうんと頷く。「2011年大学に入ったときも東日本大震災があって、果たして大丈夫かって思って、そういう状況の中で自粛しろって言われて、自分のことを考えるきっかけになりました。コロナが起きてしまってあの頃に似てるなって。それでもこんな演奏をできる素敵な機会を頂きました、ピンチが来るといつも思っています、これから先もどんな困難がやってきてもいつも乗り越えて行けるって」森山さんがサンライズのリズムパターンを出す、タカタドン!拓海くんのアルトソロから始まる、中路さんはどこかで喋るのかなぁ、いや振られても喋らない気がするしなぁ。拓海くんの演奏をニコニコ笑って見守るファイアーさん。明未くん半泣きだか半笑いだかわからない顔でバッキングを頑張ってつける、エレベのサンライズもイイ感じだぞ。森山さんはそろそろ止めろって顔をしてるんだけどねぇ、いやそんなの気づいても無視していいですよ(笑)、そろそろソロ終わり?ってタイミングで他のホーンセクションも構えてるけどまだ突っ込む拓海くんを応援してるんだわ〜♪なんとかソロが終わったけどここでブレイク。

ファイアーさんがサンライズの途中にもかかわらず喋りだす。森山さんがブラシでバックを付ける、冨樫くんがエレベからウッドベースに持ち替える。「人は一人じゃ生きていけません、何事もそうです。(中略)出来るやつに任せればいいんです。仲間には尊敬と感謝でいっぱいです」「何を与えて、どういう人とつながっていくのか。音楽は人を癒やします、元気にします」はい、ありがとうございます、私の所属するビッグバンドでのゲストコンサートマスター業もお引き受けくださってますし。「今この瞬間、演者と過ごすことが出来ている。時間はひとが作ったもの、今この瞬間がすべて」ファイアーさんと森山さんのデュオが始まる。川嶋さんも拓海くんもじっとデュオを見守っている。後からウォーオーとコーラスが入る、叫びながら吹くファイアーさん。森山さんがリズムパターンを出す。森山さんのパカン!でサビからのリフが入る、コーラス終えて拍手!森山さんソロ、みんなが見守る。リズムパターンを渾身で叩きまくる森山さん、うゎ〜、うゎ〜、大変!こんなに叩いて大丈夫か?固唾を呑んで見守るドラムソロ。あっけにとられてメモを取る手が止まる。長いソロ、タン、タカタドン!パカン!瞳ちゃんドラをドカーン!と一撃。


 
[7053]   管理人      2022/09/26(月) 07:34
 20220917ala 森山威男ジャズナイト 第二部その3
[引用]
 


「はぁ、はぁ」場内から拍手と笑い声。「渡辺ファイアー!中山拓海!川嶋哲郎!中路英明!魚返明未!相川瞳!冨樫マコト!・・・・・ありがとうございました。もうイヤっていうくらいやりました。川嶋哲郎の詩にもありましたね。やめたくない、生き続けたいって。若い頃はやってる仲間がソロを長くやると自分のソロが短くなるんじゃないか、早く止めろって思ってましたけど。今は自分の所にもソロが来るんじゃないかってびくびくしています。でもソロを短くなんてできません。がんばって、がんばって、がんばってやりました。ありがとうございました!ありがとうございました!」

やっとこさっとこ、っていう感じでドラムから立ちあがってメンバーが下手へ捌ける。アンコールの拍手が続く。

森山さんが戻ってくる、「alaで、今年が最後かって言って、またやっちゃいました。またやっちゃうっていうのはジャンケン大会です。参加して下さる方はお立ち下さい」と恒例のジャンケン大会が始まる。しかし、何回やっても最後の最後で森山さんに負けるかあいこになってやり直し、5 回やってもだれも勝者が出ない!「勝って下さいよ〜」6回目かな、最後の2人にオットが残った!さすがにここでまたイチからやり直しだと時間が・・・で、二人勝ちになった。で、景品は何かと思ったらスティック1組。え〜、毎年スネアとか豪華なものが出たりするのに・・・・それでなくてもサイン入りドラムヘッドは必須でしょう?と思ってみたりする。が、オットは喜んでいる。

「最後の曲、やりましょうか」でメンバーが戻ってくる。森山さんたらあれだけヘロヘロになってたのに、ジャンケン大会になると元気になっちゃうんだよなぁ。「みんないろんな経験を話してくれてよかったです。私はジャズミュージシャンになりたかったのに行く学校を間違えまして。大学時代にいろんな人と出会って、人の表情とか仕草とか見ながら『あの人何を考えてるんだろう』って考えるようになりました。曲の途中でソロが終わるとお客さんのところに行って話してたりタバコを吸いに行ったりしてるのに戻ってくるとぱっとまた吹いたりして『あ、聴いてたんだ』って驚いたりして、人に関心を持つようになりました。今日はみなさんのご苦労の数々を知ることが出来ました。どうしてこの人は叫んだり踊ったりするんだろうって」ファイアーさんが笑う。「今晩はありがとうございました」ブルーのライトに照らされ、グッドバイの明未くんのイントロメロディーが美しく響く。ペンを走らせる音もはばかられるくらい。ノートのページをめくるのを、ホーンアンサンブルが入るまで待つ。サビをファイアーさんが、終わりの8小節を川嶋さんが吹く。明未くんソロとなった。拓海くんうっとりした顔をしていたと思ったら大きな目を左右にやり「イエ〜」と一言、表情がクルクル変わるのが見ていて楽しい。森山さんがウ〜と歌う。ファイアーさんのテーマサビ、アンサンブルがしっとり美しい。川嶋さんが残りの8小節、ブラスで暴れまくる、ひぇ〜、もう嫌って行ってたのに叩いちゃうんだねぇ〜。ああこの感動、タカタドンタカタドン、タカタドン、バーン!まだ曲終わってないのに拍手始めないでほしいなぁ・・・。

