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森山威男グループファンの掲示板

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[6873]   管理人      2019/09/20(金) 12:09
 新宿ピットイン初日2部 A
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わあ、ノブ君きれい!くゎ〜、深い!うちのビッグバンドでもやりたいと思ってアレンジを書いてもらったんだけど、私の力量じゃ吹けないというこの悲しい事実。もっと精進しないとトシちゃんがあの世で泣くなぁ。わー、真ちゃんのベースソロだ。森山さん歌っている。ノブ君のバッキングが美しい、ステキなトリオだわ〜。ノブ君ピアノソロ。うっとり、ふわ〜んと気が抜けたようになる、幽体離脱。この曲の佐藤さんのソロ好きなんだけどなぁ。編成が大きくなると全員のソロが聞けないのが残念だが、こんどうちのバンドでもやる予定だから佐藤さんにもソロしていただこうっと。エンディングの佐藤君の口笛とメロディーにしみじみ〜。ふわ〜っと空気が和んでいるのがわかる。
イヨッ!サンライズが始まる。ファイアーさんソロ。あ〜、このすごい!感じと落ち着く感はなんだろう。なんかすうっと入ってきて浮遊できる。川嶋さんソロへファイアーさんがコーラスの頭からリフを入れる。佐藤君がのけぞったり、呟いたり、もう演技派〜。ファイアーさんはお〜と声をあげ、瞳ちゃんは軽快に踊りながらシンバルを鳴らす。やっぱり楽しそうなのがいいね!
川嶋さんも踊っているみたいに見える。ファイアーさんノリノリの吹きまくり、袖から覗く上腕二頭筋、前腕筋群のすっきりしたレリーフ、腕橈骨筋がいいわ〜。キャーキャーキャー。ちょっとキザっぽいアクションのキレッキレの身のこなしもまたいいわね!川嶋ファイアーのバトル。ノブ君がサビのバッキング。ノブ君と佐藤君のバトルになるのかしら、それも楽しみだわ。あのクラシックメドレー聴いた後だとまたこのイメージのギャップがあって面白い、今度は津軽海峡とか出そうな感じ。佐藤君とノブ君の掛け合いが面白いったらありゃしない、なめらかだったり突っかかったり、もうこの多才な二人の絡みは最高!踊る踊る瞳ちゃん、ノブ君笑ってのけぞって曲止めちゃダメじゃん!も〜なんなの〜!森山さんとパーカッションのバトルになるんだ、瞳ちゃんやれやれ〜!ニコニコ楽しそうな森山さん、負けてないぞいいね!先輩後輩対決だ、パカン!で止まるのでここでテーマに戻るのかと思ったら、瞳ちゃんにソロをやれと促す森山さん。森山さんのドラムソロ、おちゃらけソロに入り場内大受け。パッと顔を上げてシンバル一撃、振り下ろす手にパッとみんながテーマに入る、すばらしい!うわぁあああ、なんてこった、タカタドン、パーン!この完成度、大歓声。
ありがとうございます、渡辺ファイアー!川嶋哲郎!佐藤芳明!田中信正!加藤真一!相川瞳!森山威男でした。拍手拍手。今年は年末にもう一度新宿であるんですね。山下洋輔トリオ結成50周年記念って(https://www.diskgarage.com/feature/yosuke_trio50/)。できるんでしょうかと思って。活きがいいのは坂田だけで、私や山下洋輔は当日にならないとわからない、麿赤兒と三上寛が来るって、何やるんでしょうね?三上寛はフォークで、一緒にやったことあったのかなぁ。三上とは飲み屋で会ったんですよ。亡くなってしまったけど、奥成逹さんって詩人が紹介してくれて、意気投合して西荻に住んでたんでうちに呼んで夜中の2時か3時にいっぱい飲んで、「いいねぇ、歌って」って言ったら「ウォオオ〜」ってすごい音で弾かれちゃって、「頼むからやめてくれ」って言ったんだけど、一緒にやったことあったのかなぁ。ん〜、1週間ほど花園劇場で麿赤兒とはやったんですよ、あの人は優しい人でね、一緒に飲んで、気にかけてくれてたんですけど。でも踊りでそばに来ると「やめてくれ〜」ってなっちゃうんです。あとはタモリが特別ゲストになって来てくれるんですね。40周年の時でしたっけね、題名のない音楽会の楽屋で、せっかくだからいっぱいやりましょうってシャンパンを飲んだんです。あんまりやあやあって感じにならなかったんですけど疲れてたんでしょうかね。坂本龍一さんも来るって言ってたんですけど、流れてしまってお忙しいんでしょうか。あの頃は飲み仲間が大勢いたんで、誰を呼んでも面白くなるんですよ。一緒にやるわけじゃないんで、ちょこっと山下トリオで2分くらいわーっとやって、あとは話になっちゃうんじゃないかって。それまでは元気に頑張りたいと思っています。今晩はありがとうございました。
アンコール、舞台の上手を指差す。ノブ君がイントロを弾き始める、川嶋さんが俺?ノブ君?って聞く、あ〜れ〜?ノブ君が引き続ける間にみんなで押し付け合い、何やるの?って川嶋さんが声を出して聞く、なんで?グッドバイじゃないの?このイントロとアンコールのバラードとキーでわかるんじゃないのか〜!うまいタイミングで森山さんが「アルトサックス渡辺ファイアー、テナーサックス川嶋哲郎、アコーディオン佐藤芳明、パーカッション相川瞳」と紹介して一人ずつ舞台から降りていく。ノブ君がテーマを弾き舞台の上はトリオになる。しかし、ここまで打ち合わせ無しだとは思わなかったぞ。うう、すごい、空気が変わる。静謐な感じに。ノブ君すばらしい。サビで森山さんが歌う。ふう、しっとりと。胸がいっぱいだ。
田中信正!加藤真一!ありがとうございました!





[6872]   管理人      2019/09/20(金) 12:09
 新宿ピットイン初日2部
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2019年9月13日新宿ピットイン初日の2 管理人塩之谷のレポートです。長文注意
21:20。よっしゃ〜!と掛け声をかけてマーチングからスタート。何が始まるのかと思ったら、タタンタタンタタンタタン!とIt don’t mean a thing が始まる。懐かしい〜。この前やったのは1年前のalaかな?もっと記録を整理しないといけないな、メモ取りっぱなしってのもいっぱいある。ファイアーさんのサビの音色が明るい、絡む川嶋さんのサウンドもいい。川嶋さんの太いソロ。いいね、今日は新鮮で信じられないくらいのいい演奏。川嶋さんとファイアーさんのバックの真ちゃんのサウンドがいいぞ。合間にスネアショットがバリバリ響く。心地よく楽しくスイングする、いいな〜。ファイアーさんソロに。自然と踊りたくなってくる。あ、瞳ちゃん踊ってる、おんなじ気持ち〜!ファイアーさんを佐藤君が煽る煽る。いや〜、これ動画でお見せしたい。川嶋さんもニコニコ、爆裂、ひゃ〜!全員で疾走、いや佐藤君こりゃ筋肉使うだろうと思ったがちょっと疲れた?いやあ、よくここまでできるもんだ!みんなが止まってドラムソロ。佐藤君肩で息をしている、ファイアーさん笑う。みんなでドラムソロを聴きながらテーマに戻るタイミングを窺う。お、ドラミング続く、パカンバカンダダンダダンダン!サビのファイアーさんの音色がいいわぁ。佐藤君蛇腹切れたり裂けたりしないのか?ってくらい引き伸ばす。みんなでお祭り騒ぎのテーマが終わる。
「スイングしなきゃ意味がない」どういうことなんでしょうかね。タイトルってどうやってつけるんでしょうか。芥川賞とか直木賞とか、タイトルの良し悪しで随分違うらしいですね。これも日本語に訳すから堅苦しいんでしょうかね、それをなんて訳せばいいんでしょう?ファイアーさんだったらどう訳しますか」いきなり振られたファイアーさん、「すいません、ぼーっとしてました」森「今日はお仕事の日ですよ」ファ「すみません」森「まぁ唯一まともな曲だったんですけど、ファイアーさんがいるとまともにならないですね。今までやった名曲を選んでやっていたんですよ、山下洋輔だったらキアズマとか、バラードが綺麗なんですよ、最初は僕はバラードが作れない、泣けるようなバラードを書くのはとても難しいんだって言ってたんですけど、ある時突然急に泣けるような曲ばかり書いてくるようになって。年をとると変わるんでしょうかね、みんな涙流すようなことが多くあるんでしょうか、私なんかこの間ヨーロッパでやった時よっぽど疲れてたんでしょうか、終わってから涙がぽろっと」私も3日間が終わった時は涙が出そうになりました。別に悲しくはなかったんですけど、感動の涙なんでしょうか。佐藤さんなんかは感動の涙なんかはよく流されるんでしょうか」「たまに」「あなた化粧してるから流せないんでしょう」ガレージシャンソンショーのことですね。「化粧したくなるお年頃ってのはないですか?」佐藤君が眼を剥いている。「昔ね、中学生の時母親の鏡台からこう、紅つけたり。一回ね、眉毛が薄いから、今でも薄いんですけど濃くなりたいなと思って眉毛を描いて学校に行こうとしたら『タケオ!何やったの!』少しずつ塗ってる間にだんだん濃くなってしまったんですね。ものすごい眉毛になってしまってたみたいです。そんなことが一回ありました。加藤さんはしないんですか」え?いいですね、そのままでいい人は。ということで井上の泣ける曲をお送りします。演奏している人もそんな気になるんですね。Gratitudeです。





[6871]   管理人      2019/09/20(金) 12:07
 新宿ピットイン初日1部 B
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「ウサギ追いし、かの山〜」と歌い始める森山さん。瞳ちゃんがマリンバで音程を入れるとキーが合ってない!いきなりキーを高くする森山さん、爆笑。ブラシソロを叩き始める。そこに佐藤君がアコーディオンでメロディーをつけていく。ドラムソロのバックにみんながメロディーをつけていく。ブラシのフリーソロ。頭の中では歌っているんだろうな。ブラシでシンバルをひっぱたく、同時に終わりのテーマがスタート、瞳ちゃんが一緒に歌う、うん、アーラ受けしそうだ!
田「昔NHKののど自慢に出たんですよ。予選も通ってちゃんと放送もされたんですよ。『銀のお鞍に金の鈴〜』ってすごく上手だったんですよ。本番に受かったのに当日風邪引いちゃって、出さないわけにはいかないからって高低のない『いもむしゴロゴロ、ひょうたんぽっくりこ』なんて8小節くらいの短い曲になっちゃって。それでもおばあちゃんは涙を流してね、『威男が一番うまかった』って。それからずっと味だけで売ってきました。・・・味で売ってるのは私だけじゃないでしょう、田中さんも味で売ってるでしょう?すごい味がありますよね、そのまま炭火にかけたいくらい。田中さんはどういう生い立ちなんですか、どういうお育ち?」田「生い立ち?わかんない」森「家にグランドピアノが2台あるって聞きました。中途半端な家じゃないね、二台も。もうに二台ぶん取り戻しました?」田「ローンが今月終わるんで」そういう話じゃないのでは?場内爆笑。森「でも偉いね、自分でローン払って。ほぉ〜。それで、やっぱりピアニストだからクラシックから始めたんでしょ?私だってソナタ弾けたもん。受験科目だったから」田「クラシック好きでやってるんですけど」森「クラシックっぽいんですよね。だからブルース弾けって言ってもブルースっぽくならないでしょう。・・・持ち上げようと思ってるのに、ジャズピアニストに向かってジャズにならないとか失礼なこと言って。私が思ってるようなジャズじゃないって、私がジャズじゃないみたいに。例えば、聴かせてください、田中さんがジャズの曲をクラシックっぽくやるとどうなるのか、全くソロで」イエ〜イ!