「渡辺ファイアー!中山拓海!川嶋哲郎!中路英明!魚返明未!相川瞳!冨樫マコト!また会いましょうね」手を振って去って行く、瞳ちゃん涙目。ファイアーさん客席の方に歩いてきてなんとまたファンサービスのパフォーマンス、さすがだ。感動のステージだった。森山威男ジャズナイトあと3回やったら25回、森山さん80才だ!ずっと続けて欲しいな・・・。






[7045]   管理人      2022/09/26(月) 07:27
 2022.09.10. 新宿ピットイン森山威男2DAYS 二日目1部
[返信] [引用]
 


録音、録画なし、MCはメモより書き起こしなのでかなり抜けていると思います)
渡辺ファイアー・中山拓海(ss,as)川嶋哲郎(fl,ts)中路英明(tb)冨樫マコト(b)大森菜々(p)

「コロナさわぎで家からでられなくなって、やる気の出ることが何もなくなってしまったので、そういう時にドラムなんか叩いていていいんだろうかって本当にそう思うんですよ。なんかやる気にならないんです。そういうときはなんか、自分の力では出来ないのでなるべく大勢の人を集めてわあっとやってしまおうっていうわけで、こんなに大勢に集まってもらったというわけです。思い出すのはありとキリギリスの話です」 と昨日のイソップ寓話を。「最初にやる曲は川嶋の力作で、『Song of the Soul』、訳すと『春の小川はさらさら行くよ』」笑い。「そんな簡単な曲じゃないんですよ、彼は渾身の詩を朗読いたします、そういうことをやろうっていう無謀な計画なんで。あの、お嫌な方は外へ出て行って頂いてかまいませんので」笑い。

ドラムから始まり、ファイアーさんも中山くんもソプラノ、フリーっぽく。マイクを持つ川嶋さん。「ここはどこなんだろう。自分の手、自分の足、自分の顔、これは自分。目で見て耳で聞く。これが言葉。そしてこれは音楽。いいなあ。どうして涙が出るんだろう。これは楽器。音を出したい。熱い音。自分は何者なんだろう。なぜ生きているんだろう。もっと自分を知りたい。もっとうまくなりたい。これは好き、これはきらい。みんなわかってくれない、これが自分。なぜ見えるのか、なぜ聞こえるのか、なぜ動くのか、なぜ笑うのか。なぜ泣くのか。・・・・・」自問自答からドラムが叩きまくりの上にアンサンブルが入り、ワルツのリズムになる。拓海くんからソプラノソロ。ファイアーさんがうしろでステップを踏む。ファイアーさんがソロ交代。ファイアーさんはソプラノの直管をまっすぐ上げてノリノリで吹く。拓海くんも応戦。森山さんのワルツは流れるように爆音を響かせる。4バースとなる。冨樫くんぐいぐいと弦を引っ張り弾く、フロント二人は吹きまくる、ははは、川嶋さんうれしそうに中路さんと目を見交わして笑い合う。森山さん、そろそろフロント二人にいい加減にしろって言いたげな感じ。吹き終えて二人でハイタッチ。菜々ちゃんソロ、ペダルを踏みまくっている、さあノって来たぞ!川嶋さんニコニコ、拓海くん菜々ちゃんを見つめて頭を振っている。菜々ちゃん楽しそうに森山さんを見つめて弾きまくる。川嶋さんの方を見上げる、ピアノソロからホーンアンサンブルが入ると拍手、一旦ブレイクして大拍手。ベースのソロ、フリーで力強く。そしてややアップテンポのリズムを森山さんが叩き始める。明るい曲想、第二楽章。中路さんのトロンボーンのベルが目の前、スライドが行ったり来たりする。川嶋さん歌っている。いいなぁ、このノリ。森山さんが仕掛けていく、ドーンパーン、ドンドンパーンとロックのリズム?となる。川嶋さん大笑い。いつも森山さんのロックを聴くとポンタさんに「この人ロック下手ですよ〜!」ってパールドラム60周年のステージで言われてたのを思い出す。そろそろ終わりかな?川嶋さんを見てソロを終える中路さん。川嶋さんがソロを吹き始める。しばらくイイ感じのソロを続けていたが、途中で森山さんの方に向かっていく、菜々ちゃんを手で制しドラムとデュオになる。キュ〜〜〜〜〜〜ファイアーさんが「Wow」、テーマがホーンのフーガとなる。吹き終えてゲホッと咳き込む川嶋さん。

一旦ブレイクして川嶋さんのテナーカデンツァ。次いで拓海くんのアルト。多彩な音で吹くカデツァ。お、こんどは中路さんだ、こんどは誰?ファイアーさんがSong of the Soul!と言ってからアルトで吹き始める。森山さんはスティックを打ち付けて拍子を取る。ファイアーさんがソプラノでどんどん転調していく、みんなが入ってくるとファイアーさんはマウスピースを咥えたまま「Song of the Soul」と繰り返す。川嶋さんがテーマリフに戻し、そしてテーマのテナーソロに。う〜ん、惚れ惚れするなぁ、と思ったらなんか笑ってぺろっと舌を出す川嶋さん。ファイアーさんマジなアルトソロ、拓海くんは後で両手を拳に握ってウォーと叫んでいる。ノリノリファイアーさん、足踏みしながら吹きまくる、ドラムソロへ、こんな77才他にいないわな〜!左右の二つ打ちの正確さ、ハイハットの踏み分けで多彩な音を出すテクニック、う〜んすごい!パン!と切るのかと思ったらなくて川嶋さんがモチーフを戻す。ちょっとゆったりテンポのアフロリズム。拓海くんがアルトでソロ、曲想が変わって面白い。次は中路さんかな?と思ったらふっと振り返って菜々ちゃんのソロ。森山さんが歌っている、ファイアーさんも一緒に歌う、みんなでコーラス、こりゃ楽しいわ。絶叫よりこっちの方が良いね、みんなで歌うのは。このリズムで中路さんのソロがないのが残念かも。そして川嶋さんがテーマモチーフを入れて吹く、この第楽章のエンディングに。フゥ〜!拍手拍手!