「笑って欲しいんです」??森「笑って欲しい。笑いましょう!」??拍手とともに始まるノブ君のソロ、子犬のワルツ?から始まる発車ばい、佐藤君笑いをこらえるのに必死。エリーゼのために風ハッシャバイ、葬送行進曲風ハッシャバイとかクラシック有名曲のメドレー。やっぱり狂気だ、もう天才とかいう言葉じゃ表現できない、何これもう!アイネクライネナハトムジーク?クラシック詳しくないので曲名が出てこないんだけど、みんなが聞いたことのあるクラシック曲のさわりメロディ集。信正の頭の中覗いてみたいと思ったことあるけど、覗いても理解できないだろう、このめっちゃ豪華な音で綺麗に曲をつないでハッシャバイメドレー、他の誰にもできない、本人はマジで弾きまくってる、瞳ちゃんにも大受け。最初すぐ終わりますから、とか言ってたくせに結構長く続いている、そして最後はぱたっと止まって自分で一人大受けして笑って終わる、ってまたこれもノブ君らしいわ〜、場内笑いと感心のため息と歓声に包まれる。
素晴らしいですね!佐藤允彦さんが言ってましたよ、田中さんは橋本一子さんのところに最初に習いに行ったけど、手に負えないってことで佐藤允彦さんに頼まれたって。
TAKE。この曲はドラがよく似合う。みんな少し慣れてきたかな。スピーディーな佐藤さんのソロ、いや〜、手堅い。このドライな感じがとてもいいね、ん?今のやり取りはなんだ?川嶋さんが入る。瞳ちゃんがでっかい松笠みたいな楽器を鳴らす(名前聞いたけど忘れた〜)。もう安定、いや躍動感に溢れている、川嶋さんからファイアーさんに移る。イイネイイネ、佐藤君がテーマリフを入れそれが終わると瞳ちゃんと信正のデュオになる。瞳ちゃん叩きまくる。2人のバトルに森山さんが割って入る、森山田中デュオになりそしてドラムソロへ。面白い展開だ、ドラムソロのバックで瞳ちゃんがバシ!よく合った!すごい、いや〜すごい、瞳ちゃん飛び跳ねる、最後力技で全員で駆け抜ける。ありがとうございました!パーカッション相川瞳!ベース加藤真一!アコーディオン佐藤芳明!ピアノ田中信正!テナーサックス川嶋哲郎!アルトサックス渡辺ファイアー!ありがとうございました、少し休憩してまたドラム叩きます。





[6870]   管理人      2019/09/20(金) 12:06
 新宿ピットイン初日1部 A
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マリンバのカデンツァ。この曲でメロディー叩きながらテンポ踏んでるけど、こんな拍なの?うわ、カウントできないや〜!あ、ロックのリズムだけど、めっちゃ遅くない?これ成立するの?瞳ちゃんも笑ってる、今までと別の曲になってないか?でも今までの森山さんのロックリズムパターン聴いた中では一番ロックっぽいかも。昔ポンタさんに「ロック下手ですよ〜」って叫ばれてたもんね。ファイアーさんがどう出るのか見てたら、森山さんが急にフリーになる。佐藤君大笑い。ファイアーさんと森山さんのデュオ、佐藤君と川嶋さんがフロントに立ってるけど川嶋さん目が笑ってる。テンポを回復してからまたロックリズム入れるから佐藤君大笑い。川嶋さんソロでノブ君バッキングガンガン。瞳ちゃんも叩きまくる、川嶋さんサックス振り上げ吠える。リズムリフが入りみんなが集まってくる。あらあら、何という終わり方。川嶋さんも笑ってる。
「芸大受験の時はこんなにうるさくなかったでしょうね」「一人でしたから」森山さんの芸大受験の頃の話になる。「スタートが遅かったんですよ、元々高校1年生でブラスバンドでスネアを叩いていたら、先生が見ていても上手くなって行ったんでしょうね、芸大のピアノ科を出た女性の先生だったんですけど、芸大を受けてみない?って高校二年生になって先生のところへ連れて行ってくれたんですよ。今から間に合うかどうかってところだったんですけど、父親に相談したら『お前がやりたければやれば?でもお前が思っているようなドラマーにはなれんだろうがな』と言われたんですけど、半分遊びで東京へ行けるってしめしめと思って、結局間に合わずに一年は浪人したんですけど。次の年にまぐれ当たりで受かったんですけど。クラシックが好きならオーケストラも楽しかったんでしょうけど元々ドラムセットが叩きたかったのでオーケストラでも場違いのようで失敗の連続で。有名な話は何度かしましたけど(本番中に客席から駆け上がったとか、打ち合わせシンバルをバシーンとやったら革紐が切れて最上段からシンバルが転げ落ちた話とか)、小さなのはいろいろありましてね、本番中に寝ちゃったとか。どうしてシンバルが鳴らないんだろうとみんなが振り向いたら寝てたとか」笑い。「譜面台の上に週刊誌を置いて読んでるんだから。3年生の時に芸大やめたんです(やめてません)。早稲田とか国立に行ってドラム一曲叩かせてください、って頭を下げて叩かせてもらってたんです。4年生くらいになると同級生は3人んだったんですけど1人はN響、一人は都交響楽団ってエリートの道を行って。22歳の頃でしょうかね、泣いて暮らしていました。お酒も飲まないのに泣き上戸みたいになってね、涙が止まらないんです。山下洋輔に噛み付いたのが運の尽き、向こうも普通のジャズがやりたかったんじゃないからぴったり合って、本来のジャズはできないし、クラシックにも戻れないってところで。