バラード調の第四楽章に。同じテーマリフで曲想がこれだけ変えられるのはすごいな。えっと、ちょっと違うけど最初の所はMISIAの「You are everything」みたいな感じ。多分これ来週のalaでもやるな、楽しみだな。ベースソロへ。しんみりさせる、そして中路さんソロ。ああ、しっとり美しい。スライドを振り上げてホーンセクションに合図、川嶋さんがテーマ(?)を吹き始めてしんみりまとめていくが、ここからシャウトが始まるんだろうな。「終わりたくない!早く始めたい、ずうっと続けていたい、生きたい、理由なんかいらない!ただひたすらに生きたい!・・・・認められたい、わかり合いたい!」ああ、全部書き切れないや、今度歌詞もらった方がいいかな。
テーマを叫びながらゲホゲホと咳き込む川嶋さん。う〜ん、歌うのにオクターブ上げなくて良いんじゃないの?歌うこと考えたらキーを変えるとか、とか余計なお世話か。ファイアーさんがSong of Soul! と叫ぶ。「Soul! Soul!」と力一杯。テーマモチーフを繰り返してだんだんデクレッシェンド、そしてクロージング。「ではここで中休み。次の準備をさせて頂きます、ありがとうございました!」

 
[7046]   管理人      2022/09/26(月) 07:28
 2022.09.10. 新宿ピットイン森山威男2DAYS 二日目2部その1
[引用]
 


20:40 2nd setのスタート。川嶋さんと中路さんの二人だけ登場?冨樫くんが追っかけてきてなんか打ち合わせ。全員が揃い菜々ちゃんが静かにピアノからスタート。川嶋さんがフルートを持つ。渡良瀬から。ファイアーさんのソプラノと川嶋さんのフルートでテーマ。後半は中路さんと拓海くんのアンサンブル。う〜ん、ベースソロだと特に、1コーラスごとじゃなくて循環での進行しない進行(わかりにくいか!)って違和感あるなぁ。サビに行かなくなったのはいつからだろう?サビに行かないと曲の良さがなくなっちゃう感じがする。ファイアーさんソロはソプラノで滑らかに続く。そして拓海くんへ。みんなを振り返ってホーンアンサンブルが入る。テーマを吹く二人、オブリガードをつける拓海くん。あ、やっぱり今日もピアノソロがない・・・って、ワタシ的になんかすっきりしないなぁ。とモヤモヤしているうちにバシーン!で曲が終わる。

森山さん何も喋らず、なんかじらしてるのかと思ったら隣に立ってるファイアーさんに一瞬助けを求める顔。小さい声でファイアーさんが「サンライズ」とたんに「それっ!」とスティックを振り上げてサンライズが始まる。テーマ二回のあとは菜々ちゃんからソロに入る。この角度からだとあまり見えないが笑いながら実に楽しそうだ。アルトの二人がぴょんぴょんうしろで跳びはねているのがおかしい。マコトくんがベースを揺らしながらぐいぐいとつけていく。多分鍵盤をひっぱたいてるんだろうな、あ、もう終わり?もっとやれば良いのに〜。拍手。川嶋ソロ、うんうん、王道テナー、安定。キウキウキウ、ドラム叩きまくり、ドラムがブレイクしたと思ったらあら、「ケーコタン!」のリフで川嶋さんのソロが終わる。ドーンパーン、ドンドンパーンのリズムとなる、森山さんがバスドラを踏みまくりファイアーさんが叫ぶ、中路さんソロはロックリズムのまま進行、みんなが踊っているわ(いや除く川嶋)中路ソロの合間に合いの手を入れるファイアーさん。アタマから2小節ごとに「ケーコタン!」のリフが入る。いつものリフも頭から、サンライズのリフで終わる。しーん・・・・ドラムとベースのデュオになる。その上に拓海くんがマイクを持って話しだす。「僕にとって音楽をやる喜び、それは人とつながることです。今こうやって(ニヤリ)このキリギリスの皆さんと一緒に(観客の)皆さんの前で演奏してこうやって音楽でつながれる、それが僕にとって何よりもの喜びです。昔はもちろん僕もステージに立つ前、楽器を手にしたとき、自分がこうやって人前で演奏するようになるなんて思ってなかった。その時も音楽はいろんな人と僕をつなげてくれていました。ここピットインでいろんなミュージシャンを聴いて、いろんな人たちと出会って、毎年毎年あるバンドを聴くのを心から楽しみにしていました。皆さんご存知、森山威男グループです!」拍手。ドラムとベースがバックをつける。「今日この出逢いの中でこうやってこのステージに立てて、この喜びを思い切り音楽にぶつけて、今夜もあと少しですけど、盛り上がっていきたいと思います!」これは詩の朗読というより告白みたいなもんだな。ドドドドド、パカン!ここでぱっとリフが入る,そして拓海くんソロに入る。若々しくて勢いがあっていいわ〜。進行合ってるのかなと思ったら無理矢理辻褄が合った感じ、いや気のせいか。ウキュ〜、イイネイイネ!爆速のソロに森山さんがスタタスタタ!テーマリフをサビから入れると、アンサンブルが入り、リットする。バスドラがドドドド。しーん、さあファイアーさんか。ファイアー「世の中のルールってなんだろう。ルールを守らないヤツがいるからルールってあるのかな、とそんな疑問を子供の頃から思っていました。そんなの関係なく自由にやったら良いんじゃないかと思っていました。音楽にも一定のルールがあります。そのルールというものに関係なく、自由を教えてくれたのが森山さんです」バックでは森山さんのブラシソロが続く。「 忘れもしません、このピットインで初めて共演させて頂いたときは、僕は自分が培ってきた音楽、練習してきた曲、全く通用しないことを知りました。この嵐のようなドラムで、僕はやりたかったことが全て出来なかったんです。社会人でいえば学歴を真っ向から否定されたようなもんです。その自由を、教えて頂きました。その教えてもらったことがなにかというと、この今、この時、この瞬間、なにをやったらいいのか、なにができるのか、どうしたらひとつになれるのかということを教えてもらいました。自由ってすばらしい。森山さんには尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。音楽は人を癒やします。元気にさせてくれます。この瞬間、演者の皆とお客さまと分かち合えることに感謝します。過去を捨て未来も捨て、今この瞬間爆発していける!」で森山さんとデュオのバトル爆発。吹きまくりのファイアーさんを見ながら拓海君大笑い。スティックに持ち替えて叩きまくっている森山さん、ウォーと叫ぶ。バスドラでリズムパターンが出る、パン!の瞬間でみんな合わせてサビからテーマリフ入る。ズンタッタ、ズンタッタ、ドドドドドからドラムソロ、マーチングかと思ったらズンタッタ、ンタタンタンタこりゃどうやってカウントすりゃいいんだろ?いやそこからがまたすごいドラミングになっていく、ほとんどシンバルを使わずスネアとバスドラだけで押していく、いやぁすごい長めのソロだが叩きまくりすごい、そこから小さい小さい音になりマーチング、バスドラの速さよ!スネアの音の張り!凄いロール、パラディドル。のけぞってタカタドン!でテーマへ。すごすぎる、すごすぎる!