練習やっている時におじいちゃんのところでかかっていた演歌とか浪曲が頭の中に浮かぶんです。今叩いていてもジャズじゃなくて、無理やりジャズっぽく叩こうとすると誰それ風になってしまうと困りながら74才まできてしまいました。父親が80才になった頃に『お父ちゃんはどうも歯科医に向いてなかったみたいだ』って相談されたんですけど、私は娘に『どうもドラムにあってなかったんじゃないか』って相談しようかと思ってます。今でもドラムソロってなると、小さい頃好きでおじいちゃんに作ってもらった薪で作ったスティックで、スタープレーヤーになった気分で石の上でも廊下でも叩いていたあの時代を思い出します。その時代は古い昔の東海林太郎とかの演歌や浪曲のフレーズしかないし。どうしても最後までジャズをやらないで押し通そうと思います」





[6869]   管理人      2019/09/20(金) 12:05
 新宿ピットイン初日1部 @
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2019年9月13日 新宿ピットイン初日1部
管理人塩之谷の投稿です。長文注意。
写真なしです。MCは録音から書き起こしたものと、メモから書き起こしたものが混在しています。
渡辺ファイアー、川嶋哲郎、佐藤芳明、田中信正、加藤真一、相川瞳、森山威男
20時ぴったりからスタート。森山さん、帰国したてでお疲れだろうな〜、と心配しながら椅子に着くのを見守る。真ちゃん久しぶりだ〜、すごい髪伸びてない?前髪にウェーブがかかってる。アフロリズムから始まる、Forest Mode。佐藤さんの和音が厚い、キャーキャーと小さな声で絶叫してしまう。川嶋さん、ソロを笑顔で頷きながら。佐藤くんあちこちに目配りしながら頭を揺らしたり笑顔を作ったり、森山さんのドラミングにのけぞってみたり。森山さんすごい!えーと、今日は金曜日、日本時間で言えば月曜日の朝はロンドンで叩いてたよね?川嶋さんが目配せをするとファイアーさんと佐藤くんが合わせながらフロントに戻ってくる。ファイアーさんソロへ。ファイアーさんが真正面を見つめてふく、ノブ君のトレモロバッキング、炸裂って感じ。みんなが一丸になっている。ウキュ〜!と吹くファイアーさんに一緒になってのけぞる佐藤くん。満足そうな笑み。眉間にしわを寄せて吹きまくるファイアーさん。佐藤くんがリフを入れる。ああ、これは来週末のalaのライブが楽しみだ。佐藤くんソロ、ノブ君の坊主頭がバッキングしながら揺れる。手は鍵盤の上じゃなくてピアノの上でパタパタと動く。ドカンドカンドシンと森山さん佐藤君を煽る。瞳ちゃんは楽しそうに踊る。今日はワンピース、黒いレースの上着、シックでなかなか色っぽい。煽りのコールアンドレスポンスがイマイチ噛み合ってない感じだが、森山さん何を狙ってるのかな、いや〜強烈。真ちゃんグイグイと。お、ベースが止まってDUO終了。川嶋さんちょっと顔が(お腹も)ふっくらされたような・・・。あ、そんなことよりドラムソロだ!何と表現したらいいものか、と言ってるうちにソロが終わってしまってアフロリズムからテーマに戻る。ああ、オリジナルバンドは本当にいいわ!佐藤君が瞳ちゃんにもっとやれ!とけしかける、イイね!佐藤君のアクションを見ながら森山さんと瞳ちゃんが合わせる。エンディングへ。
森山「ロンドンに行って演奏してきました、Peter Brötzmannと佐藤允彦さんと。曲を向こうの要望で渡良瀬とかキアズマとかやってくれって、佐藤さん怒ってましたよ、俺じゃなくてもイイんじゃないかって。かなりお客さん入ってましたよ、スタンディングでいっぱいで、どこが面白いんだろうって。最初の3分聞けば同じじゃないかって。そんなことをやってきました。このグループになってから参加してもらってる相川瞳さんです(拍手)。ドラマーってのは誰もそうかなと思ってるんですけど、ドラムを叩いている時に別の華やかな音を想像しているんですね。ジャワ〜ン、とかどこかで雷とか稲光がするような、でもここでやると何をやっても大したことがないんですよ。何を叩いてもカーンとかドロドロとか。金属的な音が欲しくてもスネアでカンカンカンって言ってるくらいなもので、誰かイイ人いないかなと思っていたら巡り会えたわけです。ええ、最初の曲では随分遠慮していたみたいですけど。あの、もっとほんとはもっとこの壁全体くらい大きいほうがいいんですけどね、イメージはそうじゃないですか?」相川「今日は、はい」森「これは使わないんですか」とマリンバを指す。相「これは次の曲に使います」森「分かってることを聞くな、って。芸大の頃苦労した楽器なんですよ、必須科目なんです。ピアノが弾けないもので、こんなものよく叩けるなって。試験も何となくパスしたようなものですけど。相川さんは鍵盤楽器はお得意ですか」相「私はピアノをやっていたので、並び順は親しみがあると」森「下を見ないで弾けますものね、譜面見ながら手元は見ないですものね。ピアニストだってそうでしょ?・・・・田中さんなんかハッシャバイだって譜面をこう、必死になって探してますもんね」信正わはははは、って大笑い。相「森山さんだってピアノなさってたんでしょう?」森「そりゃやってましたよ、でも一つの鍵盤がこれくらい広かったから」え、どういうこと??相「いやいや同じ楽器ですから」森「あなたが芸大受験の時に何でもいいからやれって言われてやった曲、題名がね『アフリカの出産』っていうんですよ。何を考えてたんですか」相「この話はもしかしたら東京では初お披露目かもしれませんね、ずっと隠してたんですけど、次やる曲は17歳の時に受験のために書いた曲なんですけど、試験監督の先生に『題名は何ですか』って聞かれてとっさに出た言葉がアフリカの出産、だったんです。本当に何も考えずに言っちゃったので、まさか何十年も経って演奏することになるとは思っていなかったんですけど」森「だけどおかしいじゃない、17才の少女がアフリカはわかるけど、アフリカの夕焼けとかなら?でも出産って」相「やはりこう、戸籍上女子なんでそういうこともあるのかもしれません」森「彼女らしい曲になればいい、そう思ってます。出産だからこれから子育てをするんだね、これから演奏するごとに育っていけばいい。アフリカの出産、相川瞳です」





[6868]   管理人      2019/09/20(金) 12:03
 ロンドン cafe OTO三日目
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9月8日 OTO3日目
管理人塩之谷の投稿です。
外で山下さんご夫妻と開場待ちで並ぶ。今日は少なめだったけど開場時間になると人がかなり増えている。ガラガラだったらどうしようかと思ったんだけど、ちょっとホッとしたな。今までで一番見やすい席をゲットでき、座って開演を待つ。三日間を通してだけれど、入場料は安い。で、フードやドリンクを強制するわけでもなく、こりゃあ絶対大赤字だろうなぁと思うんだけれど、それでも昨日オーナーさんはご機嫌だったなぁ。19:30ぴったりよりスタート。今日はデュオがメインだ。うん、佐藤さんの音がすごくよく聞こえてくる。昨日までだけで帰っちゃった人にも聴いて欲しかったなぁ。ひゃー!!のドラミング。フリーの良さがすごく出てるね。しかし森山さんの後ろに立っていて視界に入るカメラマンさん、ガタイがでかいのに結構明るいところにいるから目立つ目立つ。また気になるのよねぇ。森山さんを狙って撮っているな。
佐藤さん昨日まで省エネ奏法だった感じだけど今日は弾きまくりでとても素晴らしい。というかなんて言ったらいいのか、あれ?DUOのライブって今まであったっけか。すごいDUOだ。うん、フリーの良さが際立つ。佐藤さんの静かなバラード、和音もクリアでとてもいい。いや、もちろん複雑な音程で広がりも感じるんだけど、温かみがあってとてもきれいに沁み渡る。うっとり。隣のお兄さんは熱心にiPhoneでずっと録画している。マイクもつけて、佐藤さんの手元をずっと狙っている。美しいピアノサウンド、しみじみする、すばらしい、うーん、シャッター音が気になるなぁ。この二人なら日本でも聴けるはず・・・なんだけど、ロンドン来てよかったー、って思った。endingの静か〜に締めるところでシャッター音が「カシャ」ヤメテクレ〜!
佐藤さんの作るこの雰囲気、すごく魅力的。サウンドが豊かというのか、広がり?厚さ?なんか佐藤さんのことばかり書いてるな。いや森山さんの魅力というか凄さはもう十分知ってて今まで書いてるからね。この自在にドラミングをコントロールしている感じがなんとも豊か。ん?はっきりしないけどこの曲のモチーフは「りんご追分」だね。民謡っぽいスケール、ここまで原曲を変えられるものかね。リズムパターンを佐藤さんが変えたらすかさず森山さんがつけてアップテンポに。浸っているうちに一部が終わってしまった。
21時半。イーストプランツが佐藤さんのリードで始まる。二部はテナーとベースが入る。ベースはエレクトリックなんだ、ちょっとがっかり。井上淑彦さんの曲がここロンドンで聴けるなんて・・・と感激したが、お兄さんテーマの途中で変わって1オクターブ低いんじゃないの?そうかこの曲は吹いたことないけどテナーで吹くと高音きついのか。テナーのサウンドに佐藤さんが合わせてバッキング。低音はなかなかよく響いていいな。テーマに戻り拍手、歓声がわく。
お、渡良瀬だね。佐藤さんのイントロ。ロンドンで渡良瀬・・・テムズ川じゃないイメージ(笑)あれ、進行あってるかいベースさん。ソロを終えて拍手が湧く、マウスピースを咥えたままにっこり笑って客席を見渡すサックスのIDRISさん。ピアノソロ、なんか違和感あるな〜。ベースの進行、絶対違う。佐藤さんのソロが短かったのは「このベースじゃ弾けない」ってことなんだろうか。ドラムソロは大歓声と大拍手。テーマに入る前のインタールードからサビに行ってどうすんのお兄さん(LEON BRICHARD)!やっぱり進行違うぞ。こちとら何百回弾いて聴いてると思ってんだい!?って啖呵切ってどうする。
3曲めは何かな?森山さんが手を休めて聴いている、ワルツ。森山さんがシズルを鳴らして小さくつけていく。なんて曲だろう?和のサウンドなんだけどな、ペンタトニックスケール。ブラシでつけていくか、ベースが少しモタっているように感じてしまう。私の感覚が速いのか?学生時代のピアノでは自分だけ前ノリで「走る!」と怒られたものだなぁ。わ、私ダメだこの曲眠くなって来た。またエンディング前にカメラのバシャ!バシャ!というシャッター音、静かな時に〜!!