 
[7047]   管理人      2022/09/26(月) 07:29
 2022.09.10. 新宿ピットイン森山威男2DAYS 二日目2部その2
[引用]
 


森「ありがとうございます。中路英明トロンボーン。テナーサックス川嶋哲郎。アルトサックスソプラノサックス中山・拓海。アルトサックスソプラノサックス渡辺ファイアー。ベース冨樫マコト。ピアノ大森菜々。ありがとうございました。頭を下げる、拍手。「もうやりたくない、ありがとうございました、またね」と手を振って去って行く、こりゃ本音だろう・・・。

拍手が続くが、う〜ん、アンコール強要もなぁといいつつ、ちょっと2曲じゃ少ないかも。開いたドアから楽屋の方を見るとまだなんだか打ち合わせをしているようだ、菜々ちゃんがええっ?って顔をしている。ナニ言われたんだろ。今日はトリオじゃなくてみんなで戻って来た。ファイアーさんが客席の拍手を煽る。森山さんも拍手している(笑)。
菜々ちゃんのカデンツァイントロ、ちょっと緊張気味の顔かな?森山さんは立ったまま菜々ちゃんのピアノを聴いている。なかなかゴージャスな音だ。すっと引いて美しく優しい音に。森山さん椅子に座る。冨樫くんが頷いてみている。オッ凄いぞアップテンポに。全部即興なんだろうけどいろいろな曲想になっておもしろい、いっぱい弾いてくれた方が森山さんが休めて良いぞ。みんな何の曲が始まるかわかっているから、どう始まるか興味津々。しかし思い切りよく弾いたねぇ、あっぱれ!ゆったりと美しいテーマを弾き始めたが、としてもめちゃすばらしいアレンジだぞ、凄いわ菜々ちゃん。サビからファイアーさんが吹き、バックがアンサンブルを付ける。終わり8小節は川嶋さん。ベースの音が唸る、ベースソロかなと思ったがソロは菜々ちゃんが、美しいハーモニーを付けながら落ち着いて弾きあげる。驚きのグッドバイ、今まで聴いたグッドバイの中では最も音数の多いグッドバイだな〜、お見事、すばらしい!サビのアルトのファイアーさんの音色が優しい。終わりのテーマを川嶋さんが。森山さんがブラシのバッキングを爆発させる。エンディングは川嶋さんがサックスを振り上げて合図。森「今日はありがとうございました。このあと来週になるんですけど、私の住む街、可児市という所で22回目の森山威男ジャズナイトというのをやるんです。よく22年間も続けてくれたもんだと思うんですけど、私が二十歳の時からずっと続いているんですけど」笑い「まだこの後も続けたいとおっしゃってくださるんで。もうネタもなにもなくなってしまったので、ピットインでももうやってくれる人がだんだん少なくなってきたんですけど、一つは呆れられてるっていうのと、二つ目はうまくできないっていうのと、三つ目には物忘れが激しくなってもうこういって打ち合わせをしても、こうやって譜面にもなにもなっちゃいない、言葉で書いてあるんですよ」と進行表を見せる。「って。こんなことでよろしかったら、また最後の一回はいつになるかわかりませんが、どっかでやってたらまた聴きにいらしてください。本当に今夜はありがとうございました。中路英明!川嶋哲郎!中山拓海!渡辺ファイアー!冨樫マコト!そして大森菜々!ありがとうございました!」






[7041]   管理人      2022/09/26(月) 07:21
 2022.09.09. 新宿ピットイン森山威男2DAYS 初日1部その1
[返信] [引用]
 


(録音、録画なし、MCはメモより書き起こしなのでかなり抜けていると思います)
渡辺ファイアー・中山拓海(ss,as)川嶋哲郎(fl,ts)中路英明(tb)冨樫マコト(b)魚返明未(p)

名古屋での爪外来を終えて急いで新幹線に飛び乗る。隣の座席の男性がやたらニンニク臭くて閉口。なんとか開場の19時前に新宿ピットインに到着。お客さんは8分の入り、って感じかな。

19:33。「こんばんは、よろしくお願いします。ずっとこのところ打ちひしがれていました。コロナ禍が始まってから3年、ラーメン屋にもいかないくらいずっと引きこもってまして、精神的にもどんどん落ちてしまい、ピットインが決まったっていうのが喜びでした。コロナだとかウクライナの情勢とか、経済状況が良くないとかのニュースは鬱々として聞いちゃって、音楽なんかやってていいんだろうかと。昔学生運動華やかな頃、8列縦隊でヘルメットかぶった学生たちが練り歩いて機動隊とやり合ってる横で山下洋輔とドラム運びながら、「俺たちこんなことしてていいんだろうか、ドラム運んでていいんだろうか」って言ってたのを思い出します。アリとキリギリスの寓話で、夏の間ずっと音楽をやっていて冬になったら食べるものがなくなってしまって、アリさんに食べるものを分けてもらうように頼みに行くとアリさんは優しいから「音楽を聴かせてください」って言って食べ物をくれるという。今日いらしてくださっている方たちは夏の間せっせと働いて私たちを食べさせてくれる人たちですね」笑い。「アリさんが食べ物をくれなかったら『私が死んだら私の屍を運んでください、食べてくださいっていう結末もあるようですが」調べてみたら3つストーリーがあるようです。https://honcierge.jp/articles/shelf_story/6977 
最近は昔のことばかり思い出して、アリとキリギリスと世界情勢と。皆さん私の屍を乗り越えていってください。ファイアー!中山!川嶋!中路!冨樫!中山!おっしゃ〜、やるで!」