LEONさんキアズマ弾けてないじゃん。譜面送ってもらってあるはずだよね。練習した?弾けないなら途中までで止めたりしないほうが目立たないよ。テナーソロの後はよく頑張って弾きましたねぇ。テナー頑張ってる。トコトン!にパッと反応したのは偉い!あれ、佐藤さんソロは?テナー止まっちゃう。どうなるんだ?と思ってるうちに曲が終わる、スティックが折れて飛ぶ。拍手拍手。
佐藤さんがメンバー紹介をする、アンコール、DUOで。マーチングに合わせて・・・なんだこの曲?日の丸行進曲じゃないし、なんだなんだ・・・?で、Danny boyで締める、という。で、終える前にもうひと叩きしないと気が収まらない森山さん、最後お見事でした!よく3日間叩ききりました、なんか涙出て来た。
隣の熱心に撮影していた兄ちゃんに聴いたら、旅行でイギリスに来ている南米からの旅行者。なんか、佐藤さん目当てだったみたいなんだけど、藤井聡子を知ってるかと聞かれた。ジャズピアノが好きらしい。とても良かったと喜んでいた。
ああ、終わった〜!さて、後は無事に帰国するまでが旅。帰ったらすぐにピットインだ!





[6867]   管理人      2019/09/20(金) 12:01
 ロンドン cafe OTO二日目 二部
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Cafe OTO ロンドン二日目 二部 管理人塩之谷の投稿です。
佐藤さんと交代で2部は黒人男性のピアニスト(Pat Thomas)、おおきな手のひら。どんなピアノなんだろう?と思ったら、いやこの人和音が雑だわ、サウンドしない。なんか、板橋さん、山下洋輔さん、ノブ君の弾きまくりの時には感じない雑味がある感じ、ん〜、音響のせいだろうか。森山さん青いシャツに着替えている。アップテンポの4 beatで叩きまくり。ブロッツマンからMatanaへ。眼鏡しないで見てた時に鼻水出てるのかと思ったら鼻輪のピアスだった、と余計なことを書く。森山さんすごいなぁ、いやー逆に心配になる。ベーシストのJohnさんはない髪を振り乱してる。山下さんの奥さま淳子さんが席を代わってくれたのでおかげで森山さんがよく見えるようになった!いい表情している、いい感じ、余裕が感じられる。しかしピアニスト、でかい手をしているな、関節がすごくでかい、特にPIP関節が目立つ。触診してみたいわ〜。いやあ、みんな森山さんのドラミングにはびっくりじゃないかな?今日は昨日に比べ観客が見えにくいけど、グラス片手に立ち見客がうんうんうん、と頷いている。ブロッツマンとMatanaが吹きまくりから止まり、今度はピアノソロ、肘打ちでギャギャギャ。このピアノとドラムに挟まれたベースさん大変そう。ガガガガガ、いや森山さん勝ってます。森山さん表情に余裕が見える。前のカメラのにいちゃんの巨大化している耳たぶが気になって・・・。Matanaの耳には直径5cmのイヤリング(ピアス?)だが、この人のは円盤状の小皿みたいなものが耳たぶの中にはまっている。どれくらいかけて広げたんだろう、外すとどうなるんだろう、結合組織の伸張ってすごいな、などと余計なことを考える。森山さんを見ていて余裕なさそうだと心配、余裕で叩きまくってるように見えるのも心配って、どうすりゃいいのさ。ゆったり叩いている森山さんの上に乗ってアルトとテナーの掛け合い。ベースが弓を持って弾きはじめると手を止めていたピアノが弾き始める。森山さんのパラディドルすごいわ、音量をどんどん上げていく。ベースソロピアノとのやりとりでデュオになるか、と思ったら手を止めずにつけていくトリオ演奏。そこにアルトが入りカルテットに。しばしのやり取りの後でBrötzmannも入ってクインテットに。しかし、もうちょっとまともなマイクとか録画機とか持って来ればよかったかな。もっと厳しいかと思ってた。ここまでみんなおおっぴらとは。クインテットで延々と続く、こうなると抑揚がない感じになるんだなぁ。今日の始まる前、リハーサル後に佐藤さんが「森山さん今日は大変だよ!」って仰ってたなぁ、本当にそうだ。ほぼ休む暇ないもん。う〜ん、ずっと延々どうなるのか?どうせ曲のテーマなんてないんだろうから細切れにして雰囲気変えればいいのに、ってもこれが彼のスタイルなんだろう。森山さんハイハットを細かく踏み続けている、そろそろ少し休んでちょうだい!ってな感じ。徐々にデクレッシェンドするかと思ったらクレッシェンド!森山さんが叩きまくらないと終わらない!またドガガガガ、バシーン!で終了。もう一曲あるのかな?と思ったらここでおしまい。拍手が鳴り止まないが、Brötzmannが「Time to say goodbye」と言い、森山さんが後ろで笑顔で手を叩く(笑)。
帰り際、オーナーが追っかけてきて「明日は来られないので残念だが、本当に良かった、ありがとう」って興奮気味に。180人のお客だったそうで。みんなでホテルのロビーに座っていたら、ブロッツマンの4日間聴きに来ていたという男性が、「明日帰らなきゃいけないのが残念だ〜」と話しかけて来た。みんな演奏にびっくりしたんだろうな。そこに佐藤さんが現れ、またブロッツマンが現れ、とホテルのロビーで歓談。プチ打ち上げだった。楽しい時間を過ごせた!明日は最終日、楽しみ。