まさかと思ったらどかーん!と一発目からサンライズ!ホーンセクションのサウンドが厚くてじ〜ん!しかし、意表を突かれる・・・。うちのバンドが11月にラブリーで森山さんゲストでライブをするのだが、先週練習の際のその曲順決めで「サンライズを頭に持ってくるのは?」とバンドメンバーに提案され、「ないない」と返したんだけど、それもありかなぁ。魚返くんからソロ。舞台の端に引っ込む中路さん。しかし、明未くんいきなり全開!助走というものがないのかね、この人は。舞台の端にあるカメラを塞ぐんじゃないかと気にする中路さん。なんかピアノの音が割れて
るような・・・ガンガン森山さんを見ながら弾きまくる明未くん。森山さんもにっこり笑いながら叩き返す。川嶋さんソロへ。吹きまくる川嶋さんを森山さんと交互に見ながらニコニコ笑うファイアーさん。ああ、もうほれぼれする、にっこり笑ってドガガガガ、トタン、「ケーコタン!」のリフが入り、そこから森山さんはドーンパーン、ドンドンパーン、と1/2テンポのロックリズム、そしてそのリズムで中路さんがソロに入る、笑える〜。ファイアーさんが後ろで踊る、誰だこんな展開考えたのは、って森山さんか。いやぁ、alaでウケそうな。川嶋さん満面の笑み。1/2テンポのリフが頭から入る。森山さんのドラミングをバックに中山くんの語りが始まる。え?トークショー?「林栄一さん、この人は何食べて生きてるんだろう?森山威男バンドに心から憧れて毎回カウンターの前で立って聞いていた、僕にとってここで演奏できるなんて・・・」と激白が。これ、ソロの代わりか?と思ったら前置きでソロが始まる。赤い柄物のシャツがバックの赤いライトに照らされて光る。キューキューキュー!ファイアーさんが聴きながらニコニコと笑う。お、今度はファイアーさんの語りか!?「人間は一人じゃあ生きていけません、一人じゃ何もできません、今何がしたいのか、何を与えることができるんだろう。いつでもどこでもワクワクしたい、このワクワク感をみんなと共有したい」熱弁を振るう、なんかおかしくて見入ってしまいペンを持つ手が止まってしまった上いまノートを見返しても何が書いてあるのやら?川嶋さんがニコニコしながら聞いている。森山さんとファイアーさんのデュオバトル。冨樫君、真剣な目で森山さんを見ている。ファイアーさん足踏みしながら吹きまくる、森山さん目に汗が入ったのか痛そうで。いや、ドラムソロかと思うくらいの勢いの叩きまくり、他のメンバーに「もう入って〜」と訴えかけるかのような目。タカタドン!でサビのリフが入る、すごい勢いだったのにここからまたドラムソロに突っ込むんだ、ひぇぇ。うう、すごい。パン!からテーマに戻る、この一曲、サンライズだけでもうすごい充足感、というかいつもならこのままハッシャバイに突っ込んでライブが終わるっていう雰囲気なんだけど・・・。エンディング、「タカタドン、タカタドン、パーン!」拍手拍手!

 
[7042]   管理人      2022/09/26(月) 07:22
 2022.09.09. 新宿ピットイン森山威男2DAYS 初日1部その2
[引用]
 


森「あの、実はみなさんからのご批判もありましょうが、滅多にメンバーの方とお話ししないし、あの人はどういう人なんだろう、何を考えているんだろうってことを知りたくて。昔やってた頃は有名なミュージシャンとやっていると、ドラムソロをやっている間に舞台から降りていってお客さんと話をしていたりタバコを吸っていたりして。戻ってきて座って『よく入れるな』って思いました。こちらからお客さんがどう思ってるかを訊くわけにもいかないし、今日は思い切ってお話を聞いてみることにしました。昔のことって覚えてます?」中山「吹奏楽部に入って、初めて楽器を持った頃に、向こうは入って欲しいから『うまいね』って言われて、そうかと思ってどんどんのめり込んでいったんです」森「その通りになって良かったですね。つまりは人生の転換期にいい人にめぐり会えるかどうかですね。どうやってプロになるんでしょうね。お金をもらったらプロだっていうんなら、私は最初にお金をもらったのは高校生ぐらいでした。魚返さんは芸大時代ジャズをやろうと思ったら周りにやってる人あまりいなかったでしょ?」魚「大学に入るまでにもうジャズをやってたんで」森「加古隆が『ジャズはええで〜』って言って誘ってくれて渡辺貞夫さんとか聴きにいったんですが、結局彼はジャズをやらなくてコンセルバトワールとかに行って、今度は『フランスはええで〜』なんて言ってました。冨樫さんは21才ですって?」そんなに若いんだ!森「ジャズ界の大谷翔平って言われてるの?どういうきっかけでジャズに入ったんですか」冨樫「8才の時に兄の友達がベースやってて、8才の時にエレキベースに触れて、始めるかどうかのタイミングでじいちゃんがジャコパストリウスのCDくれて、これ聴いとけばっていうんでそっかーと思って。まだエレキベースとギターの違いもわからなくて。で、今に至ると」森「もしかしたらギターとベースの違いも、札幌じゃあまり違いはないんじゃない?」そんなわけあるかい。「しかし、親がよく許してくれましたね」冨樫「親もい〜い感じの人なんで。中3の時東京にきてPIT INNでライブ聴いて、母親もい〜い感じなんで『がんばってね〜』って」いや、すごいご両親とおじいちゃんですね。
森「え〜っと、わかりました。もう一曲やろうと思います。魚返さんのリクエストです」

ピアノカデンツァから、あ、渡良瀬。今ライブ始まって30分経過してるけど、まだ一曲しかやってなくない?ファイアーさんのソプラノと川嶋さんのフルートでテーマが始まる。いいなぁ、いいなぁ。ベースソロへ。しかし、21才って!ファイアーさんの眉毛が上下に動く。川嶋さんがニコニコしながらうんうんと頷いている。みんなに合図してサビに入る。拓海くんソロへ。川嶋さんが中路さんと目を見交わして進行を確認する。ファイアーさんは白地のTシャツ、7分丈の短めの白いパンツにアンクル丈のソックス。拓海くんのソロ終わってテーマに。あれっ?ピアノソロあったっけ・・・いや、ないな。う〜ん、カデンツァだけか。ピアノソロのない渡良瀬って、なんか物足らない・・・。なんとかのないなんとか、っていう喩えなんだっけ、餡子の入ってない最中じゃないけど拍子抜けするなぁ。こないだ八ヶ岳ジャズフェスで本物聞いちゃったからなぁ。魚返さんのリクエスト、じゃなかったの?タカタドン!「ありがとうございました!」って、一部2曲で終了かい(笑)!


 
[7043]   管理人      2022/09/26(月) 07:23
 2022.09.09. 新宿ピットイン森山威男2DAYS 初日2部その1
[引用]
 


トイレにいて慌てて戻る、ドリンクのおかわりしそびれた。Lamentation?じゃないな、この前のラブリーでやった組曲だ。川嶋さんがすうっと息を吸って叫び出すかと思ったらマイクを持って大きな声で詩を朗読し始める。「ここはどこなんだろう。自分の目、自分の足。自分の顔。目で見て、耳で聞く。そしてこれは音楽。この曲、いいなぁ。これは楽器。もっと音を出したい。これが自分・・・」マイクがハウる。生まれてきて、成長して、充実して、そして死んでいくっていう組曲。みんなが思い思いに音を出しているので、かなり音圧があって川嶋さんの喋りがよく聞こえないよ〜。あ、気がついたら2部は配信になってるんだよね。あとで見直して拾えばいいか。喋り終わって全員でフレーズを合わせ、拓海くんのソロとなる。川嶋さんまだちょっと照れが見えるな。なんかニコニコと満足そうに頷く川嶋さん。中山くんのソロの頭越しにファイアーさんと目を見交わして川嶋さんが笑う。いやぁ、楽しそう。ソプラノ合戦で中山vsファイアーとなる。二人の動きがシンクロしてる、面白い〜!いいね〜!バッキングのピアノもばっちりだし!こんなにニコニコの川嶋さん、みてるとこっちもニコニコしちゃうわ。ファイアーさんと拓海くん二人ソロを終わって握手。明未くん頭を振って一心不乱にピアノソロを。いや頑張るね明未くん、頭を上下に振りふり、森山さんの方を振り返りながら手を大きく振り上げる。明日は明未くんじゃなくてノブ君だよね、いつもなら今日はalaのリハーサルなんだけど、明未くんの都合がつかなかったのかな?テナーを持ちに舞台に戻る川嶋さん。いやぁ、ピアノトリオの迫力!リフに戻るタイミングを窺いつつまだやるの?立ち上がる明未くん、メンバーが舞台の上に戻って並ぶ。思ったより長めのソロ、もう勢いよく立ったり座ったり、忙しい、これでドーンと座ったら後ろにひっくり返るんじゃないかっていう勢い。立ったままピアノを弾き終える明未くん。あ、テナーソロは?ってベースソロへ。もしかするとここで第三楽章?ベースアンプを見てあれ?って顔でさっきのケーブルを抜いて挿し直したりして。・・・・しかし気づいてしまった、レポート書かなくてもみんな配信見てもらえばいいだけでは?という気がしてきたぞ。前半よりも音圧がアップした気がするけど、何が変わったんだろう?21才とは思えない渋いベースソロ、クリコちゃんが隣で「カッコイイ〜」って思わず口に出す、森山さんがリズムを叩き出しみんなが入る、ベースソロ終わって大きな拍手。この前の組曲のダイジェスト版みたいな感じ?川嶋さんにこにこ前に出る中路さんのソロを聴いている。あまり嬉しそうなのでこっちも笑えてくる、幸せそうな顔を見ていて幸せになってくるわ〜。冨樫くんのラインがいいわ。中路さんらしい温かみのあるソロ。中路さんがベルを振って川嶋さんにソロが移る。川嶋さんは緻密なソロを繰り出す。森山さんはドラミングを淡々と言っていいのか、流れるように爆音を響かせている、ちゃんとソロを聴いて反応してくれるので、ソロを吹いて(弾いて)いてもみんなきっと後押ししてくれているように感じるんだろうな。中路さんも右舞台の側の端に立っていてもノリノリで聴いている、いいなぁ〜。だんだんヒートアップしてきたぞ、キー〜〜〜〜〜〜〜と川嶋さんが吹いているバックでドラムソロ状態、拓海くんが川嶋さんのキュ〜〜〜!にのけぞっている。マイクを持ってキェーと叫ぶ川嶋さん(やっぱり叫ぶよりテナーがいいです)、に反応して全員がキウ〜!と反応、森山さんがドガガガガガ!