[6866]   管理人      2019/09/20(金) 11:59
 ロンドン cafe OTO二日目 一部
[返信] [引用]
 


2019年9月6日 ロンドン
Cafe OTO 2日目ライブレポートその1
ページ管理人塩之谷の投稿です
Matana Roberts (as), Pat Thoms(p)(2部), 森山威男(ds),佐藤允彦(p)(1部), John Edwards(b), Peter Brötzmann(ts,cl)
6時から山下さんが並んでくれたんだけど、開場が7時半なのにもう先に並んでいる人がいたっていうのにびっくり。今日はソールドアウトって黒板に書いてある。行列は昨日より早くでき始め、建物の角まで伸びている。すごいなー。20時40分スタート。黒人の体格の良い女性がアルトサックス(Matana Roberts)、こんなに着込んでいるサックス奏者は初めて見た、暑くないのかな?ネックレスもイヤリングも派手で巨大、邪魔にならないんだろうか?大きなお世話か。まずオーナーが出てきて挨拶。テーマと言っていいのか、二人で吹きまくる。今日は2列目、最前列は予約席だった。昨日のカメラマンだと嫌だな、と思っていたら予感が当たった。隙間から見えるかと思ったが、カメラの望遠レンズで邪魔されて見えない。おまけに真横の通路にいきなりでっかい兄ちゃんがやってきて座り込み、真横でバシャバシャ写真を撮り始める、気になるなー。耳につけているピアスの直径が5cmくらいある(その分耳たぶが広がって大きくなっている)のに目を疑う。ベースソロ、終えて拍手。目の前の大きなカメラ抱えた二人、動きが大きいし気が散ってしょうがない。う〜ん、こいつら音楽なんて何にも聴いちゃいないだろう、なんてことだ! 二人の吹きが終わってピアノソロ?と思ったら佐藤さんは手を止めている。前のカメラマンがレンズ交換のため床に手を伸ばしている時だけ間からミュージシャンが見えるという感じか、鬱陶しいな。ブロッツマン吹きやめる。アルトサックスとベース、森山さんがゆったりと演奏。お、佐藤さんが弾き始める。目の前にいたカメラマンと兄ちゃんが交代。席をたった瞬間だけ視界が開ける。森山さんと佐藤さんのバトル、こういうのヨーロッパ人好きそう。ピアノとベースのデュオになった、と思ったら森山さんもつけて行く。手をもう少し休めてもいいのに。森山さん凄すぎる、いや、倒れないか心配。ベースのお兄さんよく頑張ってる。バスドラの踏み込みで床が揺れる、コンクリートの打ちっ放しじゃないのかな?振動が伝わってくる。佐藤さん省エネだー。アルトのMatanaがネックレスを外した。もう20分くらい叩きまくり、倒れないでよ!佐藤さんが柔らかく弾くとMatanaが乗せて行く、掛け合い。ベースとのトリオとなり、少し休めた森山さん。ベースとピアノ合わせていい感じ。お、ブロッツマン乱入(吹き始めたというべきか)。森山さん叩きまくる。そろそろサボってもバチは当たらないのでは?大音量だけど一本調子の吹きまくり、緩急がないので眠くなってきた・・・・。目の前のカメラのせいで視界が遮断されてるし、集中できないのよね。メモを取る手が止まってた・・・。30分のところで一旦ストップ(曲が終わったと書くべきか)。少し休憩するのかと思ったらすかさずクラリネットに持ち替えて吹き始めるブロッツマン、後ろから文句が出たのかな、カメラにダメ出しが。これで見やすくなるな。ベースとドラム手を休める、asとclのデュオに佐藤さんが細かく絡んでつけて行く。いい感じだぞ。bsとdsのデュオ、pとasのデュオとかパターンが変わるが、どうして延々なんだろう、もうブロッツマンのスタイルなんだろうけど、最後は森山さんがガガガガガと盛り上げてバシーン!と叩き斬る、こうしないと終わらない感じ。え?終わり?って感じで吹きたらないMatanaが尻切れとんぼみたいになって笑っている。で、場内はものすごい歓声。一部は45分。





[6865]   管理人      2019/09/20(金) 11:57
 ロンドン cafe OTO初日二部・三部
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2019年9月6日 ロンドン
Cafe OTO 初日ライブレポートその2
ページ管理人塩之谷の投稿です。
今日は三部構成で、二部はハン・ベニンクのドラムソロ。昔よく名前を聞いた人なんだけど、ご健在なんだ!なんて言っちゃいけないな。「あのドラム聴いたあとじゃ頑張らなきゃ」みたいなことを呟いたような気が。いや〜、面白いっつうか、一人でこれだけよくやるね、って感じ。コミカルに口にくわえたスティックを鳴らしてみたり、かかとを靴ごとスネアに載せてプレッシャーを変えて音の高低を変えたり。「俺はロングプレイヤーじゃないんで」と言ってるけど、何のなんの。ドラム一人で色々なさいますなぁ。
どうも雰囲気的には、今日の観客のお目当はハン・ベニンクさん、その前の森山さんを見てびっくり!って感じかな。2部が終わったら帰る人もちらほら。3部はスチールギターとドラムの女性のデュオ、ってことだったんだけどそこに予定を変更して再度ブロッツマンが入るということで歓声が上がり、トリオの演奏。うーん、テーマもあるのかないのか、演歌調のソロ、ブロッツマンの延々吹きまくり、それにスチールギターがちょっと単調に聴こえて、エレクトリックサウンドが続き意識が遠のいてしまった。舞台構成からいうと彼女たちを最初に持ってきた方が良かったんじゃないかな〜って感じでちょっと残念。しかし写真おじさんたち、こんなに高く手をあげたり覗き込んだりして、後ろでみてる人にも邪魔だろうしミュージシャン気が散らないのかな。