一旦ブレイク、そして拍手。テナーカデンツァへ。キュ〜と伸ばす声に中路さんが笑う。拓海くんにカデンツァを振る、頑張ってカデンツァを引き取って吹きまくる、倍音?すごい音を出し森山さんが仰け反る。その音を引き取って中路さんが繋いで渋いカデンツァに。吹き終わったと思ったら、おっファイアーさんらしいリズムパターンを。ハイハットを森山さんがつけ、ファイアーさんがどんどん上に半音ずつ転調していく、すごっ!これ、どこまでいくの?みんな思い思いにつけてくけど、みんなすごいな!ファイアーさんがマウスピースをくわえながら何か叫びつつ、テーマに戻す。ファイアーさんらしい技だね!拓海くん笑いながら振り返る。テーマのバックがアフロになってるぞ、森山さんがニヤリ。明未くんのピアノソロに。ここで明未くんと森山さんのリズムパターンのせめぎ合いでリズムパターンが変わる、森山さんが4beatで攻めていく、川嶋さんが振り返ってソロに入る。ファイアーさんにこにこして拓海くんと目を合わせる。森山さん平然とすごいショットをバシバシ繰り出す。川嶋ソロは思いの丈をぶちかましたというくらいの感じの吹きまくり、森山さんが真剣な顔で叩きまくる。川嶋さん振り返ってファイアーさんにソロを振る。デュオではないがバトル風になっている。仰け反り足踏みしたりファイアーさんテーマのモチーフ入れながらピアノとベースが持ち上げていく。キュイ〜!ファイアーさんかっこいい〜!ドラムソロに突入、ここまで叩いててここまでやるか、それを見る川嶋さんの幸せそうな顔。仰け反って叩きまくる森山さん、ブレイクした瞬間にホーンアンサンブルが入り、森山さんがアフロリズムで応戦。中路さんがとっても素敵な踊りだしたくなるようなソロを、Blue bossaか?明未くんのバッキングがとても素敵。いいなぁいいなぁ。川嶋さん「この世の中で一番幸せなのは俺だ!」って顔。拓海くんがソロ、脚をあげ仰け反って吹きまくる。ファイアーさんがバックから声をかける、なんてすごいスイング感!川嶋さんがテーマに入る。そしてちゃんとアンサンブルをつけて第三楽章の終わり(かな?)


 
[7044]   管理人      2022/09/26(月) 07:24
 2022.09.09. 新宿ピットイン森山威男2DAYS 初日2部その2
[引用]
 


そしてそのままバラード風のホーンアンサンブルとなり、ドラムは止まってベースとピアノがつけている。ベースソロになり、森山さんがブラシでスネアを鳴らすがそしてまた止まる。ベースとピアノのデュオに。人生の終末に向かっていく楽章だね。にっこり笑う川嶋さん。マコトくんのベースソロからピアノがだんだん大きくなっていく。テナーを手にする川嶋さん。ピアノのメロディーがキラキラと美しく流れる。森山さんがバスドラを踏みブラシで叩き、川嶋さんが吹き始める、ホーンのアンサンブルが素敵。組曲で45分ノンストップ、大作じゃないですか!ラブリーでは先に解説があったけど今回なかったもんねぇ、alaでやるなら説明は要りそう。

ああ、ここでか「終わりたくない!ずっと続けていきたい!生きたい!理由なんかいらない!ただ、ひたすらに生きたい!認められたい!わかりあいたい!身勝手な何か!最高の贈り物!それは自分!叫びたい!魂のままに叫びたい!」そしてテーマの音に沿って歌うけど、誰もその音が出ないのよ〜!ゲホ!Song of the soul!とファイアーさんが歌ってくれる。

「ありがとうございます。川嶋哲郎です。川嶋哲郎が作りました組曲です。Song of the Soul。魂の歌、なんか難しいですね」川「難しくないです、森山さんとこの曲をやるのが夢でしたから。ありがとうございます」森「あなた詩を書くんですね」川嶋さんの譜面台を覗き込む中路さん。この辺の会話は後日収載できれば・・・って、配信見てもらえばいいんだけど。

森「ファイアーさんは叫ばないんですか」ファ「お構いなく!」川「ファイアーさん喋って下さいよ」から森「あなた叫ぶより動きですよね」ファイアーさんのサービス精神満開で森山さんとのトークが続く。ファイアーさんがダンスじゃないけど妙な動きをして森山さんが笑う。ファ「動きに弱いんですね。けっこう動き変ですよ、みんな笑ってくれます」場内に大ウケ。おかしくて涙が出てきた・・・もうこれはやっぱり配信だね!

「魚返さん、僕の好きな曲をやってくれない?」とLost visions。「お願いします」ピアノのとてもきれいなイントロ。拓海くんがテーマを吹き始める。川嶋さんがフルートを構える、左からソプラノのファイアーさん、アルトの拓海くん、フルートの川嶋さん、中路さんのトロンボーンが並ぶ、ピアノソロ、いいねぇいいねぇ。きれい・・・・うっとりと聴いていた。ピアノとベースのデュオがなんと広がりと深みのあるサウンド。川嶋さんの顔を見上げ、川嶋さんがフルートのソロを始める。美しい・・・。明未くんがにこにこしながら顔を上げる。ああ、いいなぁ。いいなぁ。拓海くんが目をつぶってソロに聴き入っている。ピアノが少し大きめのバッキングをつけて中路さんのソロへ移る。胸キュン。マコトくんが絶妙のタイミングでバッキングを入れる。やさしくて深みのあるソロに他のホーンが入り、このアンサンブルの見事さに驚嘆させられる。ファイアーさんのソプラノが高らかに響く。エンディングに向けてだんだんロールが大きくなり、ドラム叩きまくり、力強くバーン!と打ったがまだ曲が続いていて最後にバスドラをドス!で曲が終わる。スティックを打ち付ける森山さん。

森「おがえりあみです!中路さんはいつもなら自分のグループでお話ししたりされるんでしょ?」いきなり振られて驚く中路さん。中「あ、します」森「踊り系はあるんですか?」中「音楽自体は踊り系が多いんですけど、演奏しているときはそんな余裕がないんで」森「今日は踊らない」中「今日は踊れないでしょ、踊りたい場面はありましたけど」森「昔無理言って踊ってもらったことあったよね、吹きながらボックスステップで」中「あれまだ映像残ってておかしいんですよね」森「みんな足が合わないんだよね、ボックスにも何にもなってない」中「しかもサンライズで」森「3拍子で踊ってるヤツもいて」笑い。うちのレーベル、F.S.L.から出てるDVD「楽しくなけりゃ意味ないね」に収録されております、皆様ぜひお買い求めを。

森「今日は楽しかった。久し振りで叩いて最後までできるかしらんと思ったんですけど、なんとなく最後まで持ってきました、本当にお付き合い下さってありがとうございました」と立ちあがる。拍手。「アイディアをいっぱい出してもらったんですけど、みなさんにそのご苦労を聴くこともなく終わってしまいそうです。明日はそのご苦労をつぶさにおききしてみようと思いますので。明日はみなさんぜひお越し下さい。私も必ず参ります」毎度のネタだけどウケるな。「トロンボーン中路英明。テナーサックス川嶋哲郎。アルトサックスソプラノサックス中山・・・たくみ。ピアノ魚返明未。ベース冨樫マコト。アルトサックスソプラノサックス渡辺ファイアー。ありがとうございました。昨日の晩連絡があったんですけど、田中信正がどうも高熱を出して寝込んでしまって明日は来られないって言うので(え!)、名古屋からお呼びしているんです、ものすごいピアニストを。なんていうあだ名が付いているんですか?さっき誰かが言ってましたよね?坂田明とやってるんですよね」川「破壊王」森「え?」川「破壊王、破壊の神様です」森「大森菜々っていうんですよ、名古屋出身でね。長いことアメリカへ行っててむこうの音楽大学を出たんですけど日本に帰ってきてピアノをやろうかなと思ったんだけど面白いグループがなかったから止めたって。名古屋でやってるときに聴きに来て、一人で客席で踊ってるんですよ。ずいぶんノってたんですね。坂田明と合いそうだなと思って紹介したら、バンド作ってけっこうツアーとかしてるらしいんですけど。私と同じでアマチュアだそうです。明日は急遽参加してくれるそうです。ぜひいらしてください。・・・魚返さんありがとうございました。またあなたとゼヒお会いしたいので近々よろしくお願いします 」来週じゃん。

舞台から去って行く、森山さんドラム座ってるときはいいんだけど、終わって立ちあがってからは辛そうなんだよね、もうこれで充分堪能したからアンコールはなくてもいいよ・・・といつも思うワタシ。昔からピットインではアンコールってなかったけどいつから当たり前のように要求するようになったんだろう。

トリオが戻ってきた、グッドバイかな。グッドバイがピアノで始まる。うん、正しいメロディーのグッドバイだね。振り返ってベースソロへ。初共演でベースソロ、う〜ん、脅威の21才。やはりこの曲で締めてくれると落ち着くねぇ。エンディング感満載で。う〜ん、満足満足!明日も楽しみ。菜々ちゃん明日頑張ってね!






[6999]   awkward [URL]      2022/06/02(木) 00:59
 村上春樹 presents 山下洋輔トリオ 再乱入ライブ
[返信] [引用]
 


https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/yamashitalive/

 
[7039]   awkward [URL]      2022/09/19(月) 16:58
 Re:村上春樹 presents 山下洋輔トリオ 再乱入ライブ
[引用]
 


村上春樹さんのラジオ番組「村上RADIO」で「山下洋輔トリオ 再乱入ライブ」の時の模様が紹介される予定だそうです。
9月25日(日)19:00〜19:55 TOKYO FM及びJFN全国38局ネット
9月30日(金)22:00〜22:55 INTER FM






[7010]   松浦 克彦      2022/07/06(水) 16:57
 注文
[返信] [引用]
 


今度こそやってもらえますね。2枚お願いします。
 
[7038]   管理人      2022/09/02(金) 16:30
 チケット送付先
[引用]
 


松浦さん、kaori@shionoya.net 宛にご住所をお知らせください。





[7000]   管理人      2022/07/04(月) 15:20
 森山威男ジャズナイト2022
[返信] [引用]
 


ダメダメの管理人ですみません。ご希望の方は7月8日までに下記に必要枚数を書き込んで下さい。宜しくお願いいたします。

出演メンバー:
渡辺ファイアー(as)、中山拓海(as)、川嶋哲郎(ts)、中路英明(tb)、魚返明未(pf )、冨樫マコト(b)、相川瞳(per)

2022年09月17日(土)
18:30開演
会場:主劇場
料金:全席指定 5,000円 25才以下 2,500円

 
[7001]   kasumi      2022/07/04(月) 15:40
 Re:森山威男ジャズナイト2022
[引用]
 


もちろん行きます! 1枚お願いします!

 
[7002]   YAM      2022/07/04(月) 15:52
 Re:森山威男ジャズナイト2022
[引用]
 


YAMです。1枚 お願いします。勝手な希望を言うと、森山さん 真前は、シンバルで顔が 隠れることが多いので、可能なら 少し 右がいいです。

 
[7004]   松浦 克彦      2022/07/04(月) 17:46
 Re:森山威男ジャズナイト2022
[引用]
 


2枚よろしく

 
[7005]   T_A      2022/07/04(月) 20:53
 Re:森山威男ジャズナイト2022
[引用]
 


1枚お願いいたします。

 
[7006]   blue note [URL]      2022/07/04(月) 22:20
 Re:森山威男ジャズナイト2022
[引用]
 


お世話になります。大人2枚と25歳以下2枚をお願いします。

 
[7007]   S-880      2022/07/05(火) 07:55
 Re:森山威男ジャズナイト2022
[引用]
 


大人2枚お願いいたします!!
楽しみにしています★
いつもありがとうございます。よろしくお願いいたしますm(__)m


 
[7008]   クリコ♪      2022/07/05(火) 08:59
 Re:森山威男ジャズナイト2022
[引用]
 


1枚お願いします。楽しみです。

 
[7009]   katsu      2022/07/05(火) 09:29
 Re:森山威男ジャズナイト2022
[引用]
 


連絡ありがとう!2枚よろしくお願いします。

 
[7011]   TOM      2022/07/09(土) 22:45
 Re:森山威男ジャズナイト2022
[引用]
 


遅れましたが 3枚 お願いできませんか?

 
[7013]   管理人      2022/07/13(水) 00:34
 Re:森山威男ジャズナイト2022
[引用]
 


ここで締め切りといたします〜皆様ありがとうございました。

 
[7037]   管理人      2022/09/02(金) 11:31
 森山威男ジャズナイト2022
[引用]
 


遅くなりまして申し訳ありません!
チケット、お送りいたしますね〜
振込は同封のゆうちょ銀行口座
二一八 3079819 シオノヤカオリあてでお願いします!










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