さあ、まだ初日が終わったばかりだ。明日明後日はどんな展開になるのかな?楽しみ。





[6864]   管理人      2019/09/20(金) 11:55
 ロンドン cafe OTO初日一部
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2019年9月6日 ロンドン
Cafe OTO 初日ライブレポートその1(長文注意)
管理人塩之谷の投稿です。
7時半開場だから7時頃行けばいいかとたかをくくっていたら、6時45分頃に藤森さんから「もう行列できてる」と聞いて慌ててホテルを飛び出る。わー、もう20人くらいいる!座席数も少なそうだし、まさか立ち見じゃないだろうね、とYAMさんと顔を見合わせる。行列の中にというか、座って待っている人もいるんだけど屋外なのでタバコをプカプカ、勘弁してほしいけどじっと我慢。入り口で名前を言っても登録されてないみたいで、確認メールを見せてやっと入れた。YAMさん夫妻が席を確保してくださって、最前列右の端。写真とか撮ってもいいんだろうかと聞こうかと思ったら、最前列の人たちはすごいカメラ持ってる。バーカウンターでビール頼みに行くと、もうたくさんの人が立ち見してる、いやー私たちもしこの中に入ったら前の人に隠れて全然見えないわ。
カメラ持ってる人、録画の準備してる人、全部で観客は100人くらいいるのかな、いや、もっとか。
ブロッツマンがテーマ?らしきメロディーを吹きまくって終えると佐藤さんのソロへ。この佐藤さんと森山さんの合わせ方、ヨーロッパ人受けしそう。熱心な観客、拍手は少ないが皆頷きながら、逆にスゲ〜って感じで首を左右に振っている人も。いい反応だ、熱気が伝わってくる。窓の外から覗いてうんうんと首を縦に振っている人もいる。ブロッツマン乱入、って感じで森山さんと佐藤さんの会話に割って入ったみたいな。ウキュー、ウキョー、ボボボボ、ドカンドカン、ドシャメシャ・・・ブロッツマンに森山さんの手元が隠れて見えないや、テーマがあるのかないのか、ちょっと終息感はあるんですけど吹きやめないブロッツマン、ドラムソロへ行くのか?このまま終わるのか?最前列のカメラを構えた人が、二つ席を占領して行ったり来たり座り直して、ブロッツマンを舐めるように狙って撮っている。う〜んそろそろ場面転換があってもいいんじゃないかという感じ、エンディングっぽいメロディーが延々続いている。ドラムソロして欲しいんじゃないかな?あ、またバリバリ吹き始めた。いつまでも曲が終わらない感じがする。佐藤さんは姿勢良く鍵盤を弾くというより押しまくっている感じ。信正の師匠なのに、なんか姿勢は対照的だなぁ。ドラムソロに入った?でもそれほど長くないが、ずっとバックで叩きまくってるもんなあ、ここまで何分だ?森山さん。隣のお姉さんが膝を抱えて裸足でノリノリで聴いている、ん〜外反母趾相当ひどいな。舞台に向かって右端最前列の私、この席からだと真正面奥にピアノの佐藤さんの顔、手前に森山さんだが、ブロッツマンが中央じゃなくて右のほうに立って吹いていることが多く、私の席からは真ん前にブロッツマン、左半分は観客席という感じで聴衆の反応がよく見えて面白い。ぽかんと口を開けている人、びっくり目の人。目をつぶって聴いている人はあまりおらず、釘付け!って感じの人が多い。延々と続くサックス、そういや、昔新宿ピットインでやった時も60分一本勝負!ってな感じだったなぁ。森山さん「どうするんだろ?」的な顔でブロッツマンを見上げる。今のなんとかいう曲のテーマに似てた、It’s all right with me? ここらで一旦休んでMCとか入れても良くないか?少し聞く方も疲れてきたか、と思ったら森山さん叩きまくり、わ〜森山さんの音量と手数で雰囲気が全く変わるわ!佐藤さんはあくまで姿勢を崩さない、さすが。森山さんは叩きまくって斬って捨てるみたいにガシャーン!と曲を終わらせた。大歓声!
何か話すかと思ったらすかさずブロッツマンがクラリネットに持ち替える、佐藤さんとデュオイントロ。森山さんがブラシを持つ。何年か前にピットインでやった時、合計200才トリオとか言ってたきがするけど、今何才なんだろう?とネットで検索してみたら、ブロッツマン78才、佐藤さんが10月で78才、森山さんが74才で合計230才!?!?びっくり!この年齢に唖然としてしまったが聴衆はご存知なのかしらん。改めてこのトリオの怪物ぶりに驚愕。しかし本当によく吹くわ〜。なんともタフなおっさん、いやチャンジーたち。森山さん叩き斬って捨てる技を駆使して曲を終わらせる、でないといつまで続くかわからない。
最後はまたテナーを吹くブロッツマン、しかしよくこれだけ吹けるもんだ。ステージを終えて森山さんは(わざと?)よろけてお辞儀をする。3人で舞台の中央で挨拶して去って行く。









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